TOYOTA GAZOO Racing　PADDOCK in GINZA

　メルセデスベンツコネクションに始まり、アウディやBMW、ポルシェがメーカー主導で都心にブースを構える事がここのところ多い。今回、銀座に開かれたガズーレーシングパドックin銀座は、トヨタのガズーレーシングが期間限定でブースを構えた。86GRMNの発売、という事も目玉の一つだが、もう一つはなんといってもニュルブルクリンクシミュレータ。身長150cm以上の人であれば、だれでも無料でできるというが、セクターが4つに分かれていてそれぞれの区間タイムを越えなければそこで終わり、というもの。セクター1がグランプリコース出口、2`10"を超えている事、続いて前半の高速セクションを終えたところで3`15"、カルッセルで6`、最後のストレート前で8`といったところ。

　グランツーリスモのハンコンとはちがって、本格的なシミュレーター、G、振動、ペダルの重さがまさに実車そのものと言える。特にブレーキペダル、滅茶苦茶思い。東京モーターショーの時のシミュレーターでも驚いたが、こちらはさらに重い。

　で、走れるニュルブルクリンクは24時間耐久レースコース。グランツーリスモで頭に入っているのは北コースで、グランプリコースはまだまだ…。特にターン1-2のコーナリングが一番難しい。オーバーランをしてしまう。それ以外は、意外と普通に走れる。北コースに入ってしまえばこちらのもので、ブレーキさえしっかり踏めれば普通に走れる。

　結局3回やって、3度目にしてカルッセル手前までは到達、その段階で6`3"位、後3秒、ターン1でのミスを無くせば到達可能のはず。1周のタイムは9`30"位が目安だろうか。それにしたって、これを3回やってブレーキを踏んでいた左足はパンパン、全身汗だくという、シミュレーターなのに滅茶苦茶体力を使った。これで実車は24時間耐久レースやるってんだから、凄いですわ…改めてドライバーの凄さを実感した今回のシミュレーターだった。