『フォードvsフェラーリ』を観てきました

The movie, of the GT40, by the GT40, for the GT40. dedicated to Kenn Miles.


昨日、MOVIX日吉津さんで10日に公開になった映画『フォードvsフェラーリ』を観てきました。

ネタバレも無粋なのでストーリー紹介は省きますが(おお、なんと便利なフレーズ)、想像以上の力作で滅茶苦茶楽しめました。少なくとも車好きなら絶対絶対観に行った方がいいです！

ただ、観る側として注意しておいた方がいいのは、事実を元にしているとはいえ、映画というエンターテインメントである為、必ずしも全部が全部史実通りに描かれているわけではないこと。車やレース方面に明るい方が史実を忠実に再現したドラマを求めて行くと、首を傾げる部分が目について、そこが気になってしまう可能性はあります。実際ネットでもそういう感想を目にしましたが、自分の意見としては、小姑のように間違い探しに血道を上げてイライラするより、持ってる知識で事実と異なるところや描かれてない部分を脳内補完して楽しむ方が、ポジティブにお金を払った対価が得られると思います。

まあ自分の場合はぼんやりした知識しかありませんから、そんな小難しいことは１ミリも考えなくて、カッチョイイGT40が存分に走り回るシーンを観られただけで大喜び。ガッツリ1,800円(メンズデーだったので本当は1,200円でしたけど)の元を取ってお釣りがくるぐらいでした。やっぱり実車の実写はモノホンの持つ生々しい迫力が圧倒的で訴求力がダンチです。

ついつい車に目が行きがちですが、ドラマ部分もよくできていているので車に興味ない人でも欠伸が出る心配は無用ですし、目を覆うようなお色気シーンもありませんから子供さんもＯＫ。

この週末は是非ご家族やお友達を誘って一緒に映画館に出かけて楽しんではいかがでしょうか。お勧め！


※車で行くと帰り道ついついアクセル踏みがちになるのでご用心