
今回初めて3000m越えの登山をしてきました。
考えたら市内で2番目に高いところだったんですよ(^-^
(一番はちょっと遠い塩見岳)
今回はある方のドッキリがあったりと楽しい登山をしてきました。
写真満載ですがお時間がありましたらお付き合いください。
松本で先輩と会い、誘われた仙丈ケ岳の登山の日がやってきました。
市内で2番目に高い山です!
週間天気予報では午後から崩れる予報でしたが、今朝の天気予報では一日天気がよさそうです。
市内で近いので5時過ぎに家を出ました。
もちろんロードスターで登山行きます(^-^
低い雲が出ていて、これなら上から雲海が見れるのではないかと期待が膨らみます。
あまりにも楽しみにしていたので、3時半に目が覚めた私ですが(小学校の遠足みたい)体調はばっちりです。
コンビニでおにぎりを調達し高遠町が一望できる橋の上まで出てきました。

U
Uターンしてトンネルを超え登山口に向かいます。
ここを曲がればバスターミナルの仙流荘です。
山がはっきり見えるほど天気はよさそうです(期待大)
もちろん違和感を感じつつ黄色い車を止め、ザックを背負い準備をします。
5時40分ですがもうどんどんバスが登山者を乗せ出発していました。
こんな立派なバスで北沢峠まで行けるのですね。
先輩と奥さん、後輩はまだ来ていないようなので先にチケットを買います。
北沢峠まで片道乗車券が1100円、20リットル以上の荷物料金200円、往復で合計2600円を払います。
写真にも映っているように登山者の4分の1は若い女性(@@
男は家にこもってパソコンでゲームをやり、女は元気に登山というイメージになりつつあります(^-^
続々と登山者を乗せバスが出発していきます。
聞けば6時始発なのに5時半からもうバスは出ていました。
皆と合流し少し小さなマイクロバスに乗り込みました。
もたもたしていたので、窓側がとれなかったのですが、思ったよりも窓が大きいのでカメラを構えて南アルプス林道を楽しもうと思っています。
私はスピード狂ですが、バスに酔いやすいのでちょっと心配です。
今日登ろうとしている仙丈ケ岳がちらっと見えました。
それにしてもあんなに遠いところまで本当に登れるのだろうかと一瞬不安になりました。
赤い戸台大橋を渡り南アルプス林道をどんどん上がっていきます。
それにしてもいい天気!
「雨雲を呼ぶ男」と言われてきましたが今日で卒業できるか、勝負の時ですね!(と勝手に思っている私でした)
向こうに見えるのは中央アルプス
宝剣岳もしっかり確認できました。
それにしてもいい天気(^-^
途中バスの運転者がマイクで案内してくれます。
これは鋸岳
山の頂上付近で穴が確認できますでしょうか?
高さ3mの「鹿窓」と言って縦走する時は必ずくぐらねばならい難所だそうです。(鎖で7mを這い上がる)
なんでも先週は二人滑落して一人は亡くなられたそうです。
鋸岳は私にとって危険な山々という印象は不動のものになりました。
あの尖った山は槍ヶ岳でしょうか?
