
今回は極寒(マイナス17度)の
美ヶ原高原の王ヶ頭ホテルに宿泊してきました。
もちろん冬は一般車が近づけませんので、ホテルの所有するバスでホテルまで乗せて行っていただきました。
極寒の銀世界をたくさん撮ってきましたので、お時間がありましたらお付き合いください。
浅間温泉の上の林道美ヶ原スカイライン下にある標高700mにある山辺ワイナリーからバスが出発します。(12時15分)
バスといっっても4WDにチェーンを巻いて、雪道を上がっていくので、このサイズなのですが、もちろん補助席を使って満員状態です。
一般車通行止めの道を上がっていきます。
人慣れしているようで、道に何頭か鹿も出てきて私たちを歓迎してくれます。
出発から約一時間、王ヶ頭の電波塔群が見えてきました。
嵐を呼ぶおじさんのパワーが少ないのかw天気は快晴です!
そして王ヶ頭ホテルに到着しました。
標高は2034mです。
気温は氷点下でしたが、風も少なく太陽が出ているので暖かく感じます。
ホテルの前からの景色はご覧のように美ヶ原の牧場が見渡せます。
ホテルの周りは電波塔だらけ(@@;
あれは美しの塔!
その周りに見えるのは人のようです
そしてホテルの真横が100名山の美ヶ原王ヶ頭!
天気がいいのでホテルの周りを散歩します。
本当に空が青いですよね!
南極でも使われている雪上車がホテルのこの時期のアトラクションです。
2時半に予約をして(無料)雪上車を待ちます。
後ろから乗り降りしますが、後ろがすごい雪化粧w
乗り込みます
私が乗った雪上車はこの中でも一番古く1979年製の大原鉄工所製造(@@
もちろん山々や牧場のことなど運転手さんが解説しながら進んでいきます。
古い車体のせいか、ちょっとうるさくて排気ガス臭いのが難点でした。
雪が柔らかいせいか、思ったよりも振動が少なくスピードも速かったです。
美しの塔が見えてきました。
ちょっと乗り降りが大変です。
10年ぶりでしょうか?
久々にここまできましたよ~
ビーナスラインはしょっちゅう走っている割にはここには来なかったのです(反省)
そして今回の私のベストショットがこれ!
「雪上車と雪と青空」です
もちろん記念にw
こちらからホテルのある王ヶ頭を望遠で見てみるとこんな感じで、本当に電波障害になりそうなぐらいな状態ですねw
ここまでホテルから約2キロ、スノーシューで来る方も多かったです。
後で私もスノーシューを楽しみたいと思います。
実は今回は以前購入してあった韓国製のスノーシューを持ってきたのです(0.5諭吉)
それにしても周りが真っ白でわけがわからなくなってしまいます。
夏は来たことがある人は多いと思いますが、真冬はこんな感じなのですよ~
せっかくなので鳴らしてみます。
雪上車が走る姿にしびれた私ですw
そんな私が一番気にっている写真です。
ここに来なけらば撮れない写真ですね!!
わお~
ちょうど30分前に歩き出した後輩たちがやってきました。
後輩たちと雪上車に乗って同じ牧場の道を帰ります。
そしてホテルの前では皆でソリ遊びをしたり
かまくらに入ったり夕食前に冬の王ヶ頭を楽しみます。
そして今回スノーシューデビュー!
韓国製の安いやつでも十分です(壊れませんように)
ホテルでは通常1000円でレンタルもやていますので大丈夫ですよ。
これ以上怖くて進めない(::
山の頂上なので360度見渡せるのですが、だんだん雪雲がかぶってきてしまって、夕焼けは拝めそうにありません(残念)
気温も下がってきて、暗くなってきてしまいました。
雪雲どっかいけ~
寒くなってきたので一度部屋に戻ります。
部屋はこんな感じで大きなこたつとテレビがあるので快適です。
ベッドも二つ有り、自分が年配者ということもありベッドを使わさせていただきました。
部屋の窓からは電波塔(::
晴れ渡っていれば向こうには松本平が見渡せます。
ホテルを徘徊していると
4階はホールになっていて、多くの写真も飾ってありました。
4階から屋上の展望台に行けるようです。
360m渡せるのですが、風が強く寒すぎです(::
粘りましたが夕焼けは今回は見られませんでした。
松本平がうっすらと見えました。
大浴場はこんな感じでした。
露天風呂があるのですが、さすが真冬はガラスの中にありました。(外はマイナス10度以下)
誰でも使える個室のお風呂が3箇所もあり、女性に大人気でした。
しかも窓からは絶景が見られるのですよ~
夜外からホテルを撮ったところ
星の観察会ができなかったのでロビーでは輪投げ大会が行われました
青野先生の特別室に招かれて青の会の人たちといろいろ話ができました。
そして特別室には檜の温泉もあり、明るければ松本平が見渡せるそうです(@@
夜のK5くんの松本平の写真です。
日曜日
朝はゆっくり6時に起きました。
そしてはじめは外に出なくてホテルの4階の展望台より
6時半頃空が赤くなってきました。
ちょっと雪雲が気になります。
これはコンデジSONY TX-20での撮影
月もまだ出ています。TX-20
気温を測ってみるとマイナス17度(@@
寒すぎです
そんな中カメラを持った多くの方が外に出て撮影していました。
富士山!ちょっとだけよ~w
だんだん明るくなってきました。
私もほかのカメラマンの中に入って撮り始めます。
今回は
山岳写真家の青野恭典先生の後ろで教わりながら撮ることができました。
富士山の手前の建物は車山の観測所ですね。
昨夜15cm程雪が降ったようですが、電波塔は樹氷のようにはならないのですね(@@
加熱でもしているのだろうか?
