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2017年01月24日 イイね!

File.222 トミーカイラZZ EV

File.222 トミーカイラZZ EV その昔、チューニングカー業界で一世を風靡したブランドがあった。その名をトミーカイラ。独自開発の市販車も販売していた実績もあったが、最近ではとんと音沙汰が無かった。が、2014年、突如として、かつて販売されていたトミーカイラZZのEVが発表された。こりゃ、試してみるしかない。

 幸いなことに、タイムズカーレンタルのサービスXにて、レンタカーが可能になっている。それも2台。3時間以上を選ぶこともできるのだが、元々の航続距離が短い事もあるので、実質1時間がベストだろう。

 まあ、借りた時間が最悪で、バッテリー消耗するし、寒い日没。それに着座位置が低いスポーツカーだからヘッドライトはまぶしいし、暗いし。うーん…ちょっと不安だぞ。エリーゼをさらに軽く、低くしたような、そんな印象である。

 当然、暖房なんてない。エアコンなんてものもない。パワステ?あるわけないじゃん。目の前にはただの液晶画面…うーん。もうちょっと何とかならなかったのかな?インターフェースは。どうせ液晶なんだったら、もっとこう、先進的なメーターでもいいと思うんだけれども。
 それじゃなければ、いっそクラシカルに、電圧計や電流計、速度計もメーターで、全部一切合切計器があります!という方が、雰囲気のあるクルマだと思うのに。
 ドライビングポジションは、足短い自分では、シートを一番前に持って行っても、ちょっと身を前に伸ばしてペダルが置くまで踏み込める。しかしこの位置だと、サイドミラーが見えにくく、挙句、調整がうまくできないと来た。こりゃ、後方視界がヤバい…。
 ちなみに、一番危険なのは、非常停止ボタンがある事!ハザードの左。一応カバーはしてあるが、万が一押し間違えたら…さあ大変だ。復帰が効かなくなる、という説明を受けている(汗)

 やっぱりなんつっても、軽い!アルミフレームにガワをかぶせただけのクルマなもんだから、とにかく軽い。さらにモーターの加速感がとんでもなく強烈で、横滑り防止装置なんかもついてないから、ヘタすりゃ公道でもスピンしかねない。こりゃあれだ、とんでもなく速いラジコンだ。
 上まで回しちゃえば、さすがにトルクは薄くなるのだが、まあゴーカートをやけにレスポンス良くしたような感じが好きモノにはたまらない…が、これが800万円という金額であることを聴くと、一気に熱が冷める。いくら何でも高すぎる。200万円だったらまだ、文句なしなんだが。
 あえて、サーキット専用と割り切ってしまえばいいのかもしれないが、それだったらもっと早い強烈な一台もいるわけで。EVのこの加速感だけで、快適性皆無、公道走るのは不安しか感じないじゃあ、買うという選択肢は出てこない。
 致命的なのは、接近時の警報音が出ない事。コレじゃ交差点を怖くて渡れない。実際、都心も都心、有楽町なんか滅茶苦茶人が多い時間だったもんで。交差点を曲がるたびに、ヘタすりゃ声を掛けなきゃいけない程。
 いや、これがもう玩具と割り切れるぐらいの価格だったならば全く文句なしなんだけれども、800万円なんだよね…だったらせめて、接近警報とドラポジの調整幅を持たせるぐらいはしておいた方がいいんじゃないかな?
 サーキット走りたい好きモノ好きを狙ったとしても、ちょっと同じ価格だったらエリーゼにスーパー7、ヘタすりゃ4Cが新車で買えてしまう。楽にサーキットもこなせるGT-Rも中古だったら手が届く。それだったらいっそのこと、2000万円級にしてでも、絢爛豪華なEVスーパーカーにしちゃった方が逆に需要はありそうなもんだが。そういえば、ジュネーヴかどこかで昨年出してたっけ?そっちの方が未来はあるかもしれない。
Posted at 2017/01/24 06:38:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2017年01月17日 イイね!

