
【切符を購入】
次の休みにVIEWプラザを訪れ、受付嬢の方に10月末日のあけぼのと東北新幹線の切符、竜飛海底駅の見学ツアーの申し込んでみました。この時点では河北新聞によるあけぼの廃止報道は出ておらず、大手掲示板もまったり進行で秋恒例の廃止、継続の論争がゆる~く論議されいる状態でした。
該当日の下りあけぼのはAシングルデラックス/Bソロ/開放B/ゴロンとシートどれでも選べるとのこと。
個室から海が見たいというイメージがあったので要望を出すと編成表を確認してくれました。Aシングルデラックスは海側が通路とのことで候補から外れ、Bソロなら見えるところが1部屋ご用意できますとのことでこちらをお願いしました。
カシオペアの乗車経験から下段の方が揺れが少ないと思っていたもののBソロ上段の展望の良さを勧められ、安眠を捨て上段をチョイスすることとなりました。
次に東北新幹線の方はやっぱりはやぶさに乗りたいとのことで現地出発時間と東京到着時間、帰宅時間を考慮して18:24発のはやぶさ18号をチョイス、窓側の席を用意してもらいました。「新幹線の景色はどうなんですかね?」とうっかり聞いてしまったが「ああこの時間だと真っ暗でしたね」と自己解決(汗)
懸案の竜飛海底駅の見学ツアーについてはすでに売り切れということで青森を中心に旅をすることが決まりました。
青森という初めて訪れる土地の情報が無いままスタートを切っていたので^^;帰宅後に図書館に行って2013年版るるぶ青森と東北方面の鉄道本を借りてきて旅程の検討に入ります。
漠然と決めていたのがあけぼの降車後はレンタカーで移動しつつ、線路際からあけぼのや東北の貨物列車の撮影、空いた時間に観光でもということ。宿泊は足を延ばさないと勿体ないということもあり弘前に決めました。理由としては弘前はあけぼのも停車する駅なので夕方の上り2022レの撮影が可能(陽が暮れてからなのでSSは落ちるけど…)なので調度良い、曜日によっては通過するトワイライトエクスプレスも流せばゲットできるのでは?との期待もあります。
さて旅行ガイドや鉄道本を見ていると五能線がクローズアップされてきます。白神山地と日本海にはさまれた海沿いのローカル路線ですがリゾートしらかみという観光列車が日に4本走っているようです。宿泊地の弘前にも止まる列車があることから、十分に乗車可能だと検討に入ります。
しかしこのリゾートしらかみの乗車時間と、前日の上野出てくる下り2021レあけぼの(秋田~青森辺りで)の撮影がバッティングしてしまいます。
散々悩んだ挙句、弘前をレンタカーで朝一に出発することに決めました。有名な大仏公園か陣場のお立ち台であけぼのをゲットして大館まで行きレンタカーを返却。
JRで東能代に向かいりぞーとしらかみへ連絡することとしました。戸津川警部の様に時刻表を追いかけると大舘から特急津軽4号に乗れれば東能代で連絡できます。
列車の始発駅の秋田からは乗れないけれど、五能線の起点駅からの乗車にはなるので悪くはない選択と思い決定しました。
翌日の早朝。通勤途中にみどりの窓口に立寄り最後尾で進行逆向きながら切符を取ることに成功、やはり平日は取りやすいみたいです。
また夜行寝台特急なので出発が上野21:16、カメラを振り回すにしても光量不足でぶれぶれになってしまうことが予想されたのでかねてから気になっていた18.5mmf1.8(35mmでいう50mm単焦点)レンズを購入することに、家電量販店に買いに行く時間も無かったのでAmazonでポチってみたところ、無事出発の2日前には手元に届きました。

これでNikon1V1に10mm-30mm(約27mm-82mm) 30-110mm(約82mm-300mm) 18.5(50mm単焦点)レンズ3本に1脚、小型の3脚(3脚は結果的には使わず)という装備です。カメラの方は購入特典で付いてきた皮ケースに入れてゆくことにしました。補助グリップが使えなくはなりますが出し入れが楽だし、首から下げてても多少の接触などあまり気を使わないで済むので。
またあけぼののBソロは荷物置き場に困るという情報だったのでキャスター付バックは不可、一人旅だったので最低限、着替えなど準備してパンパンの肩掛け鞄にウエストポーチ、予備として念のためにエコバッグ2つを畳んで持っての出発とです。
【出発】
当日は昼勤最終日だったので通勤鞄(リュックサック)に加え旅行鞄を担いでの大げさな恰好で出発。品川駅のコインロッカーに旅行鞄だけ放り込み、仕事に向かいます。「今日は何が何でも定時に帰るよ」と宣言して仕事をスタート。幸いにも大きなトラブルも無く17:40に終業。ロッカー室併設の
シャワーでさっぱりして髪を整え、最寄り駅より京浜東北線でまず品川駅で途中下車、いつもは一緒に帰る同僚に「今日はちょっと用事があるからさ」と言うと「どこかいくんですか?」と訊ねられたので「うん電車撮りに行くんだよ」と回答しておきました。ただし青森まで行くというのは内緒にしておきましたが^_^;いろいろと面倒なので…でも電車撮りに行くのは嘘ではないからね。
朝一に立寄ったコインロッカーへ行き旅行装備を取り出し、今度は通勤鞄をコインロッカーへ放り込みます。最近のコインロッカーはキーレスでSUICAが鍵代わりになるのは知らなかったよ。定期券で一度改札外へ出て、今度は都区内から有効の乗車券で再入場、京浜東北線に再び乗り19:40頃上野駅へ到着しました。運悪く出発に間に合わず、新幹線で追いかけ高崎で乗車するケースもあると聞きますので上野に着いた時はほっとしました。

まだ時間もあるので7-8番線ホームの立ち食いそば屋に立ち寄り、きのこ天そばをすすります。
「旅の始まりは駅そばから」という言葉をどなたかのブログで読み、駅そば好きとしては共感を持った次第です。

美味しいそばを頂いた後、次は食料と飲料の調達です。あけぼのにはワゴン販売も自動販売機もありません。上野駅コンコース内のお店を覘いてみると20時過ぎにもなると駅弁屋も品薄、上野のご当地弁当をとも思ったが新潟のもち豚弁当が美味そうなのでこちらにした。今回は運転停止で縁の無い新潟ですが、とても美味しそうだったので誘惑に負けました。
書店などで少し時間をつぶした後、地上ホームへ向かいます。長い階段を降り13番線ホームの中央辺りに着きます。
五つ星広場には年配のご夫婦と親族だろうか大きな声でお話をしている。雰囲気から同じ列車で帰る人のようです。

今回乗車する6号車のデッキ案内板を撮影、ワイヤーロープに吊るされた北斗星、カシオペア、あけぼの名門特急列車の案内板に心が躍ります。今夜はいよいよあけぼので青森を目指します。
入線まで30分ほどありましたが、飲料を早めに入手しようとNEWDAYSに立寄り恵比寿ビール500mℓ、一番搾り350mℓ、1ℓのミネラルウォーター、カップ入りロックアイス、じゃがりこを購入して14番線のホーム先端に移動しました。
21:00ちょっと前に「当駅始発の寝台特急あけぼの号参ります」のアナウンスがあり、最後尾の貫通扉を開けたままあけぼのが推進回送されてきました。
当日撮影できなかった写真については別の日に撮ったものを掲載しています。
Posted at 2013/12/18 13:05:12 | |
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