オートモビルカウンシル

　13年以上の自動車税が増額されるとか、スクラップインセンティブでどんどん新しいものを導入するように努めている、とか。どうも日本の場合、クラシックカーと呼ばれるものの保存環境が良好とは言えない。自動車の文化的価値が認められていいない現状を憂慮し、一石を投じる、そんなイベントとして企画されたのが、オートモビルカウンシルだ。

　と、まあ。速い話が古いクルマと、そしてメーカーは最新のクルマを展示したりしましょう、という今回のイベント。初開催ではあったが、方々で気合の入った展示を見れたため、とりあえず今日は目に留まった組み合わせを掲載しておこうと思う。たとえば、このポルシェカレラGTSと、スカイラインGT。一周だけ、トップを奪ったとか奪わなかったとかの、あの組み合わせである。

　ホンダはといえば、コンパクトスポーツカー３台。S660と、それ以前のS600、モーターショーでレストアされていたS360。こうしてみると、S360が滅茶苦茶小さいという。まるで玩具じゃないかと思うほどだった。

　デザインについて、今回は強固な展示を行っていたマツダ。ユーノスコスモは、他に販売されている車両が2台あったという今回のイベントではあるものの、奥のR360クーペとか、ルーチェとかはここでしか見れない一台だった。

　最後はメルセデス。手前から億ｌへ、歴代SLクラス。こうしてみると、サイズはほとんどそのままに、オープンカーというものが成立して行っていたのかな、と。まあ、優美なオープンカーは素晴らしい限りです。個別の展示は、またおいおいといたします。かなーり、濃いラインナップ、イベントそのものは明日まで開催中の為、是非、旧車/スーパーカー好きの方は訪れてみて下さいな。