約50分のバスの旅も終り北沢峠に到着です。(2036m)
気温15℃と登るにはちょうどいい気温です。
伊那市で運営している長衛荘
新しい市長さんは登山が趣味なので、ここにお金をかけてくれて設備もきれいになったみたいです、
一度は泊まってみたいものです。
今回の私の荷物です。
ザックは長女のものを借りてきました。
今回新調したIストックです。一本190gと軽量なのですが、グリップが小さいのと、細いのでちょっと心配です。
今回は両手でストックをついて登って足の負担を軽減するつもりです。(もう一本はT字ストックで使いたい人がいれば貸すつもりで持ってきました)
以前ぎんがめさんと登った燕岳では帰りの下りで足が笑ってしまったので、下り温存のために用意しました。
そのほか新調したものはツェルトと小さくたためるガスコンロと小さなチタン鍋、使うことはないと思いますがいざという時のことを考えて持ってきました。
日もさしてこれからの登山の気持ちを盛り上げてくれます。
山梨側の広河原からバスが来ていました。(約25分で到着のバス)
ぎんがめさんが下りてこないか見ていたのは言うまでもありません(^-^
トイレに行って(無料)屈伸運動をして、夢にまで見た仙丈ケ岳まで出発です。
夢にまで見ていたのですが、実はそれほど期待していなかったのです。
というのは周りに行った方が多く、感想を聞いても「ああ~気をつけて」という返事ぐらいしか返ってこなくてそれほど景色が良いのだろうかと疑心難儀だったのです。
(6時15分)
振り返ったところ、今回は登山初めての先輩の奥さんと先輩、3年前から登り始めた後輩と4人でのパティーですが、なぜかリーダーの後輩の「じゅういっぽくん」は私を先頭に指名しました。
私は体力に自信がいのと、ぎんがめさんには「初めは5分の力でゆっくり登ること」と教わったので、標準タイムであろうスピードでゆっくり上がります。
後ろの二人はもうちょっと早く歩いて欲しいようでしたが、初めての3000m級の山ということもありペースを守って登りました。(標高差1000mを上がります)
すぐに平らなところが現れ稜線に出てきたことがわかります。
それにしても木漏れ日が気持ちいところでした。
後ろをふと振り返るといきなり甲斐駒ケ岳が姿を現しました!
噂に聞いた白い山頂は思ったよりも登りにくそうです。
以前登った蓼科山とは違い近くに高い山があるってそれだけで楽しめるのですね(^-^
標準タイムちょうどの2時間後3合目までやってきました。
ここまで立ち休みをしながら上がってきましたが、ここではザックを降ろして一休みです。
十一歩君がくれたチョコレート
「岳」の三歩君にちなんで後輩のハンドルネームは十一歩なんだそうです(^-^
西に見えるこの山はアサヨ峰でしょうか?
空気も澄んでいるので迫力ある姿です。
4合目は休まず進み
途中ちょっとした岩場がありましたが、登山道は整備され歩きやすかったです。
先輩の長谷村では中学2年になると皆仙丈に登るのだそうです。
なので奥さんも苦しいときは娘たちも登ったからとがんばっていました。
馬の背への道が延びていました。
ここも休まず通って行ったのですが、本来は5合目で休むはずだったのです。5合目と表示がなかったのでここが5合目だとわからず通っていました。
結局展望のいいところで長く休めたので結果オーライです。
振り返って甲斐駒ケ岳を見たところです。
2700mまで上がってきたので甲斐駒も目の前にありますね。
甲斐駒と鋸岳の間からは八ヶ岳がはっきり見えました。
今度ピラタスのロープウェイで娘と紅葉の坪庭あたりを登りたいと思っています。
甲斐駒ケ岳を400mm相当でアップにします。
頂上付近の人は確認できますが途中の岩場には登山道はなさそうです。
こうやって見れば甲斐駒は岩が多く急な登坂で危険なのがわかります。
くりのすけさんやぎんがめさんと一緒に登りたいと思っていましたが、私に登れるのでしょうか?
少し開けたところまでやってきました。
左から鋸岳(2685m)、向こうに見える八ヶ岳(2899m)、そして白くて男性的な甲斐駒ケ岳(2966m)
北沢長衛小屋の少し下でしょうか?テン場が確認できました。
天気も良く景色もいいので「甲斐駒を眺めるTAB」を撮ってもらいました(^-^
少し背の高い這い松の間を登っていきます。
すると森林限界に出てきたのか急に上部の展望が開けました。
これぞ夢に見たアルプスの稜線歩きが目の前にあります!
