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2016年12月03日 イイね!

File.216 ジネッタG4

File.216 ジネッタG4 "今日はジネッタG4にしておきます?"シェアさせていただく予定だったモーガン8のクーラント漏れが直前でわかり、シェアをするのは困難になってしまった。そこで、代打としてシェアさせていただいたのが、ジネッタG4。ある意味、モーガンよりも貴重な一台。いつかは、と思っていたが、これも何かの縁。試させていただくことにした。

 車高99cm、そして690kg。なんだそれ、F1マシンの値ですか?1mを切る全高に、そしてあり得ない程のライトウェイト。これにフォード製の直4を搭載。乗る、というよりも、乗り込むというのが適切な言葉。足を先に入れるのはダメで、お尻から入って足を前に入れる、そういう手順がまさに必要な一台だ。

 運転席は英国車という事で右側だが、助手席側はというと、マフラーが…え?マフラーが、助手席横に?似たようなクルマは、スーパー7、後はACコブラなんかが当てはまるだろうか。が、標準車で触媒がついていないという。オプションで触媒はついているから、公道走行は可能という事だ。それでも、車内に入ってくるガソリンの香りは、やっぱりキャブ車らしい。

 それにしたって、着座位置から眺める眺望は、今まで乗ったどのクルマよりも低い。というか、オートサロンで一度座らせてもらったGT300 CR-Zや、GT500 レクサスSC並。シートはクッションなんて物もなく、薄っぺらいシートのだけ。レーシングカーかよ…それに、ETCレーンに向かうときなんて、まさかこのままバーの下走れるんじゃないか、と思えるほどの低さ。異次元だよ、これ。

 インテリアは、エリーゼやスピードスターと比べればまともな部類。ちなみに、レバーというものは存在せず、ウィンカーもワイパーもヘッドライトもすべて、スイッチ。そのスイッチ一つ一つが、カチッカチッと、丁度いい感じ抵抗をもって反応するのが気持ちいい。モノコックボディではなく、パイプフレームボディの為、室内にもロールケージにボディフレームが張り出しているのが特徴的。外側のFRP外板は、あくまでも化粧。

 なんというか、湾岸ミッドナイトのブラックバードポルシェを思い出す。そういえば、パイプフレームのハコ車に乗るというのは今回が初めてだった。ボディ剛性とか、そういう考え方はモノコックが染みついているのではあるが…なるほど、振動を吸収とかボディでいなすとか、そういう考え方は無いのか?サーキットだったら全く持って問題にならない、カッチリとした、と言えるのだろうけれども、首都高のような入力が激しい場所では、かえってボディがガッチガチのお蔭で振動吸収はサスペンションだけで精一杯、といったところか。

 なるほど、レーシングマシンでニュルブルクリンクを走ったら、こんな感じになるんだろうか?ポンポン跳ねるわ、いつすっぱ抜けるかわからないわ…それに加えて車高が低いもんだから普通に走っていてもサーキットを走っているかのような緊張感。パワステもない、ペダルは下から生えている、路面の振動はステアリングからもシートからもモロ手と腰にくる。
 降りた時には手はしびれ、耳は轟音にやられてキーンと遠くなり、足腰もフラフラ。これぞまさしく、スポーツカー。首都高C1ルートを走るのですら、もうレースをしているかのような感覚。周囲と同じような流れに乗って走っていたとしても、スリリング、というか、危険極まりない。クラッシュすれば、こっちは確実に、死ぬ。スーパー7で感じたような死の香りを久々に感じてしまった。が、どうもこれ、クセになってしまいそう…イケないイケナイ。あっち側に、引き寄せられてしまうかも、クルマは楽しく、そして安全に。こういうクルマはサーキットが本当の住処、でしょうね。しかし、これは911GT3RSですら、GTカー、Zなんか乗用車に思えてきてしまう…気になっちゃいますね。
Posted at 2016/12/03 22:23:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年12月02日 イイね!