だんだん富士山が現れてきましたね!
もう少しで太陽が拝めますね。
この雪雲の感じが何とも言えません
もう少しです。
燃えてますw
ホテルの後ろに回って北アルプス方面を見ますが、雪雲に覆われてピンクの絨毯になっていました。
このときのK5くんの写真です。
陽が出るとどんな景色に変わるのでしょうか?
だんだん雪の草原が色つき始めてきます。
南アルプス方面は雪雲がオレンジ色に輝いています。
富士山も暖かそうに見えますねw
寒さの中撮っている甲斐があるって言うもんです。いい景色です。
ホテルにも陽が当たってきました。
最高の色ですね!
ご来光最高!
美ヶ原高原のS字カーブも最高!!
樹氷も今日はたくさん撮れそう(^ー^
竜巻が一瞬虹色に見えたりもしました。
この写真もお気に入りです!
美味しい朝食を食べた後にも外に出てみます。
もう太陽も高く昇り、眩しい銀世界になっていました。
ホテルからはちょっとだけ諏訪湖も見えました。
富士山も薄くなってきてしまいました。
ちょっとバスに乗させてもらい武石嶺方面に向かいます。(8:30)
足跡が全くないあの山(武石嶺)にスノーシューで登ります。
これだけ人数がいれば心強いです。
雪山体験者も4人ほどいますから、その人たちが先頭で登って行きます。
でも2000mの雪山はスノーシューを履いていてもいきなり腰まで落ち込んでしまいます(@@
先頭は本当に大変そう
(久々のK5くんですね)
遠くから大きな雄鹿がこちらを警戒していますね。
すると先頭の後輩がソリを私に勧めます。
気持ちよさそうですが、この急斜面を上がる自信がなかったので遠慮させていただきました。
やっぱり大変そうでした。
皆が遊んでいるので、鹿の足跡を追って先に進んでみます。
冬山もガンガン登ってしまう山ガールのK5くんの後についていったり
私のラッセル初体験の映像です。(K5くん撮影)
私も先頭をやらせてもらいましたが、さすが体力なく後ろに交代です(::
何しろ先頭は雪の中に落ち込んでしまうので、体力を消耗します。
少し行っては先頭を交代しながらラッセルで進んでいきます。
ちょっと振り向いてホテルのある王ヶ頭を望みます。
ちょうど吹きだまっているところにさしかかり、今度はラガーマンだった後輩に交代です。
さすがラガーマン!パワーが違いました!
どんどん上がって行きます。
もう少しで武石嶺に到着です。
若い人たちは楽しそうです(^ー^
K5くんに集合写真を撮ってもらいました。
ここからは松本平が見渡せます。
10時なのですがさすが2000m級の高地、まだマイナス12度(@@
もちろん松本平を背景にぎんがめポーズw(K5くん撮影)
歩きながらパシャパシャしていきます
もちろん辺は樹氷だらけです。
ちょっと曇ってきてしまいましたね
それでは来た道を戻って帰ります。
途中の樹氷綺麗なんですが陽が出てきてくれません(::
本当に楽しい体験させていただきました。
バスが来るまで道にてソリ大会
ここでK5くんたちがウインナーを温めてくれます。
もちろん最高の味でした!
陽がまた出てきてくれて、最高の景色が出現しました。
ホテルに戻り、まだ時間があるので散策していきます。
牧場のS字カーブ、最高ですねw
来年は上の娘のセンター試験があるので来れませんが、再来年もまた来たいと思います。
そして美しの塔には夏にまた来ます!
これは偏光シートから窓のガラスを撮ったものです。
青野先生はこんなこともして写真を楽しんでいました。
最後に雪だるまさんですw
TX-20もいい写真が撮れるもんですね(^ー^