File.221 A5カブリオレ

File.221 A5カブリオレ アウディのクルマと言えば、頑丈なボディ、賢い4輪駆動システム"クワトロ"がすぐに頭に思い浮かぶものだが、では、オープンモデルは?カーシェアリングで用意されているカブリオレモデルで早速、試してみる事にしよう。

 4座オープンといえば、同クラスのEクラスカブリオレ、6シリーズカブリオレが近くに存在する。その2台に比べれば、エクステアリアデザインは丁度中庸をいっているというか。ピラーが別色になっているだけでも、結構カジュアルにも見える。

 さすがに他2車種程の流麗さは無く、後姿は四角いイメージが強い。後部座席の居住性は実用に耐えられるレベルで、開放感はかなりイイと言えるだろう。ルーフを取っ払った状態でも、カッチリと堅牢なボディの感触があるというのはさすがアウディといったところか。

 インテリアはさすがにちょっと一世代前に感じるような部分がある。とはいえ、正直充分過ぎるほどの使い勝手。フロントシートでもAピラーがあまり邪魔にならず、開放感が得られるのは他2車種に対する優位点ではある。
 走行した感覚は全くもって快適そのもの。1.8Lとは思えないほどの走り出しを見せてくれる。オープンらしい優雅に乗れる快適性というものは、他2車種に比べても結構優位化も。なにより、柔らかく、のんびり景色を楽しめるぐらいの余裕がある。Eはちょっとピラーの傾斜がきつくてフロントシートの解放感がスポイルされるし、6シリーズカブリオレは、ちょっと本気で走りたくなっちゃう部分も。いいぞ、A5。オープンカーの楽しみ方は人それぞれだが、自分好みに合うのは、A5カブリオレか。
 まあちょっと、Eクラスカブリオレの新モデルも乗って、も一度検証してみようかな?
Posted at 2017/01/17 06:28:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2017年01月11日 イイね!

File.220 Gクラス

File.220 Gクラス 数あるクロスカントリー系の中でも、ランドローバーのディフェンダーのように軍用車として生を受けたクルマは結構たくさんいる。メルセデスベンツでも同じような一台がいて、その名をGクラスという。どちらかといえば、イカツい外見を好んで買われる方が多いようだが、実際の実力は…?試してみる事にしよう。

 見るからにゴツい一台。45°の傾斜まで難なくこなすことができる一台であるという。独特な雰囲気を醸し出しているのだが、全てのガラスが平面でできているという一台はかなり珍しいという。クルマに乗る、というよりも、乗り込む、という方が正確か。

 当然だが、積載量は充分、ドアの開閉はかなりかっちりといい音をしている。それにしても、着座位置から見る眺めは、かなり横幅もわかりやすいし、遠くまで見通せてこらまた凄いわ…。運転のしやすさ、でいったら、かなりいいかもしれない。

 勿論、質感はメルセデスクオリティ。ただし、情報操作系は一つ世代が前になる。にしても、ラダーフレームのクルマと言うのはこうも何とも、動じないようなクルマなのか。一般道なんてものともしない、乗り心地は、ロールが大きい以外に気になるところすらない。
 こりゃ、がっちり安心して走れるというのはいいのだが、なんというか間違えて前のクルマを踏みつぶしてしまいそうな勢いになりそうだが…まあそこは置いといて。これのAMGバージョンなんか、とんでもない事になりそうだ。が、トップモデルは3500万円を超える…なら、ちょっと他のクルマを選びたいかな?
Posted at 2017/01/11 06:20:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2017年01月05日 イイね!

File211.2 ミニクーパーSコンバーチブル

File211.2 ミニクーパーSコンバーチブル 標準コンバーチブルは、なかなか結構、しなやかで優雅にクルージングするには最高な一台ではありましたが、じゃあ、クーパーSになったらどうなるの?ということで。ちょっとカーシェアで試してみる事にしましょう。

 実をいうと、一つ前のミニ、R55系だと思って借りたのデスガ、盛大に間違えて初代Newミニ、でした。まあ、それでもクーパーSだから、グレード違い試してみたい、とも思っていたわけだし?という事で。フロントフェイスのフォグランプが、ちょっと違いを演出。
 メカニカル面でも、CVTではなくて、ATが採用。みょーん、という音がしないのは、やっぱりATの方が良い。とはいえ、普通に日本人なら慣れているCVTなだけに、そこはあまり大差を感じない。

