GT3リフレッシュ作戦第4弾

　7年落ち中古の996前期GT3を徐々にリフレッシュしていこうというこの企画、第4弾です。

第1弾～四輪アライメント
第2弾～エアマスセンサー、エアフィルター
第3弾～サスペンション一式




画像は作業をお願いしたMY&CのHPから拝借。
私のGT3から降ろされたエンジン、でもエンジンをいじったわけではありません。


　ブログを見返すと昨年12月頃からサーキット走行中のシフトミスに悩まされています。
2→3や3→2など横Ｇがかかっている状態では本当に入らない状態が徐々に悪化。
Indyさんから前期型はエンジンミッションマウントがへたるとそうなるとの情報を（他の方のブログのコメント欄で）いただきました。
確かにアイドリング時の振動が大きくなっているようです。

もう一つはレリーズベアリングからの異音が車検時にも指摘され気になってました。クラブスポーツはフライホイールがシングルマスで正常でも結構音がすると聞いていましたが、レリーズベアリングからのガラガラ音が明らかに大きくなってきてました。サーキット中心に3万5千キロなのでディスク自体も消耗している可能性が高い。


そこで今回はクラッチ類一式交換とエンジンミッションマウントのチェック、ついでにリアブレーキディスクの交換をお願いしました。

そこで上の画像ですが、911はエンジンもミッションも降ろさないとクラッチの交換が出来ないんです。こちらがショップのブログ。

どうせ降ろすなら4.0ファイナルいくか～と悩みましたが、もっとうまくなって不満があったらと思いとどまりました。

結果はやはりレリーズベアリングが破損、クラッチディスク自体はまだ半分近く残っていたようですが当然ディスクもカバーも交換。
エンジンマウントもずれが生じており左右を交換。特に右側は2cmほど伸びて変形してました。

今までで一番大がかりな作業となりました。
おかげで車内の音が2割ほど軽減（おおげさ？）。
やっぱり新品クラッチは気持ちいい。
マウント交換によりエンジンレスポンスも大幅アップ。比べてしまうと踏み始めてから一瞬のタイムラグがあったように思います。

新品にして初めてわかる劣化かな