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2019年10月25日 イイね!

『空の青さを知る人よ』とちょこっと『HELLO WORLD』


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10日ほど前の土曜に劇場アニメ『空の青さを知る人よ』を観てまいりましたので、個人的に感じたことなどつらつらと書き綴ってみます。

キャラ紹介やあらすじとかはうまくまとめられる気がしないので公式をご覧ください。

【作品の推しポイント】
 ①メインヒロインが太眉
 ②楽器と演奏の描写が緻密で丁寧
 ③車=特にジムニーの挙動が自然
 (ちゃんと物理法則がある世界の動きになってる)
 ④意外な男前キャラ(正嗣)がおる
 ⑤おねショタ同人フィールドに新カプ投下(薄い本が厚くなるな)
あと、②関連で、ヒロインが弾いてたエレキベース(サンダーバード・モデル)が、本家ではなくエピフォンだったのは等身大の高校生っぽくて好感度大大大でした d(^_^o)

【鑑賞上の注意点】
 アバンで音楽好きはテンション高くなるシーンがありますが、音楽要素はきっかけ程度の役回りで主題にはさほど絡んでこないので期待してはいけません。(『けいおん!』や『ユーフォ』とは毛色が違います)
 同じ製作チームの前二作(『あの花』『ここさけ』)は忘れた方がいいです。比べてわかりにくい…というのはちょっと違うな。難解ではないけれどふわっとしているというかカタルシスが、そう、前二作ほど明確なカタルシスが用意されてないので、そこをどう捉えるかで評価が変わるかも。
 タレント起用による「中の人問題」は存在します。
頑張ってると思える方もいます。(頑張ってると同情される時点で評価としてはアレとも言えますが)が、そうでない方、いや、頑張ってるんだろうけどどうしようもない方もいて、その人の台詞パートになると無意識に自分の中でテンションがスッと下がるのがわかる。しまいには心の中で「どうして素直にはや◯ん使わないのか…」と溜息つく感じになってました。『ここさけ』では踏み止まっていたのに今作でタレント起用に流れたのはこういう事情↓があってのことなんでしょうけど。

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(アニメスタイル008『ここさけ』特集 超平和バスターズインタビューより抜粋)

声優は画に魂を吹き込むという作品の根幹に関わる重要な役割を担っているのに、どうしてそう簡単にキャスティングを妥協したりないがしろにできるのか自分には理解できません。アニメファン以外の層にアピールするためとはいえ、タレントで呼び込める一般の観客数と逃してしまうアニメファンの数を天秤にかけた場合、果たして見合うメリットがあるのか甚だ疑問です。

話を戻して、作品自体の個人的な感想を述べておきますと、悪くはないものの全体的にちょっと薄味で物足りなさを感じました。前作『ここさけ』と比べた場合には特に。ただ、ネットでは絶賛の声も多数見受けられましたので、自分がわかりやすい味の好きなお子ちゃま舌なのでそう感じただけなのかもしれません。

・・・ ・・・ ・・・

はい、もう本音言います。批判を承知で人でなし発言をしますが、メインにタレントを起用した作品の出来がこのレベルに留まったのは、不幸中の幸いというか結果オーライだったなと後ろめたさを覚えながらも安堵したというのが正直なところです。

『SHIROBAKO』劇中で音響監督が言ってました。「政治的なキャスティングは必ずバレます」と。

大人の事情に下種の勘繰り入れながら斜めに構えて作品を観るなんてことは本当はしたくない、何も考えないで純粋に作品を楽しみたい。作る側もそうでしょう。苦労してマシなシロート探すよりドンピシャの本職連れてくる方がどんなに楽で作品も生気を放つことか。

広告代理店にいいように食い物にされてアニメ業界舐められすぎだろ。どんだけ自信ないんだよ。ジブリを免罪符にするな。あれは成功してるんじゃない、誰も“王様は裸だ”と言わないだけ。

作り手側がいいかげん目を覚まして自ら糺さないと、オリジナルの劇場作品なんて心あるアニメファンから見限られて誰も足運んでくれなくなるよ、ほんとにね。

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※きちんとした記事にしようとしたら筆が一向に進まないので、まとまりとか起承転結無視で思いつくまま書きつけ(後半は書きなぐり)ました。支離滅裂、偏見過多はご容赦を。




《追補》
昨日観た『HELLO WORLD』についてもすこし。

SFに関しては詳しくないしさほど興味もあるとは言えないのですが、すごく新鮮でインパクトがありました。もっとも自分程度の頭では到底理解が追いつかなくて、まだ頭の中がぐるぐるしてますが、恋物語としてのストーリー自体が魅力的なので、小難しいこと考えなくても充分に楽しめました。

冗長さも極力排してあって、スピード感と濃密度が高く、上映時間100分ですが2時間くらいの作品を観たようなボリューム感があって満足度高かったです。

あと、堀口悠紀子神のキャラデザはCG臭をものともしない強大な引力を発揮していて改めてその神通力にひれ伏した次第。

こちらも声優さんの件が瑕疵にはなっていますが、それが無ければ100点満点で93点はつけられる素晴らしい映画でした。

スケジュールが合わなくて1回しか観ることができず、リピートできなかったことが悔やまれますが、見逃さずに済んで本当に良かったと思います。



Posted at 2019/10/24 23:20:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | アニメレビュー | 音楽/映画/テレビ

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