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2024年07月17日 イイね!

996GT3前期後期

996GT3前期後期
 私が2004年996.2GT3クラブスポーツを入手して8年7ヶ月が経過しました。その前は2001年996.1GT3クラブスポーツに乗っていましたが、その期間は8年7ヶ月だったので、ちょうど同じ年月乗りました。計17年以上996GT3に乗ってることになります。
どちらの車もほぼサーキット走行とその往復にしか使っていませんが996.2GT3は鈴鹿に行くようになったので距離はだいぶ伸びました。
最近は996GT3も少しずつ高騰しているようだし、中古の出物もだいぶ減った印象です。GT3の始祖たる996.1GT3の人気も上がっているようですね。ニーズがあるかはわかりませんが996GT3の前期後期で悩まれている人がいたら参考になるよう私なりの比較を書いておきます。



エンジンの違い
 同じ3.6リットルいわゆるGT1クランクケースですが、前期は可変バルブタイミングが2段階式で回転数によって1回切り替わるだけなのに対し後期は無段階に切り替わる機構になってます。
前期型はカタログ上360馬力、後期型は381馬力となります。20馬力のピークパワーはさほど体感上は感じませんがエンジンのフィーリングは大きく違います。前期は低回転ではバラつく感じが大きくトルクも薄めですが高回転まで一気に回すと途端に澄んだ音で綺麗に廻るエンジンになります。後期は下から上までよどみなく廻るエンジンです。回転数も400回転ほど高められています。
性能とは関係ありませんが前期のクランクケースはよく空冷由来のとか言われますが本当に964品番でびっくりしました。後期は普通に996品番でちょっとさみしい。

ブレーキとミッションクーラー
 私が感じるサーキットを走る上での前期ノーマル最大の弱点はブレーキ。フロントキャリパーが4ポット、ディスク径も小さいです。真夏の連続走行ではキャリパーが焼けて変色します。前期はミッションオイルクーラが無いのもサーキットの連続走行では弱点です。私の前期は後期のブレーキシステムを移植してミッションオイルクーラーを追加していました。

外装
 996の前期と後期はフロントマスクが大きく異なりますが、そこはそれぞれの好みでしょう。チンスポはどちらも擦りまくりますが、前期のほうがよく割れます。



ノーマルのリアスポイラーは左の前期形状の方が私は好きです。でも私の後期はカップタイプに交換しているので、サーキットの性能的にはカップタイプが一番です。



内装
 前期の方が全体にスパルタンです。防音材が少なく軽い。一般道を走っていても小石が跳ねる音が響きます。クラブスポーツは室内キルスイッチがあって気分を盛り上げます。グローブボックスもありません。私の2001年式はサイドミラーは電動でしたが2000年式は手動だと思います。

まとめ
 もしノーマルの996GT3を買ってサーキットを走りたいと思っているなら後期型をお勧めします。サーキットは走らず街中のみでしたら、よりスパルタンな雰囲気を楽しむなら前期型、GT3でも快適さを少しでも求めるなら後期型でしょうか。
後期型でも製造から20年経つためトラブルは増えてくるかもしれませんが、基本的にはトラブル少なく、走って楽しい車です。
Posted at 2024/07/17 11:41:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | GT3 | クルマ
2021年12月27日 イイね!

996水回り大修繕

996水回り大修繕

 11月の鈴鹿サーキット走行終了後に発覚した冷却水漏れ。
なんとか自走で帰れたけど放っておくわけにもいかず入庫して点検。


 漏れている場所はエンジンの奥の方らしく目視では確認できず。でもエンジン下部はピンク色で明らかに漏れてはいる。

ということで、結局エンジンを降ろさないと修理できないということに。
結果はヒートエクスチェンジャー近くのパイプが抜けていたようです。



せっかくエンジン降ろすから全てのクーラントホースの差し込み口をアルミ溶接して抜けないように対策してもらいました。




ヒーターコアにも漏れがあるとのことで交換。
ヒートエクスチェンジャーもついでに997品番の物へ交換。
そしてこのタイミングでクラッチも一式交換。

予想外の大修繕となりました。
これで来年はトラブル無く走れるといいのですがね。
Posted at 2021/12/27 18:54:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | GT3 | クルマ
2021年02月01日 イイね!

リチウムイオンバッテリー

私は996GT3のバッテリーはリチウムイオンを使っています。
ALIANTというイタリア製の物です。
2014年11月に前の996.1GT3用に買って使い始め、2016.1に996.2GT3に移植。

GT3はたまにしか乗らないものの自宅で常時充電(Battery tender)しているためトラブルも無く使い続けていました。
しかし先日Fuji1出場の際、都合があって車は陸送だったのですが、前日に預けて当日エンジンをかけようとしたらほとんどセルが廻らずあせりました。なんとかエンジンはかかったしリチウムイオンバッテリーが寒さに極端に弱いせいもあるかも知れませんが、一晩でかからなくなるほど低下するのはヤバイと思い買い換えることに。

今は複数メーカーから発売されていますが、6年間特に問題が無かったためまたALIANTを選択。
前回はX8という製品を買いましたが、今は廃盤になっており適合はX7Rだとのこと。
ただしX8よりも小型化しており、X8は充電しなくても2週間ぐらいはもったものが1週間しかもたないイメージとの説明。う〜ん、常に充電しているからいいか・・・。

コロナ禍の影響で輸入が不安定らしいですが国内在庫があったのですぐに送られてきました。
早速載せ替えましたが、小さい!