しかし標高が高いせいか息が荒く、3合目から1時間半も歩いてきたので結構きついです(::
5合目がなかなか現れないので勘違いしてたことに気がつき、この展望のいいところでザックを降ろし一休みです。
でもこの景色が私を休ませません、もちろんカメラを構えて何枚も連写しましたよ(^-^
振り返ったところ
北東には北アルプス連峰
ズームで寄ると先週
くりのすけさんが登った槍ヶ岳が確認できます。
先月
ぎんがめさんが登った唐沢岳はギリ映っているのでしょうか?
八ヶ岳をアップにします。
本当に色々な山が見れて楽しい登山ですね!
それに、やっぱり登山は晴れてなんぼですね(^-^
甲斐駒ケ岳の右には鳳凰三山が見えるはずですが
あの奥の山々が鳳凰三山みたいですね。
なんか富士山みたいな山が見えますが
それにしても鋸山は歩きにくそうですね。
皆さんは座って休んでいますが、そこにこちらの年配の女性が声をかけてきました。
なんでも一人で登山をしているらしく、標準タイムの2倍をかけて登るのがこの方のスタイルのようです。そりゃあ端から登山者に声をかけていれば倍かかりますよ(^-^
十一歩君の山でのポーズだそうです(^-^
誰かさんと同じような(笑)
やっぱりこのポーズがかっこいいですよね!
ふと西を眺めるとやっぱり先ほどの山は富士山だったのです!
そういえばこう☆くんがバイクで5合目まで登っているんだった。
もうちょっと下まで見えたら手を振ってみよう(^-^
小淵沢方面でしょうか雲海が見えましね。
高いところに登ると世の中を独り占めした気分になるのは私だけでしょうか?(単純)
鳳凰三山と富士山!
この景色はここからしか見られませんし、本当に空が青くきれいでした。
そしてちょっとした峰の小仙丈ケ岳に到着です!(2855m)
するとこんな高い山でも携帯にメールが何件も入ってきました。
電波が届かなかったので開けたところでたまっていたメールがいっせいに届いたようです。
なになに~とメールを見てみると、
くりのすけさんから入っていました。
今日ここに登るって予告してきたから、用事の途中に思い出し、山はどうですか?見たいなメールでも届いているのだと思いメールを開きます。
すると(@@
丁度一時間前の発信で
「こんにちは 私たちは今小仙丈ケ岳にいますよ~」とメールが入っているではありませんか(驚)
え~ここに来ていて、しかも一時間も前に通過しているの~?
とひっくり返りましたよ~
どうやらくりのすけさんのドッキリにはまったようです(^-^
先ほど休憩したところを振り返ったところ。
先ほどのおばさんはまだいるのかな(^-^
伊那谷もはっきり見えました。
お~い!みんな~!見えるか~?
十一歩君と記念撮影です(^-^
頂上まで一時間程度でしょうか?
あんな向こうの山に自分の足で一時間程度で着いてしまうなんて、なんか不思議な感覚です。
富士山の横には2番目に高い北岳が見えました!
日本で一番と二番が肩を並べて見えるのもここ仙丈だけなんですよね?
仙丈って結構景色いいじゃないですか!
お~い!こう☆くん~見えるか~い!(笑)
写真ばっかり撮って何も休んでいませんが頂上まであと少し!
伊那スキーリゾートが確認できました。
会社もあの辺だと思うのですがコクヨの倉庫しか確認できませんでした。
駒ヶ根の町も見えました。
こうやってみると仙丈ってどこからでも見えるのですね!
私の家からは見えないので、そんなに見えるものだとは認識なかったです。
またまた振り返り甲斐駒ケ岳、鋸岳を眺めます。
八ヶ岳の裾野が見えるのでこちらも大分高くなってきたのが分かります。
ご夫婦一緒にこんな景色が見られるなんて、なんて幸せな先輩夫婦なんでしょうね。
ん~いいカット(^-^
南西に目を向けると間の岳など、ぎんがめさんが縦走した山々が見えますね。
かっこいい~! 十一歩君!
