ブログup!はご無沙汰です。
納車(2/28)後、ジャスト3週間で、やっと500kmの距離を刻みました。

基本的に通勤(約25km/片道)で使用しますが、中国出張があったりで距離が伸びていません。
「慣らし運転」の必要性有無の論議はするつもりはありませんが、先の
ブログにも記載した通りの考えで、下記のように進めています。
【慣らし運転】
1st step:~500km:max 3,000rpm+α
2nd step:500~1,000km:max 3,500rpm+α
3rd step:1,000~2,000km:max 4,000rpm+α
⇒エンジンオイル&フィルター交換(M/Tオイルも交換かも)
4th step:2,000~3,000km:max 4,500~5,000rpm
終了 (解禁!)
とは言え、現状でもついつい回し気味・・・【汗】
美味しいパワーバンドが3,000rpmより上にあるので瞬間的ではありますが・・・回しています【笑】
おそらく上記のような慣らしを行えば、「眠たいエンジン」にはならないはずと信じて我慢します【爆】
まだ500km程の走り込みなので深いところまでのインプレッションはできませんが、私なりに感じたことを以下に纏めます。(あくまで私感ですので、意見の相違があるかもしれませんが、ご理解ください。)
【エンジン】
「トルクフルでフレキシブル」
この言葉に尽きると思います。
「2,500rpm+α」をキープしてさえいれば、どのギアでも踏み込むと、「999cc?」と思わせるような加速を行います。
決して官能的な音質ではありませんが、ドロドロと喚くようなエンジン音は迫力があります。(サウンドアクチュエーターやり過ぎか?)
ただし、ギア選択を誤ると、途端に腑抜け状態になってしまい、車から「下手くそ」と・・・【笑】
ですから私は、シフトインジケーターを完全無視して(2速上を指示してくるが)2,500rpmキープ(最低でも2,000rpm)の走りを基本にしています。
【M/T】
現状では、ゴリゴリ感があります。
特に「1st」は入りにくさがあります。(1stに拒否られて、2ndに入れて1stに入れなおすこともあり)
上記の慣らし運転2,000km時点でのエンジンオイルと同時にM/Tオイルも交換するかもしれません。
(パンダ、Lupo GTIで好感触のワコーズのギアオイル)
距離が進めば改善する可能性がありますが、おそらく劇的な変化はないかと思います。
少し気になるのはシフトストロークが長い点です。
もう少し短ければ(Lupo GTI 位)と感じます。(何故故にcoxはシフトレバーを長くするのか・・・?)
クラッチに関しても、繋がってからのストロークが長すぎですね。
【足回り&ハンドリング】
ブレーキに関しては欧州車特有の、初期からガツンと効くタイプです。(純正パッド特有の食い付き感あり)
もう少し、初期制動を緩くして、踏み具合(ストローク)でコントロールできるブレーキになればベストであると思います。パッドを交換するだけでも変化があるでしょうね。
いずれ低ダストタイプのバランスの良いパッドに交換するつもりです。(先日洗車したが、フロントホイールのダストは半端ない・・・)
尚、リアはドラムですが、レースを行うわけではないので問題ないと考えます。
サスペンションについては、他のオーナーと異論があるかもしれませんが、意外とストロークがあり、ソフトであると思います。
タイヤの偏平率の低さと強化されたブッシュからくる、強い路面反応(ハーシュネス)はありますが、これはこれでバランスの取れた良く出来た足回りだと感心しています。
ただ、ハードブレーキング時でのノーズダイブと停止時の「お釣り」は大きすぎますね。(これは足が柔らかい証拠でもある。)
コーナリングでは、結構ロールもしますが、うねっている際の挙動も安定しており、良く動く足回りであり、決して硬いとは感じません。
Lupo GTIの乗り味と近似していると思います。
足回りを常にカスタマイズし、車高を下げてきた私としてはフェンダーアーチの隙間が気にはなりますが、当面「吊るし」でGTIを味わいたいと考えています。
【ボディ】
キビキビ&プリプリとした走りは、剛性感溢れるモノコックの賜物であると思います。
アウディで時代を先取りした
「レーザー溶接」も今やVWのこのエントリーモデルでも採用されており、この強いボディの一因であると思います。
【装備関係】
車としての最低限の装備で好ましいです。
別にパワーウインドウのスイッチにLEDが無くてもブラインドタッチで分かるし、ワンタッチのAuto機構も不要。エンジンONもキーを回す行為で全く問題なし。
ただ、アイドリングストップは煩わしい。
今の時代、仕方がないのでしょうが、せめてOFFをデフォルトに出来ないものか・・・(必要に応じてONを選択出来るように。)
それと、ライトがAUTO時のフォグ(兼コーナリングランプ)の点灯内容はちょっと・・・
最初、「もう切れた・・・?」と勘違いしました。
リバースギアに入れてからのフォグ点灯も何故???
コーディングが出来れば、設定変更しようと考えています。
ステアリングの形状(Dカット)については、古いタイプの人間にとっては違和感が拭いきれません【笑】
ステアリングは〇の方が良いと考えます。
あわせて、テレスコピック機構は無いのですが、チルトでステアリングを下げると、スピードメータ上部が隠れてしまう点は駄目ですね。明らかに設計ミスです。

(私のドラポジから見えるメーター(イメージ))
更にタコメーター。なんであんなに小さいのか・・・?
目盛りのピッチが小さすぎて、エンジンの回転数の微妙なコントロールは不可能に近い。センターに位置を変更してなぜ大きくしなかったのか?この部分だけはノーマルup!の流用はやめて、GTI専用にして欲しかった。
シートに関しては、サイドサポートがほとんど無いため、GTIとしては少々物足りなさがあります。ただし、座面の硬さは非常に具合がよろしく、長距離ドライブでも疲労は少ないと思います。
色々と思いつくままに書きましたが、基本的に車としては大満足です。
あまり回していないので、燃費は16.5km/lと良好です。(通勤時の交通渋滞はほぼ毎朝なのでそれを勘案しても良好かと。)
とは言え、燃費をあまり気にするよりも「気持ち良い走り」が出来たかどうかに重きを置いていますので燃費は二の次です【笑】

(ですが、こんな燃費が出ることもしばしばです。)
ポルシェとも、パンダとも、iとも違う 走る歓び。
実に豊かな「車人生」であると歓びをかみしめています。