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2018年03月04日 イイね!

OVER KILL『WHITE DEVIL ARMORY』『THE GRINDING WHEEL』

このディスクレビューもご無沙汰で、振り返ってみると4年ぶりですわ。
ということは、HM&HRの新盤もその間買ってなかったってことです。えらいこっちゃ。

そんなお久しぶりに購入したオーヴァー・キルの近作2枚『WHITE DEVIL ARMORY』『THE GRINDING WHEEL』ですが、結論から言ってしまうと、

良い。凄く良い!



WHITE DEVIL ARMORY




THE GRINDING WHEEL

オールドスクールなスラッシュ・メタルというバンドの主軸は不変であり、作風は2010年リリースの『IRON BOUND』からの流れを汲む、アグレッションとフック満載の楽曲を中心に、ドラマ性に富む長尺曲を絡ませてうねりを作りながら、全編を怒涛の勢いで駆け抜けるスタイルを踏襲。両作ともクオリティの高いチューンが並び、聴く者を飽きさせません。
ボビー “ブリッツ” エルズワースのヴォーカルも衰えるどころか老いてますます盛ん。ほんまにこれが還暦近いオッサンかと疑うパワー・シャウトでガンガン押してくる。盟友D.D.ヴァーニを始めとするバッキングメンバーも鉄壁のプレイで抵抗の隙微塵もなし。

ベテランの風格と貫禄を備えながら、尚も成長を続けるオーヴァー・キル。バンドの旬はもしかしたら‘今’なのかもしれません。
嗚呼、去年のラウドパーク行っときゃよかったorz




※同時購入したMEGADETHの『DYSTOPIA』。おしなべて歌メロの弱さが目立ったのが惜しまれます。その一点以外はさすがムステイン大佐という舌を巻く完璧な出来だっただけに、返す返すも残念です。


Posted at 2018/03/04 23:19:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディスク・レビュー | 音楽/映画/テレビ
2014年01月03日 イイね!

今年の初音

ミクさんの話題だと思った方、ゴメンナサイ。
私の2014年のハジメテノオトは、天使は天使でもはい、コチラ



DEATH ANGEL『THE DREAM CALLS FOR BLOOD』

去年後半からヘビロテ中。オープニングのギター・イントロが終わって、音が放たれた瞬間体中の血が沸騰します。ヘッドフォン付けてても首を振らずにいられない、これぞスラッシュ!という激烈チューンが居並び、ヘッド・バンガーズを天国へと誘います。BURRN!誌の前田編集は「中盤ダレるが問題ない」の一文を贈呈し賞讃していましたが、まったくその通り。確かに中盤アグレッションが減衰しますが、曲自体はしっかりとしたメロディとフックを備えているので退屈とは無縁です。例えるなら、カタパルト離陸の後前半の余勢を駆って悠々と滑空し後半アフターバーナーに点火しドカンと再上昇というイメージ。実に爽快・痛快、いい汗かけますよこれ。
スラッシュ・メタルの理想がここにあると言ったらちょっと褒め過ぎかもしれませんが、「金返せっ」て言われることは1000%ないと保証します。ボーナス・トラックはサバスのHEAVEN AND HELLのカバーですが、原曲へのリスペクト溢れる作りに'07のラウドパークでのロニーの勇姿が甦り思わず涙が…。
最近この手の音楽への欲求が衰え気味だった自分のケツをガツンと蹴り上げ、やっぱりメタルは最高だと思わせてくれた一枚。不見転で買っても後悔なし。おすすめ!

Posted at 2014/01/03 22:48:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | ディスク・レビュー | 音楽/映画/テレビ
2013年02月24日 イイね!

BUCKCHERRY 「CONFESSiONS」



ヒャッホォォォウ!最高だぜえええー!!

復活後の三作、15、BLACK BUTTERFLY、ALL NIGHT LONGいずれも良い出来でしたが、今作はそれを上回るというか、バックチェリーの最高傑作ではないでしょうか。

アルバム冒頭の“Gluttony”からラストの“Dreaming Of You”まで、キック力とフック満載の楽曲がぎっしり。欠伸の出る隙など一瞬も無く、ノン・ストップで駆け抜けます。

BURRN!誌読んで、セーソク先生そんなベタ褒めして大丈夫か、ライナーノーツのお仕事貰ったリップサービスじゃないのと訝っていましたが、すんません、仰る通りの素晴らしい出来映えでした。

もし、今年リリースされる他のHR/HMのアルバムが全部クソだったとしても、この一枚で全てが救われる。もっと単刀直入な言い方すると、これが2013年のベストアルバムだろお!

ファンの贔屓目を差し引いても、“バックチェリーの”という但し書き不要な、紛れもないハード・ロックの名盤認定。オススメdeath!

Posted at 2013/02/24 11:42:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ディスク・レビュー | 音楽/映画/テレビ
2012年07月05日 イイね!

SAXON 「CALL TO ARMS」

SAXON 「CALL TO ARMS」近作が割とHard & Heavy路線で腹にたまる感じの内容でしたが、それらに比べると本作はライトな印象。
ライトというと誤解されるかもしれませんが、音が軽いとか中身が薄っぺらいという意味ではなく、ノリがいいと言った方が適当かも。

収録曲も、テンポ良く失踪する①③、哀感と雄々しさを湛えた唄声が心を打つタイトルトラックのバラード⑤、力強いメタルナンバーの⑦、小刻みな横ノリで快活にラストを締める⑩、と要所要所をビシッと押さえて小気味いい作品に仕上がっています。伸びやかに気持ち良く弾きまくってるギターもGoo!

唯一、うっすらとノイズのベールがかかったようなヴォーカルの処理が残念ではありますが、2、3曲聴いていくうちに気にならなくなるので、目くじら立てるほどではないかもしれません。

まったく充実の内容で、これほどの作品なのになぜ日本盤がリリースされないのか理解に苦しみます(いわゆる大人の事情なのだと察しますが)

'80年のドニントンのライヴの様子(前のめりの演奏が微笑ましい)を収録したボーナス・ディスクも良い出来なので、輸入盤でも手に入れておくべき。エクセレント!

Posted at 2012/07/05 19:55:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | ディスク・レビュー | 音楽/映画/テレビ
2012年06月09日 イイね!

ANNIHILATOR 「ANNIHILATOR」

ANNIHILATOR 「ANNIHILATOR」もったいない。本当にもったいない。最大級の残念美人。

本作の最大にして唯一の欠点、貧弱な歌メロが全てを台無しにしている。
ヴォーカルのデイヴ・パッデンに任せているのかジェフ・ウォーターズ自身が手がけているのか知りませんが、いささか単調で、インストパートで盛り上がった気分が、歌パートに入った途端テンション急降下というパターンがほぼ全ての曲で繰り返されます。

身悶えするほど素晴らしいリフやフレーズがキラ星のごとく散りばめられているだけに、「なぜだ?」と落胆を通り越して憤りさえ覚えました。この落差に耐えられる人は相当のマゾヒストに違いないと。

音楽的才能において、デイヴ・ムステインが天才であるようにジェフもまた天才でありますが、欲の無さと正直さは時にマイナスに作用します。独裁者になることで手に入れられる成功と到達できる高みもある筈。もっと貪欲に傲慢になれ。ミュージシャンズ・ミュージシャンで終わってしまうのはあまりにももったいないですし、他ならぬジェフ自身もそれを望んではいないと思うから。

Posted at 2012/06/09 19:58:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ディスク・レビュー | 音楽/映画/テレビ

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