日向ぼっこしているおじさんもいたりして(^-^
北岳と富士山を眺めますが、北岳って私のような軟弱でも登ることができるのでしょうか?
(くりのすけさんの愛方さんからは激励(?)いただきました(笑))
北岳の頂上の人影らしいものも確認できました。
本当に夢にまで見た楽しい稜線歩き(^-^
ゆっくり稜線歩くを楽しみました。
それにしても息を呑む景色ですね(^-^
いわばはストックをしまって歩けばよかった、奥さんのストックを私が持って足場を誘導します。
一番くぼ地で振り返ったところ、甲斐駒ケ岳が見えなくなってますね。
少し登るとまた甲斐駒が見えて来ました。
少し雲が出てきましたが、富士山もまだばっちりです!
仙丈小屋への近道が見えてきました。
ここからは頂上は見えませんが、登頂するまでの一番いいところです。
以前ぎんがめさんと登ったとき、ずっと先を歩いてくれていたのですが、先に登頂の喜びをということで登頂の寸前で前を歩かせてくれたのを思い出し、先輩に先頭に行ってもらいました。
先輩は私の思いなんて分からないでしょうが、奥さんを置き去りにするほど早く歩いていってしまいました(::
そういえば私も頂上寸前で前しか見えず、ペースがべらぼうに上がったことを思い出しました。その時ぎんがめさんに「今日一番のハイペースだったよ!」みたいなことを言われたなあなんて思い出しながら、先輩に声をかけます。
頂上の人だかりが見えてきました(@@
先輩も少しペースを落としてくれて皆で並んで進んでいきます。
さすが3000m近くになると空気が薄くなって息が荒くなりますが、目の前に頂上が見えてくるとテンションも上がってきて息苦しさも忘れるほどでした。
7月上旬までここのカールに雪が残っていたようです。
仙丈小屋こ近代的で太陽電池に風力発電ですか(@@
くりのすけさんたちはもう小屋に着いてしまったのでしょうか?
ここからだと黄色い登山靴は確認できませんでした。
頂上をアップで!
少し狭い頂上に凄い人が上っていますね。
くりのすけさんはどこだろう?
カールを右手に望みながらゆっくり楽しく進んで行きました。
富士山と北岳の背比べ(^-^
ここからだと近い北岳のほうが高く見えますね。
紅葉シーズンもよさそうですね(^-^
富士山と北岳、「一番と二番とTAB」(^-^
後もう少しで頂上です。
ここで先輩に奥さん先に登らせてあげたらと声をかけますが、私の提案却下されました。
ここまで来ると南側の南アルプス連邦が拝めるのですね。
振り向くと、なぜか離れたところで十一歩君が手を上げながら走ってきます(^-^
やっぱり先輩さっさと行っちゃうし~
頂上付近って不思議と蝶々と出会うのはなぜなんでしょうか?
11時30分、楽しい気持ちで、初の3000m越え、仙丈ケ岳(3033m)に登頂です!
頂上は混んでいましたが三角点にもタッチです(^-^
そして無謀にも頂上から携帯電話をかけます。
カミサンではなくてくりのすけさんにかけた私です(笑)
すると電波が弱いですが、くりのすけさんは丁度仙丈小屋で昼飯を食べているようです。
このときに手を振ってもらえばよかった(反省)
そして世の中を征服したような笑顔の私(自爆)
頂上から見ても北岳のほうが高かったです。
南側には南アルプス連山が見えますが、この角度ではどれがどの山かさっぱり分かりません。
そしてもちろんこのポーズ!
本当に満足そうですよね(自爆)
それにしても凄く青い空でした!
仙丈小屋を頂上から見ます。
あのオレンジ色のシャツの人が気になりますが、くりのすけさん夫婦はどれなんでしょうか?
電波が弱く(au)この後つながりませんでした。
頂上でラーメンて言うのもいいですね(^-^
今度娘と登ったときやってみよう!
