2019夏アニメ総括（その２）

評価法は下記の星評価にて。
★★★★★５　傑作
★★★★４　秀作
★★★３　佳作
★★２　凡作
★１　駄作
☆は0.5

戦姫絶唱シンフォギアＸＶ
五期に渡ったシリーズもとうとうクライマックス。ぶっちゃけ熱さと勢いがあれば話の整合性に多少難があっても許してしまえるのがシンフォギアですが、幾分力技ではあったものの今までに敷いた伏線を回収して大団円に持って行ったのは天晴れ。最終章だけに製作側の力の入れようも尋常ではなく、作画だけ取ってもラスト二話は総作監３人＋作監13人(!)のまさにサテライト挙げての総力戦、スタッフロール見てるだけで目頭熱くなってしまいました。もう続きは無いのだと思うと寂しくなりますが、スピンオフで日常篇を描いたOVAとか期待したいです。長きにわたり出演者及びスタッフの皆さんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。ちょっとおまけで…★★★★４

ソウナンですか？
飛行機事故で遭難した四人の女子高生の無人島でのサバイバル生活を描いた、ゆるキャンならぬガチキャン。コメディータッチとお色気で口あたりマイルドにしてありますが、内容はさいとうたかを先生の『サバイバル』並に超ハード。人間の尊厳を失いかねない極限の生存テクニックが紹介されてて、特に最終話はSAN値ゴリゴリに削られた感あり。ありきたりのHOW_TOものとは一線を画す夏アニメの中でもユニークな存在でした。彼女達の生存戦略はまだ始まったばかりだ、の…★★★３

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか？II
二期なんて無かった、いいね (-᷅_-᷄๑)
…☆０.５

ダンベル何キロ持てる？
需要の方向性が疑問とか言ってすみませんでした。初回観た時点では完全にインパクト勝負の色モノだと思ったんですが、いやいやギャグアニメとしても筋トレのインストとしても非常によくできてました。はっきり言ってネタは中学生レベルでしたが、失笑じゃなくてきちんと笑える仕立てになっていたのは、山﨑みつえ監督の手腕に依るところが大きいと思います。そして何よりヒロイン(紗倉ひびき嬢)が滅茶苦茶可愛かった。これが最大の勝因かと。美味しそうに食べる女子は最強という持論をまた強固なものとしてくれました。勿論夏アニメヒロイン中のダントツナンバーワン、これ以上ないくらい嵌まっていた中の人(ファイルーズあいさん)の声と演技がさらにキャラを魅力的にしていたと感じます。巷間「安定安心の動画工房」と評判を取る老舗のスタジオさんですが、その名声は伊達ではなかった…★★★★４