はい、題名の通り、本日は何とも一杯一杯、かなりてんこ盛りな一日でした(笑)まさかここまで濃ゆーい一日になろうとは…と、いうわけで。時系列で追っていくことといたしましょう。
0900時

まず第一弾。タイムズカーサービスX。旧車が運転できると言う新しいサービスながら、運転可能年齢は35歳以上という結構制約の大きいサービスだった。ところがいつの間にか、25歳以上に緩和されているのみならず、アルファロメオスパイダーとRX-7カブリオレの2車種は今月中で終わりという。いや、これは、乗りにいかない手はない!という事で、一気に乗ってきてしまいました。
まずは、アルファロメオスパイダー。初アルファロメオが、なんとスパイダー。1966年からほとんど姿を変えていないというから、事実上このクルマが今まで運転した中で最古の設計思想に基づくクルマという事になる。いやー、S30Zもそうだったが、このクルマ、面白い!機械感しかないこの感触、ボボボという病みつきになる音。貴重ですねぇ…評価軸だけでいえば、さすがにうるさいわ臭いわ重いわになるんだけれども、それでも今失われてしまったものを考えればかなりイイ。ノスタルジーも捨てたもんじゃないんですよねぇ。
1100時

続くFC型RX-7カブリオレ。歴代RX-7を全て乗ったのみならず、なんとカブリオレまで乗ってしまった!これにてRX-7は全制覇、すげぇな自分!とか(笑)だがしかし、実はあまりこのクルマには期待していなかった。以前乗ったFCがフニャンフニャンなボディだったというのが一因。これはオープンなんぞにしたら…もっとヤバいんじゃなかろうか、と。
ところがどっこい、運転してみて驚いた。思っていた以上にしっかりしているじゃないか、ボディ!これはあれだ、屋根が無くなった分、しっかりと下を補強したに違いない…というのは多分間違っている。勿論、ボディの剛性感はクーペよりもしっかりしているような印象があった。だが、このクルマの足回りはノーマル。以前乗ったFCはローダウンにスポーツサス。そもそもボディに入力されていた力が違う。下手に強化もの入れたら、ボディはヤレる。それを如実に感じた一台だったりもする。勿論、運転した感覚は軽やかの一声。これが後々ロードスターへと導かれると考えると、ロードスターの原点、とも思ったり。
1200時

サービスXで充分にクラシックカーを楽しんだ後は、久々の再開、ジュネーヴモーターショーへともに訪れた、学生カーソムリエ第一期の友人とアウディクワトロパークにて再開。残念ながら今回は試乗枠なかったため運転は叶わなかったが、クワトロの性能を後部座席で体感。クワトロパークもついに3月末で終了という。いやー、ここは結構貴重な体験ができる良い施設だったんですけれどもねぇ…
1300時

はい、続いてはメルセデスベンツコネクション!いやー、二人いるときじゃないと、後席試せないじゃないですか!というわけで…(笑)S550PHEV longに試乗!いやー、Sクラスですよ、世界のベンチマークですよ!勿論私が勤めているメーカーでも大絶賛、これを抜かねば、と息巻いているところ。乗っておかねばわからない、という事で虎視眈々と狙って数年、再度設定されたこの日を待っていた!
まあ、前置きは長くなりましたが、いよいよ試乗…いやー、静かだわ。それに、かなりモーターでうまく走る!ブレーキの違和感も全くなし。以前乗ったEクラスのHEVは酷い出来だったが、これは充分日本のHEVとタメ張れますね。勿論フロントシートは快適の一言。だがしかし、やっぱり後席ですよ!ビジネスクラスを思い起こさせるシート、その乗り心地もまさに天国のような…ただちょっと、若干の突き上げ感は気になりますが。シートが良いからあまり振動として感じないけれど。いつか運転手もちで乗ってみたいもんですが、まあありえないね(笑)
1500時

そしてそのまま青山ショールーム!F1もいよいよ開幕、ホンダも復帰、これから盛り上がっていくことだろう…とはいっても、やはりホンダはまずは難しい。一年遅れの参戦はやはり響いていそう。今回は4期ともいわれるが、位置づけとしてはもう撤退はしない、という覚悟で臨んでいるそうな。プロジェクトチームに入社3年目の社員も入っているというし、これは今後も期待ができそうな?というか、こういう仕事やりたいねぇ…(笑)
1800時
はてさて、最後はといえば現役の学生カーソムリエが集っていたリトルウッズという中古車店舗へ。イベントで、これまた今年のジュネーヴレポートを自動車ジャーナリストの嶋田さんがトークショー形式で行うという。いやー、色々と実際に見ていた光景を思い出しながら、楽しませていただきました。
2100時
そして最後は…シトロエンBXに乗る学生カーソムリエに途中までお送りいただきまして。まず、BXに乗ってる学生!?という時点でドンだけ変態(褒め言葉っす!)と思われるかと。いやしかし、私だって学生自分で100車種運転しまくってたとか、ロードスター買うために食費削りまくってたとか、それ以外の学生カーソムリエも充分変態要素アリアリの(こらまた失礼な…)まあ、そんなわけでして。
それはおいといて、このBXで、またまたカルチャーショックを…なんなんだ、このクルマの乗り心地の良さは!これがハイドロニューマティックというものなのか!それ以上に、なんですか、このシート!Sクラスよりも柔らかくて、素晴らしいソファじゃないですか(笑)いやー、色々とともかくカルチャーショックしかねぇ(笑)
今日の教訓としては、やっぱりクルマは原点を見てみよう、なんて。やはり、クルマ一台一台にはコンセプトがあって、どういう狙いで作りたかったのか、それは原点に行けばいくほど色濃く残っている。最近じゃベンチマークだー、ってなわけで右見て左見て、他とおんなじくらいならまあいいだろ、というようなクルマ作りが多い。というか、それが専ら。それじゃやはり、面白いクルマは出てこないですよねー…だからまあ、旧車も色々と乗って、どういう想いで作られたのか、それをしっかりと確認してみたい、そんな認識になりましたなぁ。不肖、ワタクシも、メーカーの一人として、キモに銘じておきましょう。
Posted at 2015/03/20 21:36:43 | |
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