八ヶ岳方面ですが、本当に楽しい景色ですね(^-^
頂上で昼飯の予定でしたが、あまりにも混んでいて座るところもなかったし、私の友達が丁度山小屋にいると話したら降りることになりました。
ここから上昇気流なのか風が強くなり、奥さんは帽子を飛ばされないようしまっていました。
20分ぐらいで降りれるのでしょうか?
やっぱりあのオレンジのシャツを着たカップルが気になりますね(^-^
本当は画面一番上のテーブルに座っている4人組の右側がくりにすけさん夫妻でした。
振り向いて ナナカマドと仙丈
まだ紅葉は気配がありませんでした。
もうすぐです。
仙丈小屋に到着です。
売店もあり(カレー1000円、ビール600円)有料トイレは一回100円でした。
それにしてもきれいな山小屋ですね。
ここなら娘も泊まってくれそう。
そしてくりのすけさん夫婦と合流できました(よかった~(^-^)
後ろ向きのポーズを3枚ほど撮り、撮っていただいたくりのすけさんの先輩からは、正面はいいのかと聞かれたのでした(^-^
正面も撮れば良かった(反省)
奥さんは今時の山ガールでお洒落ですね。
くりのすけさんシャツを脱いだらオレンジ色でした(笑)
それにしてもこの景色を見ながらテーブルで昼飯が食べられるって、本当に幸せなことですよね(^-^
先輩は500円のラーメンを頼んだら、これが届きました(^-^
ここで北海道か?とつっこむところでしょうか?
頂上方面です。 見事なカールがわかります。
本当にこんな景色が見られるってことは、これで完全に「雨雲を呼ぶ男」卒業ですよね(笑)
私はコンビニおにぎり2つが昼飯です。
くりのすけさん夫婦のザック
12時半にくりのすけさん達は降りて行きました。
3時のバスに乗るのだそうです。
来週再会できるといいのですね。
しばらく景色を楽しみます。
本当に若い女性が多く山ガール花盛りでした。
十一歩君は500円もするコーヒーを飲みほします。
私も記念に何か頼めば良かった。
この方が仙丈小屋の方で、市内から来たと言ったら笑っていました。
今年は天気が良くて忙しかったとか、でも最近は暇になって泊まらないか誘われました。
ここは10月下旬までの営業なのですが、紅葉は本当にきれいなんだとか。
12時50分、4時のバスに間に合うように出発です。
こんな笑顔なのですが、この後大変なことになるのも知らずポーズとってますね(笑)
見送られながらの出発です。
いつかまた来ますね!
下界を眺めながらの楽しい下りを私が先頭で降りて行きます。
ナナカマドが凄く群生していました。
これがすべて真っ赤になるとこを想像すると凄い紅葉なのですね!
あと2週間後か、今年は例年より遅くなりそうですね。
だれか紅葉の仙丈登りませんか?(写真を見てみたい)
ナナカマドの林を抜けどんどん降りて行きます。
振り返ったところ、もうこんなにも降りてきてしまいました。さらば仙丈のカール!
馬の背ヒュッテ近くまで降りてきました。
シカ除けの柵があり雰囲気ぶち壊しですが、鹿はしょうがないのですね(::
小休止の後、馬の背ヒュッテを後にして先を急ぎます。
薮沢まで降りてきました。
ここから登り返して、登りで通った五合目まで行けますが、今回は沢下りを選択しました。
この沢下りが私にとってはえらいことでした。
全く景色が見えないのではなく、甲斐駒が応援してくれる沢下りでした。
途中綺麗な水玉の滝を見たり
段々足が言うことをきかなくなっていましたが、そんなことも言えないので頑張って降りています。
時計を見ながら30分ごとに休憩を入れてゆっくり下りて行きました。
少し大きな滝が私たちを励ましてくれたり
鋸岳が姿を現し励ましてくれました。
先ほどのカップルが道の確認のために休んでいました。
水は冷たく顔を洗うと元気が出てきます。
丸太を超えたので後2時間程度でつきそうですが、どうにも足が笑いだしてペースが上がりません。
するとこんな表示が(::
山を登って遠回りするみたい(@@
時間大丈夫なのだろうか?
