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2016年08月31日 イイね!

File.205 750Li

File.205 750Li BMWのトップサルーン、7シリーズ。サルーンだが、BMWの駆け抜ける喜びというものを、どういう風に両立しているのか。それとも、さすがにこれだけは、駆け抜ける喜びというものは無いのか。新型に切り替わり、軽量化技術も満載にされたこのタイミングで、試してみるとしよう。

 技術という意味で見た時の最大のトピックは、カーボンとアルミニウムを複合的に用いたボディシェル。特にキャビン部分、を中心に用いられている。ただし、走行していてその恩恵を感じる機会というのは、比較をしてみないとわからないだろう。

 ボディサイズはさすがに巨大な部類になるわけだが、ステアリングの感覚は非常に軽い。重厚なクルマ、という印象は、少なくともこの点からは全く感じない。それに加えて走り出しも滅茶苦茶軽快で、ちょいとアクセルを踏んだだけで一気に走り出す。エコモードでの発進位が、優雅に走り出すような感じでちょうどいいだろう。

 一方で、スポーツモードにすれば、なるほどこれはスポーティに走ることができる。元々搭載されているV8のパワーが良いというのもあるだろう。サスペンションの設定も、スポーツモードにすることで硬めに変更。ただし、あくまでもスポーティ、スポーツカーのようなグイグイ走るようなことはできない点は誤解のなきよう。

 驚きなのは、乗り心地。どうしてもライバルとして、Sクラスが思い浮かぶわけだが、あちらよりもソフト。正直に言えば、フワフワと浮いて、常に上下しているような感覚を感じる場面もあり、人によっては酔ってしまうかもしれない。勿論、セッティングである程度は変更可能だろうが、そもそもの設定値が、Sよりも柔らかく、雲の上に入るかのような感覚だ。

 ここで、ロールスロイスがBMWの参加であることを思い出すと、どうにもロールスロイス系列で培われたシャシー技術が、7シリーズにも適用されているのではないかと、勘ぐってしまう。ステアリングの軽さ、というのも、もしかしたらロールスロイス譲り?これはゴーストやファントムを試す機会があれば、確認をしてみるとしよう。

 さて、"L"は勿論ロングのL。後部座席は優雅極まりない。こちらはSクラスと比べてしまうと、ちょっと見た目の形状と、座った時のクッション性で劣る部分も無くは無い。勿論、リクライニングにオットマン、マッサージ機能まで完備。

 そして、それら一切合切の操作は、センターコンソールに設けられたタッチパッドで行える。ただの埋め込み画面ではなくて、取り出してタブレットとして操作する事も可能。さすがにインターネットまでは使えないはずだが。

 一方で画面は、HDMI入力もできるから、各種のエンターテイメント機能を利用する事ができるそうな。これは、確かにラウンジですね。どうせだったら運転席よりも、リアシートを試してみたいとも思ってしまうところ。それこそ、自動運転を導入して、リアシートでのんびりと・・・・そんな事もいずれは、できるようになる?

 まあ、スポーツモードで峠を走られたら、リアシートの快適性は失われるでしょうけれども。そういう事をする為の一台では、無いですね。Sクラス程の先進技術てんこ盛りでは無く、あくまでもモダンに、それでいてさりげなく新技術を取り入れている。好みだけでいえば7シリーズの方が…。まあ、こちらも運転手付きの後部座席でふんぞり返るような事ができれば、最高なんですけどね。
Posted at 2016/08/31 20:54:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年08月30日 イイね!

File.204 M2

File.204 M2 Mシリーズ。スポーツカーが好きな人間なら、すぐに頭に浮かぶドイツ勢の一台。で、その筆頭はM3だったわけだが、どうもここにきて、M2という、最小のモデルを設定してきたらしい。それが、小型のボディに直6ツインターボエンジンを搭載しているという、とんでもない一台。なら、試さないわけにはいかないだろう。

 そもそも、2シリーズといえば、初のFF車であるツアラーのイメージの方が強い。が、1シリーズのクーペモデル、という意味での2シリーズは2台、通常のクーペとカブリオレが用意されている。まあ、この2台も、次期型1シリーズがFF化という噂が真実であれば最後のFRミニマムクーペになるのかもしれない。

 という事は、M2ももしかしたら、最後のFRモデルになるのかもしれない、とか勘ぐってしまう。ベース車ありきのMシリーズ。それこそ、3シリーズをコンパクトにまとめたとなったら、いくら何でも別のクルマだし、M2というモデルの為だけにそこまではやらないだろう。

