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今日は曇りなれど
FITを引っ張り出して県民文化会館までプチドライブ。

FIT購入以来
NSX　約6500km、FIT　4448kmとNSX偏重気味でした。
やはり街中をちょこちょこ乗るにはFITが良いですね

金曜日昼から土曜日昼にかけて下関で所用がありました。鉄道等で行くことも考えましたがせっかくの好天、しかも山口県内はクルマがないと少し厳しいことがわかっていたためドライブをかねて朝から出発です。
幸いにして全行程で雨に降られることもなくドライブを楽しむことができました。
単純に往復するだけでなく合間を縫って山口県内をいろいろドライブしたため2日間でだけで1500kmあまりを走破してきました。

高速道路主体で移動するならやはりNSXは楽ですね。時には酷評される純正シートも、今回数時間の連続運転を行いました腰痛などに悩むことなく快適でした。それなりに踏む局面もありましたが平均燃費も11km/L程度とかなり良好。
一般的にスポーツカーとして認識されると思われるNSXですが、自分の中では軽量なGTカーとしての感覚ですね。

GWを利用して小旅行してまいりました。
四国からも遠くなく、かつ旅行した気分が味わえる・・・ということでまたもや蒜山・大山へ。
しかし流石はGW、いろんなところで渋滞に巻き込まれました。まずは与島SA、次に米子道の4→2車線のあたりで。
しかしなんだかんだいって坂出からは2.5時間程度(休憩なしなら2時間程度)で蒜山ICに降りることができました。意外と近いものです。
曇空の下、それでも高原気分を満喫することができました。ジャージーランドで散策し、塩釜冷泉を味わい、蒜山大山スカイラインから大山環状道路へドライブ。あいにくながら前回の大山旅行ですばらしい眺望をみせてくれた鬼女台や鍵掛峠の展望台は霧の中で視界は望めませんでしたが・・・。

その気になれば日帰り可能、それでいて岡山～鳥取県境という四国の住人にとっては非日常性が味わえるすばらしい場所です。天気のよいときにまたいってみたいですね。

曲がりくねった狭路を走り高度を稼いで漸くたどりついたサミットのトンネル。
昭和39年竣工(思ったより意外と新しい・・・)、延長は945m、高度1110m。
旧道に転落して10年近くたっている(新トンネルは1997年)と思いますがきちんと整備されていました。西条方面からここまで登ってくる間に建物などの施設はなかったような・・・。トンネルの先で分岐する林道があるからでしょうか。

さすが標高が高いだけあって中はひんやり。
湧水がすごいのか水の音も結構・・・
トンネル内に照明はなく、ヘッドライトに照らされる反射板と出口の明かりのみ。夜はさぞかし不安なことでしょう。

陽気に誘われてついドライブに。そういえばR194は土砂崩れがあるらしい・・・ということでR194へ。R194はコレまでにも何回も通った道です。いつもは長い長いトンネルをぬけて高知県へ行くのですが、今回はせっかくの好天ですから、ということで旧道を走ってみよう、と。
初の旧道アタックですが、せっかく2号車でここまで来ているのだから、ということで果敢にもアタック。なあに、新トンネルができるまではみんなここを走っていたんだから通れないわけがない・・・と思ってました。

坂を上って寒風山新トンネルの少し手前で左に分岐する旧道へ入ります。
いきなり勾配がきつくなりました。道幅も狭くなりました、といっても完全1車線は少なく1.2～1.5車線くらいかしら。ただ、間違いなくいえることはすれ違いポイントを把握しておかないとしゃれにならない事態になりうること。いつ対向車がくるかひやひやしながらのドライブとなりますた。
落ち葉の季節でもないのに木々に挟まれた箇所では道路のいたるところに落葉が。
ヘアピンとヘアピンにはさまれたストレートも見通しが悪いためゆっくり走ります。徐々に高度を上げていって視界が開けるたびにすばらしい景色が展開されます。
本当に眺めはすばらしい。いろいろ路肩にとめて眺望を楽しみました。
あとで調べたら新トンネルの標高が約500m、旧トンネルが1100mとのこと。そりゃ眺めは良いでしょうよ。

ただ、
新トンネルができるまではみんなここを通過していたのか・・・と思うと。
正直なところ国内最長の無料トンネルがこんなところにあることに違和感を感じていました。最長トンネルはトンネルのメッカ中部北陸地方にあるだろうと思っていただけに。
ようやくわかりました。ここに5000mを超える長大トンネルを掘削したわけが。
トンネルは本当に偉大です。