ちょっと不安になる大きさです。本当は寝かせて設置するのが良いようですが、端子の長さがギリギリなのとボディに接触したら嫌なのでそのまま設置。
1.7kgとのことなのでX8から1.5kgほど軽量化。純正は20kg前後するので軽量化としては大きいですね。
また6年ぐらいもつといいのですが。
Posted at 2021/02/01 16:02:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | GT3 | 日記
2018年04月23日 イイね!

996GT3リアスポイラー

996GT3リアスポイラー


996GT3も後期に換わってから2回目の車検。







 今回はフロントブレーキローターのヒビがかなり発達してきたためパッド、ローターとも交換、フロントキャリパーもOH。あとは右のパワーウインドウが異音がしておかしくなっていたのでレギュレーター交換、が主なメニュー。


そして車検のタイミングで念願のCUPタイプリアスポイラー装着。

かな〜り前に入手したものの前期型のリアスポ形状が好きすぎて交換に踏み込めず温存していたパーツですが、後期純正の鳥居型はあまり馴染めず(笑)今回塗装してもらって装着。



今となっては古典的な形状ではありますが、996後期にはCUPタイプかRSタイプが似合う気がしますね。
GT3と切り抜かれているステーだけが本物CUP部品でスポイラーとエンジンフードは社外品。

ちなみに前期型のリアスポ


交換前の純正



リアのダウンフォース増大に合わせてフロントカナードも追加。大きめですがフロントバンパーの形状からそのまま連続する形になっており、なかなかいい感じです。バランスは走ってみないとわかりませんが楽しみ。

そして我が家のもう1台の金食い虫、Audi 初代RS4も同時に車検・・・。こちらは8回目の車検でした。10万キロを越えているものの大きなトラブル無く車検通過。でももろもろ高くて泣けました。
Posted at 2018/04/23 13:04:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | GT3 | クルマ
2016年10月24日 イイね!

トラブルシューティング

トラブルシューティング 先日、ジムカーナ場で練習中に冷却水を噴出したのは書きましたが、その修理で入庫中にオイル漏れが発覚。
冷却水はパイプの脱落による定番トラブルという感じで交換。純正ですが一応対策品にはなっているらしいです。

 オイル漏れはプーリー側のクランクシールからのにじみということで少量だったので、その時はそのまま一時退院しFSWを一回走った後に再度入院してシールを交換。
プーリー側はバンパーを外せばアクセスできるので工賃もそれほどではなく修理完了。


 しかし、10月に再度FSWを走った際に走行中に再度オイル漏れが発覚。今回はにじみレベルではなく滴っていたため走行を中断・・・。久しぶりの、というか後期になって初めてのFSW同乗ドラサポだったのに!


 というわけで、深刻なものではないもののちょっとトラブルが続いています。
まあ12年落ちのサーキット未走行車をいきなり走らせるとそれも仕方がないと納得はしていますが。

 今回のオイル漏れはミッション側のクランクシール。やはり劣化するときは両方劣化するので同時交換した方がいいですね。
ただミッション側はミッションの脱着が必要なので工賃が高くなります。
ミッションを脱着するということだったので、新車以来記録簿を見る限り一度もクラッチを変えていないようなのでクラッチを交換、そう念願のシングルマスフライホイールへ。それもより軽量なカップ用にしてもらいました。交換したクラッチは偏摩耗が出始めていたのでタイミングとしては良かったです。


 さて、後期に乗り換えてダフルマスは静かだけど物足りないし、やっぱり吹け上がりが鈍い気がしてましたが、シングルマスにしてかなり改善しました。今回、縁あってRS用軽量プーリーも入手出来て交換したのでそのせいも少しはあるかな。

 やはりシングルマスは若干レリーズベアリングのガラガラ音がしますが、先日妻を乗せてFSW往復しても何も言われなかったので許容範囲です(笑)。
クラッチミートはまったく問題ないですし、クラッチを踏む重さも前期よりまだ軽いと思います。
早くサーキットで全開にして試してみたいものです。
Posted at 2016/10/24 23:11:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | GT3 | クルマ

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ついに念願の水冷空冷ポルシェ同時所有が実現しました。どちらもロールケージ入りと相変わらず偏った趣味ですが、所有車は20年ぶりの国産車もあるし電気自動車もあって多...
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