コルトプラスの車庫の近くに以前高齢のお婆さんが1人で暮らしていた家があるのですが亡くなってかなりの年数が経ち庭木を管理する人がいなくなってゆうに30mはあるイチョウの巨木が道路に実を落とすようになりました。
風が吹くとコルトプラスの車庫の前にも飛んできます。
中には当然イチョウの種子である銀杏が入っていますが銀杏は大半は二面体ですが3~4%の確率でたまに三面体のものがありこれはメス木になる銀杏であると言われています。
そして昨日たまたまコルトプラスの車庫の前に落ちていたイチョウの実を剥いて銀杏を取り出したところまさかの三面体でした。
人から頂いて乾燥して発芽能力のない銀杏では見たことがありましたが自分で拾ったイチョウの実では人生で初めて見ました。
というわけで今は水に浸して近々植えることにしました。
結果が出る(結実する)のが早くて5年以上平均10年程度だそうで早死にの家系の私が結果を見るのは難しい気もしますがこれだけは確かめたいんです。
で、ここからが本題なのですがイチョウ並木で有名な大阪の御堂筋は昭和8年からまだオスメスのわからない苗木を植えたそうですが972本中メス木が256本だそうです。
勝手に空き地などに生えているイチョウも案外メス木が多いですよね。
そうなると矛盾が生じます。
メスになる三面体の種子が3~4%ということは1000本植えてもメス木はわずか30~40本程度しかないことになります。
しかし御堂筋のように種から育てたイチョウの苗木を植えたイチョウ並木は実際にはその7倍くらいのメス木があり二面体でもメスになる種子が一定数あるということになります。
二面体の銀杏をよく観察すると三面体の銀杏の形に酷似した形の銀杏があるのですが私はこれもメス木になるのではないかと推測しています。
厚みのない二面体で上下左右均等な大きさの銀杏が多数を占めますが二面体でも真ん中の半分が極端に厚みのある銀杏がたまにありこれがメス木になるとすると御堂筋のオス木メス木の割合とほぼ一致すると思われるからです。
そうでなくてはこの本数になりません。
学者の間でも同様のことが言われてるようですが正確なことはいまだに研究中なようです。
自由研究レベルかと思いきや学術的にはいまだ謎が多いんですね。
Posted at 2024/10/30 04:05:03 | |
トラックバック(0) | 日記