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　とりあえず、全部不具合も解消したことだし、サーキットを訪れてみようかな、と。会社の方で走行会を開催されている方がおり、富士スピードウェイのショートサーキットを走る事となった。ショートサーキットを走るのは今回が初めてで、まあ病み上がりには丁度いだろう、と…

　とまあ、これが意外と奥が深いサーキットで。ストレートは結構伸びる、3速まで入れて、そしてインフィールドは2速中心。これがまた、かなり高回転まで引っ張って、コーナリングスピードも楽しむことができるという、まあ、かなり満足のいくコース。中古タイヤでも、かなり走ってくれる。

　で、2ヒート目、ライン取りを考えて、39秒160まで出せるようになったかと思い、そして次のヒートで38秒台までは入れられそうな予感…と思ったら。なんかが外れた音、そして一気にステアリングが重くなる、計器には、バッテリーアラート、そして電圧計、12Vという低い数値。

　…あー、これはあれか、もしやベルト切れたやつか。


　と、エンジンルームを開けてみると、そこに広がる光景は、切れたベルトではなく、外れたベルト…ムムム？もっとよく見ると、どうやらこれ、アイドラーベルトが外れてますね。高回転使いまくって、ナット緩んで、そして外れたパターン。

　ワッシャーだけは無理でしたが、何とか職場の頼れる先輩がスペアでワッシャーを持っていたおかげで、何とか復旧。ただ、帰りはキュルキュル、始動時に音が鳴る。ま、なんとか家に帰ってこれただけ、めっけもん。とりあえず、ディーラーに持ちこんで直してもらうしかないですよね…。サーキットだから、とりあえずは作業保証適用外だし。…といっても、峠下り坂とかエンジンブレーキ欠ける場面でも同じこと起こってたかもしれませんが。

　それにしたって、もう、ちょっとこのZは無理かもなぁ…これだけ色々故障が続くわ、そして今回の事象も緩み癖が出そうだし。エンジンに関しても、いずれ再発もするだろうし。こりゃ、Zを2台持ちするにしても別のZを探さないとならないかも。少々、付き合い方を考えなきゃいけないかもな。