 でもまあ、一番の違いは乗り心地。まずは、1インチ上がったホイール、そしてちょっと変わったバネ/ダンパーの設定。コレだけで結構スポーツカーよりに変わっている。ゴーカート感覚、という意味ではかなりこっちの方がそれに近い。
 が、その分落ち着き感はスポイルされていて、ちょっと優雅に走る事は、そもそもできなくなっている。まあ、ぎゃんぎゃんスポーツカーらしく走りたい、という意味では最高なんだろうけれども、どうせだったらこういうクルマはゆったりじっくり走りたい、というのが個人的な印象。
 だったら、通常モデルの方がかなり好みにはハマっているんだよなぁ…という事を、乗っていて思うし、スポーツカー的に走るんだったら3ドアの方が良いだろうし、という風にも思ってしまう。

 インテリアも若干の変更。ただし、質感がちょっと色々と気が配られていて、パドルシフトなんかも追加されている。もっとも、いたるところがプラスチック感あるのは残念だが、まあ、当時のミニについては価格帯相応だし、現在の中古車価格にも見合った質感、といったところだろうか。
 選ぶんだったら、クーパーSは、3ドアの方、コンバーチブルの正確だったら、標準車の方がオススメかな、と思います。どうしても屋根を開けてぎゃんぎゃん走りたい方は、クーパーSで。
Posted at 2017/01/05 07:30:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年12月30日 イイね!

File.83.2 ロードスターRS×六甲山

File.83.2 ロードスターRS×六甲山 さて。フェラーリカリフォルニアを体験するがために神戸を訪れたわけだが、見知らぬ土地の見知らぬ道を走る、というのはどうも心もとない。だからまあ、前もって下見を見知ったクルマで…と思っていると、丁度最高の一台、ロードスターがカーシェアで用意されていた。

 …の前に。神戸空港までは、初めてスカイマークを利用。それも朝一便。バスで移動するのもアリだが、まあもう、イタリアのクルマを体験するんだから、500で羽田まで。搭乗手続きはさっさと済ませて、朝ご飯はターミナルビルで。

 飛行機の中ではぐっすりと眠り、目が覚めたら明石大橋が眼下に。意外と空港は大きい。とはいえ、到着後時間もなく、そして戻りの飛行機も時間が短い。搭乗手続きだけ済ませて、すぐにロードスターへ。ロードスターそのものは、以前試して、そしてベストバイな一台であることも確認している。試すにはうってつけ、というわけだ。

 …とは言うが、RSは実は初めて。違うのはダンパーがビルシュタイン、そして内装の質感がかなり変わっているという事。特に、ドアトリムはバックスキンが奢られていて、かなり質感向上されている。

 また、ダッシュボードも一部がバックスキン。Boseオーディオも搭載されていて、こちらの音もかなりよし…スピーカーが耳元、というのはちょっと慣れるのに時間がかかるが。けどまあ、オープンでもかなりいいのに変わりなし。

 シートはレカロ製に変更。乗り心地の向上は勿論、シートのホールド性も抜群。とはいえ、運転した感覚は結構上質、というか欧州車っぽい。速度域が高い、荷重が大きい領域であればかなり深化を発揮する。が、低速度領域だと、まあそれなりで、むしろ機敏に動く感覚は薄い。一般道でも楽しむなら、標準モデルの方がむしろいい。

 で。肝心の六甲山は、道幅的には筑波山にかなり近い。センターラインはしっかりしているし、超えた時のバイブレーションがあるのは気を付けるのにちょうどいい。六甲有料道路側から、六甲山牧場を超えて自然公園前まで至る道だと、丁度最後の方で高速コーナーが連続するような感じ。中盤はタイトなS字もあったり、一部湧水があるところは、冬季には気をつけねばならないポイントだろう。まあ、ロードスターや、Zもギリギリ大丈夫。ただ、後のカリフォルニアはさすがに狭い、特に左ハンドルはちょっと走るのに注意が必要だろう。
 また、トイレが無いのもちょっと気になるところ…休憩所は展望台が一か所。Uターンは自然公園前で可能。無料道路ではあるので、周回走行は可能。もしまた、神戸を訪れて試す機会があるなら、このルート一択である。
Posted at 2016/12/30 09:43:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ

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