 だから、結構これ、希少なんじゃないかと思えてならないのである。じっくりと見ると、全体はさすがにコンパクト。その中で四隅を貼りだしたタイヤに、そして4本のマフラーが本気度合いを感じさせる。いいねぇ、スポーツカーはコンパクトに限る。でもでもこれ、しっかり4人乗れるのが、かつてのスカイラインGT-Rを彷彿とさせる。

 インテリアは必要にして充分。現代にマストのナビシステムも織り込み隅、ステアリングのステッチがMの3色だったり、メーターがグレーアウトだったり。やはりこういうところでMのモデルであることを主張する。

 重ねて言うが、これ、後部座席もしっかり乗れるのである。ドライビングポジションを取っても充分にリアは使えるのである。こういう一台、探してもなかなか出てこない。実用性にも優れて、そして速い。べらぼうに速い。とてもじゃないが、公道で踏み込めたもんじゃない。

 一番の違いは、負圧領域でも充分なトルクを誇るという事。踏みこんでも全く違和感ないし、そしてタービンを回したらエクストラのトルク。2段構え、とでもいうようなそんな全域での充分なトルク感がある。それを、ハーフスロットルでも感じる位だから、思い切り踏み込んだらどうなる事やら…。

 足回りはさすがに少々硬い。GT-Rよりもちょっと硬さを感じるレベルで、どちらかというとタイヤが突っ張ているような感じ。サスペンションが動く前にタイヤで吸収できていないような。まあ、スピードレンジの設定としては100km/h~140km/h位が狙いだろうか、サスペンションを動かすくらいの大きな荷重を入れてやれば、むしろしなやかに感じるレベル。200km/hを超えても、全く安定、といったところだろうか…?

 それにしてもまあ、安定感高い事。4WDでもないのに、どうして?と思えば、そうか、フロントには重くて長い直6気筒がいるんだった。フロントミッドシップという機敏に動く一台では無い。コレだけ長いもんをオーバーハング飛び出るのをお構いなしにマウントしてるんだから、そりゃまっすぐ動くはずだ。でもまあ、フルパワーでテールをスライドさせるような走り方もできるわけだから、そこがBMWらしいところでもありますよね…多分。

 いやー、色々なところで、GT-R、それもR34型に被るシーンが多い。4人充分に乗れるし、パワーも充分。直6でツインターボと来た。まーもう、ヤバいでしょ。第2世代GT-R以降、欲しいと感じる一台がない、という人が多いはず。が、これは、その一台になりうる。というか、新車で第2世代GT-Rを望めないのであれば、これが、M2がそれになりうる。最新R35は、高くて話にならないし、それに後席は第2世代R程実用性は無い。

 そう考えると、このクルマの800万円弱というのは、初期R35並のバーゲンプライス。うーん、欲しくなってきたぞ。200万円の頭金に、250万円の残価設定。月々7万行かないくらいに、ボーナスの10万円。それが60回払い。なるほど、無理ではない値ですね…ちょっと、本気で考えたくなってしまいますね。
Posted at 2016/08/30 06:45:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年08月29日 イイね!

File.203 シビック改

File.203 シビック改 シビックシリーズというと、どうしてもタイプRというモデルが最も強く印象を覚えている物なのだが、しかし、それ以前にもシビックは、スポーツハッチバックとしての性質を持っていた。例えばEGシビックもその一つで、そして今回は、あまりにも豹変したチューンドマシンを試す機会を得た。

 まあ、外見上何の変哲もないシビックではあるのだが、ボンネットはFRP、その下に潜むのは、なんとも驚き、DC2搭載のB18Cエンジン。200馬力というトンデモエンジンではあるのだが、それにこの軽量なEGシビック…それがさらにもっと、軽くなっている。

 横の姿で見れば、結構これがスポーティで、クーペらしくも見える。3ドアモデル、という事もあるだろう。本来であれば、4人乗り。しかしこの個体は、リアシートが取っ払われ、同時にリアの内装もすべて取り払われているという。

 これだけ大きな改造が施されているわけだが、マフラーはノーマルという仕様。まあ、それ以外、サスペンションはオーリンズに、タイヤにはフェデラル595を適用。そんなもんだから、普通に走ったらピョコピョコ跳ねるし、ロードノイズもとんでもない。

