去年長野で千曲川の氾濫により大水害が起き新幹線が10編成が廃車(うち2編成はJR西日本車)なったニュースを覚えている方も多いと思います。
同時期上越新幹線向けに製造していた同じ型の車両を北陸新幹線に振り向けたため二階建て新幹線MAXは2023年まで残る可能性があるとJR東日本新潟支社は当時見解を示していました。
しかしバブリー企業であるJR東日本は間髪置かずになんと一度に大量12編成をメーカーに発注、来年秋には出揃い二階建て新幹線MAXを引退させる意向であることがニュースになっていました。
もともと来年春で引退の予定だったのですが8編成が廃車になってもわずか半年遅れにとどめたわけです。
北陸新幹線用の車両は1編成33億円なので単純に計算すると396億円になります。
さすがバブリー企業、400億円の出費など会社規模から見れば大した額ではないということです。
現在上越新幹線はほぼ全線で275km/h走行が可能なよう対策工事(主に騒音対策)が行われおりこれで予定通り275km/h化ができることになります。
新幹線MAXは重すぎて加速が悪いうえに240km/hしか出ず高速化の大きな足かせになっていましたがそれが解消されます。
ただ275km/h化されても時間短縮効果はほんの7~8分程度しかないそうですが。
Posted at 2020/12/25 02:23:37 | |
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