舞鶴.3 DDG-177 あたご

舞鶴.3 DDG-177 あたご 1週間前の観艦式にも姿を見せていた"あたご"。まさか1週間で舞鶴に戻っているとは思わなかったところだが、すでに舞鶴港に係留されている姿を見ることができた。

 横須賀で見た時は、曇りであった。が、舞鶴では青空。青空バックだと、かなりくっきり映えますね。曇りであると、このグレーのお蔭で識別が見えにくくなったりもして?まあいずれにしても、晴れているとくっきりとよくわかりますね。

 ひゅうがとのツーショット。艦橋の位置はひゅうがの方が高そうだが、全高という意味ではほぼほぼ同じくらいのようだ。船の形としては、あたごの方がイメージ近いもんではありますが。まあまさか、舞鶴で再会するとも思えなかったもんで。何かと縁があるのやら?
Posted at 2016/12/02 06:42:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 記-Diary- | 旅行/地域
2016年12月01日 イイね!

File.215 911T

File.215 911T もうそろそろ、生ける伝説と言ってもいいだろう初代911に乗ってから、1か月が経とうとしてる。いわゆる、ナローポルシェに乗る機会など起こりえないだろうと思っていたのだが、世の中、Anycaと呼ばれる個人間カーシェアリングが始まり、何とも貴重な一台を提供してくださる方がいたもので。希少なこのクルマ、試させていただくこととしよう。

 現代まで通じる、カエル顔の911。フロントフェイスは、一番のっぺりと、現代であっても滑らかな流線にも見える。銀色、という落ち着いた色合いであるのも、結構渋みを感じさせる限りだ。当然のことながら、フロントバンパー下にはカーゴルーム。

 現代のクルマと異なる、この見事な曲面。当時はさすがに、板金という事なんだろうか?ルーフラインとサイドラインを隔てるのは、溶接用の代?単純な雨よけ用、ということか。パッケージングとしては、車両中心にドライバーがいるような格好だ。もともとクーペを目指していたから、あえてフロントノーズは長くとられている、という事だろう。リアシートも一応、乗れないことは無い。

 このなだらかな猫背にも見えるライン…美しいですね。今には珍しい。扁平率がかなり高いタイヤではあるのだが、おかげさまで乗り心地はかなりイイ。さらに言えば、シャシーは剛性が低いような感じがあり。おかげさまで結構長距離乗り心地は良い限り。

 インテリアは結構普通。というか、センターコンソールが無いというのは、結構意外。シフトストロークはかなり長く、リズミカルにミッションを繋いでいくような感覚だ。回転はしっかりと合わせてやらないと、ギア鳴きは必至。こりゃ、ブリッピングもヒール&トーもうまくなるわけだわ、こういうクルマを運転してるなら。
 それと、チョークなどがついているクルマというのも初めてで、朝一立ち上げ時なんかは、エンジン回転数がばらついたりするので、ブレーキを踏みながらちょっとアクセルを煽る…なんていう技も。パワステは勿論ついていないのだが、フロントに荷重が少ないというのもあって、そこまで力が必要にはならないのだが。
 というか、それ以上に、下から生えているオルガン式の3つのペダルが厄介。クラッチすら下から生えていて、なおかつ、足が短いもんだから踏み込むと足がかなり突っ張るような…おかげさまで乗った後には筋肉痛である。

 搭載されている空冷フラット6。キャブレーターという事もあり、これがまた、かなりの快音を轟かせてくれる。特有のビートが空冷…らしい。ま、空冷のクルマに乗ること自体が初めてなもんで。とはいえ、オーバーヒートとかそういった類の事は全くなし。パワーの感触もそんなにビッグパワー、という感じではない。が、これがまた、軽い車重もあって、軽快に走らせるには充分過ぎるものである。
 901に乗って思うのは、ボディが滅茶苦茶しっかりしているという事。それ以外の、エンジンだったりシャシーだったりは、あんまり突出して素晴らしいというわけでは無い。が、全てを合わせてクルマをトータルとして見た時のレベルが、かなり高い。
 同年代の、スカイラインをここで思い出してみると、どうにもスカイラインがブリキのおもちゃのように思えてきてしまう。エンジンはそれなりにいい。が、ボディはどうにもレベルが違い過ぎる。全くブレない、荷重を路面に伝える。駆動形式の違いは勿論あるのだが、どうしたって違うトータルバランスは、この年代にこうも違うのか、と。というか、この時期に911がこのレベルに居た、というのは軽くショックである。クルマ作りはボディから。エンジンとシャシーは、技術が進歩で進化していった。それが正常進化で、エンジンだけとりあえず馬力作って早くはしれりゃいいじゃん、という考え方ではいいクルマは作れない…それを改めて強く、実感させられる901体験であった。
Posted at 2016/12/01 06:23:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ

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