 その分、内装も油温、水温、油圧、背圧まで全てモニタリング。水温も油温もまた、安定しているのが、さすがにサーキット仕様という事。とにかく、速い、路面をつかんで離さない。が、さすがにLSDが効いている為、ヘタにアクセルを踏み続けてしまうとコーナリングでアンダーとなってしまう。適度なアクセル開度であれば、路面をトレースし続けるだけのすばらしさを持っている。

 だからまあ、サーキットのような場所で、思い切り、このクルマは走らせてみたいものである。前後独立懸架、ロールケージでがっかちがち、内装を引っぺがして軽やかに走る…軽量化がここまで効果あり、というのも驚きの限り。同じことを、Zにでもやってみるとしようかな?
Posted at 2016/08/29 06:54:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年08月28日 イイね!

FW2015.10 豪海軍スチュアート

FW2015.10 豪海軍スチュアート 観艦式という行事そのものが、自国の海軍(日本の場合は海上自衛隊だが)のお披露目となるわけで。こういう場には海外からも参加する艦艇がいる。中でもいち早く横浜に入港していたのが、オーストラリア海軍のスチュアートである。

 海上自衛隊の艦船と比較すれば、結構小型。それにしても、オーストラリアからはるばる日本まで航海となると、結構な遠洋航海に思えるのだが。まだ太平洋を一直線、という風に(?)結べるだけいいのか?途中補給もあるから、そういうわけにもいかないのか?

 オーストラリアという事で、すぐにイメージできるのが、カンガルー。というわけで、煙突部分にはカンガルーが。夜間は光る?実はこの観艦式だけあった…というわけでは無いですよね?

 観艦式前日には、艦内の一般公開も行われるという大盤振る舞い。当然、艦内の言語は英語で、日本の船とは全く違う。オーストラリアネイビーの方針というかスローガンというのか。

 オーストラリアと世界の海図。やはりこれは、かつての大英帝国の影響もあるのやら?スチュアートの本業というのが、排他的経済水域の防衛/監視という事で、どちらかというと下のオーストラリア地図が重要と言えるのかもしれない。

 小ぶりながらも格納庫があり。入口はかなりコンパクトにまとめられている。ところどころに錆が目立つのは、まあ遠洋航海をしてきたから、という事もあるのだろう?そこらへん、日本の船は綺麗だったよなぁ…。

 格納庫内にはヒューマンエラーを防ぐための意識づけポイントなんかが張り出されている。一つ一つ着実に、スピーディーに…という事?

 艦載機はSH-60。コクピットの展示とかパイロットと記念写真を撮ったりとか。こういうところ、海外の方の方が色々とフレンドリー(笑)意外と髭を生やしている方が多いのは、たまたま?
Posted at 2016/08/28 17:02:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 記-Diary- | 日記
2016年08月27日 イイね!

File.202 Sクラスカブリオレ

File.202 Sクラスカブリオレ Sクラスクーペにカブリオレが設定されたのは6月の事。展示されていたSクラスカブリオレを前に、優美に、そして豪華絢爛な一台に仕上がっていると実感した。その一台が、メルセデスコネクションで試乗車として準備されたという。ルーフが無くなったこの一台、試してみる他ないだろう。

 エクステリアとかインテリアの感触は、前回の記事に譲るとして、今回はその走行性能。走りの質はさすがにクーペ譲り、エレガント、とにかく優雅に、ゆったりと、豪華客船のように動じることなく走る。

 一番の違い、オープンのスタイルは、さすがに前席だとAピラーの影響で頭上の解放感は今一つ、ただし、走行している時に風の感覚はさすが。何よりも、シートに送風機能が備わっているというのも凄い。ステアリングにヒーターもあるという、夏も冬場も充分にオープンを楽しめるようになっているこの仕様。

 そしてルーフを閉めた時の静寂性というのも驚きで、Sクラスクーペ並。まるでこのクルマがソフトトップじゃないかのように思えてくる程の静かさである。幌をたたく雨音がかすかに聞こえるというのは、やはり、このクルマだけが持っている特権だろう。

 もうこれは、Sクラスクーペでは無くてSクラスカブリオレの方が両方とも兼備しているという、素晴らしい一台。乗り出し価格は2100万円というのも納得であるが、さすがにこれを買う事は出来ないだろうなぁ・・・・。
Posted at 2016/08/27 06:53:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ

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