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修理不可能になるまで乗り続けたいクルマ - レンジローバー
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CRR1987
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ランドローバー / レンジローバー
不明 (1989年) -
- レビュー日:2017年10月25日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 5
- 満足している点
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オフロード性能とオンロード性能を極めて高いレベルで両立した、スペンキングの設計思想。
また、現代彫刻としてルーブル美術館にも展示された秀逸なデザイン。
特にグラスエリアが大きくすっきりとしたデザインとなっています。
着座位置が高く、ピラーも細く見切りが良いため運転しやすいところも気に入っています。
20年間保有していますが、今でも乗る度にワクワクさせてくれます。 - 不満な点
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エアコンではなくクーラーなので、ヒーターをかけながらの除湿ができず、寒い雨の日は窓が曇りまくること。
古い設計のエンジンなので、燃費が悪いこと。
センターデフのバックラッシュが大きく、アクセルON/OFF時やクラッチミート時に気をつけないとガッコンガッコンなってしまうこと。(極力急な操作を防ぐことで回避しています) - 総評
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ノーマル状態でもオンロードとオフロードの走行性能が高いレベルで両立できているクルマです。
誰にでもお勧めできるクルマではありませんが、故障を楽しみながら修理できる方であれば、素晴らしい「おもちゃ」になることと思います。
私は、重整備以外は自分で修理を行っていることもあり、ますます愛着がわいてきています。
今後、部品が入手できなくなって、修理不可能になるまで乗り続けようと思っています。
- 走行性能
- 無評価
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1987年式(model-yearはDA)英国仕様 ガソリンV8 3.5L インジェクション 5速マニュアル(ショップが1996年に英国より中古並行輸入)を中古で購入し、20年間乗っています。
エンジンは、オリジナルのV8 3.5Lなので後年のクラシックレンジと比べると少し小さめですが、車重が比較的軽いこともあり必要充分なパワーはあります。
また、初期のインジェクション(エアフローメータがホットワイヤー式ではなくフラップ式)なので、センサ類が少なくECUの制御方式も異なり、少々荒々しい吹け上がりのエンジンフィールです。(エンジン制御方式が異なるディスコ1 ガソリンV8 3.5Lマニュアル車との比較)
ただ、低回転時のトルクはやや物足りない感じもします。
サスに関しては、オフロードのモーグルなどでの足の伸び(特にリア)はノーマル状態でもアクスルが外れるかと思うくらいストロークし、素晴らしいものがあります。
この年式はコイルスプリングでスタビライザー無しなので、オンロードのコーナリング時のロールは大きいですが、フルタイム4WDということもあり、気持ちのよいコーナリングができます。
また、トランスファーのロー側の減速比が大きく、這うようなスピードでクローリングすることができます。
この年式はセンターデフのフリー/ロックが手動で切り替えられるようになっているので、グリップの良いオフロードなどでは意図的にセンターデフを生かしたままにすることが可能です。
- 乗り心地
- 無評価
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ソフトなコイルスプリングと減衰力弱めのショックにより柔らかめの乗り心地となっていて、まるで船に乗っているようですが、オフロードでの突き上げは少なく、自分は心地よく感じます。
なお、急ハンドルはグラッときて同乗者が不快になるので優しい運転が必要です。 - 積載性
- 無評価
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荷室は広く、リアシートを倒すとさらに広大な荷室が広がります。荷室はフラットなので使いやすいです。
私のクルマは貨物登録(1ナンバー)に用途変更していることもあり、文字通り優秀な貨物車となっています。 - 燃費
- 無評価
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燃費は悪いと言わざるを得ません。市街地でリッター5kmくらいです。最近は4kmくらいになってしまいました。
高速でもリッター7kmくらい。
数少ない欠点のうちの一つです。 - 故障経験
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私の1987年式は構造的にシンプルで、ABSなし、パワーシート無し、サンルーフ無し、ECUにマイコン不使用、ステッパモータ不使用、エンジン制御用センサの数が少ないといったこともあり、ローバージャパンで正規輸入された1990年以降のレンジより比較的故障は少ないと感じています。
基本的なメカ部分は堅牢に設計されているので、普通に使っていればとても丈夫です。
ウイークポイントは悪名高きルーカス製の電気的部分です。
これまで所有してきた20年の間での故障の多くは電気的な部分で、走れなくなってキャリアカーに載せたのは1998年頃に燃料ポンプが故障した時の1回のみ。
これまで経験した故障をリストアップします。(消耗品の交換はのぞく)
・燃料ポンプ故障(走行不能になりキャリアカーで帰宅)→修理工場で新品を輸入してもらい交換。
・オルタネータのレギュレータ故障→1回目はイギリスよりリビルド品を購入し自分で交換。2回目はレギュレータのみイギリスから購入し自分で交換。
・パワーウインドウ故障(前後左右ドア、順番に壊れる)→ヤフオクでモーターの中古品を購入し、自分で交換。なお、リア左右は修理せず開かずの窓となっています。
・クラッチマスターシリンダーオイル漏れ→イギリスよりシールキットを購入し、自分でオーバーホール。
・クラッチスレーブシリンダーオイル漏れ→イギリスよりシールキットを購入し、自分でオーバーホール。
・リアアッパーゲートのガスダンパー劣化→イギリスより購入し、自分で交換。
・エギゾーストダウンパイプ(左右)およびYピース穴あき→イギリスより購入し、修理工場で交換。
・クラッチディスク、カバー交換→イギリスより購入し、修理工場で交換。
・天井布の剥がれ→ルーフライニングを購入し、自分で交換。10年後にまた剥がれてきたので、天井布を全面はがして、FRP用ペンキで塗装。布がなくなったので、これで二度と剥がれる心配はなくなりました。(笑)
・エンジン制御ECU故障→まず原因究明に時間がかかりECU故障と特定するまで約4ヶ月。(天気の良い土日しか作業ができないため)
ECU修理業者へ修理を依頼しましたが、直らず。次に中古品を探したのですがECUは世界的に入手が困難で、困り果てていたところ、親切なランドローバー専門業者(英国四輪駆動車部品販売様)より中古品を譲ってもらい、自分で交換。半年ぶりに復活。
・スピードメーター故障→イギリスより購入し、自分で交換。
・ドアヒンジの摩耗→イギリスより購入し、自分で交換。
・ヘッドライトスイッチがバラバラに→イギリスより購入し、自分で交換。
・イグニッションスイッチ故障→イギリスより購入し、自分で交換。
基本的に重整備以外は自分で整備をしていて、車検も毎年自分で通しています。
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