前の女性も遅いこともあり、こんな道では全くペースが上がりません。
「ちょっとのぞいてみてごらん」と看板がありました。
こんなところを歩くはずじゃなかったのですが(::
「岩バレ」(ガンバレ)の看板見落しました。
何しろ根と石ころで本当に足場が悪いです。
林の中に入りましたが、時々甲斐駒が姿を現し応援してくれます。
先輩の奥さんが遅れ始めました。
どうやら右足の付け根と膝が痛みだしたみたいです。
どうもバランスが悪いのではということで奥さんのストックをたたんで下りますが、急な下りは相当痛そうでした。
それを見ている私も膝が笑いだし他人事ではないのですが、なんでこんな道なんだと一人でわめきながら気合を入れて頑張りました(笑)
あと一時間しかありません、4時のバスに間に合うか微妙になってきました。
それでも斜度が落ちてきて、奥さんもペースが上がってきました。
大きな石灰岩を横目で見て下っていきます。
段々ジメジメしてきたかと思ったらきのこやら苔が一斉に生えはじめました。
あと少しだと思うのですが、私も余裕がないこともあり、しっかり地図を見られず、下りの残り時間が分かりません。
やっと大平山荘までやってきました。3時40分
一口水をいただきます。
視線を感じ振り向くと皆さん私を見ていました。
ここで先輩方はトイレ休憩し(200円)4時の北沢峠のバスに乗るために舗装路を登り返します。
ここで待っていてもバスが来ますが、満席の場合乗れなくなるので、北沢峠まで急いで向かいます。(3時45分)
膝が笑ったのと少し安心したのか、全くペースが上がりません。
ふと見上げると奥さんまでもがあんな先を歩いているではないですか(@@
ここでリーダーの十一歩君はもし間に合わない時、バスの運転者に待ってもらおうと走りだしました。
なんでここで走れるか信じられない私ですが、頼もしいリーダーです!
ようやく北沢峠まで来ました。
時計の時刻が見えますでしょうか?
最終4時のバスに3時59分到着です!(ふ~間に合った!!)
十一歩君が交渉したのですが4時になったら出発するときっぱり言われたそうです。
ここまでくれば余裕が出たのか私はまだ写真を撮っていますね(^-^
後3分も遅れたらこちらに残って山小屋に泊めてもらわなければならなかったですね(それもいいか(笑)
さすが伊那市、ここの標識はピカピカです。
朝と同じように人が集まったら定刻に関係なくバスが出発していたそうです。
実際くりのすけさん達もペースが上がらず3時半のバスに乗ったようです。
さよなら北沢峠、今度来る時は甲斐駒ケ岳を登ることでしょう。
バスが動き出すと同じく皆眠りに落ちました。
私は1.5リットルのジュースを飲みほしてしまい、4本目のペットボトルを出そうとしますが疲れていて体がいうことを聞きません(::
皆寝ていますが、バスの運転手さんが、仙丈もう雲がかかってますねの声に反応し写真を撮ります。
こんな状態の登頂じゃなくてよかった。
明日は天気が崩れる証拠ですね。
ようやく戸台大橋です。
下りは少し早く45分ほどで仙流荘に到着です。
先輩たちは宿の前に車を止めたようです。
私は引き返し車を取りに行きます。
ん~やっぱり違和感ありますでしょうかね(^-^
鍵を入れた瞬間周りの人の視線が強まったような(笑)
そしてくりのすけさんが待つ温泉へと入りました。
先輩に温泉代おごってもらい、くりのすけさんと今日の仙丈の思い出や次に登る山の話で盛り上がりました。
最後に今日一日歩いた道のりです。
この地図は
伊那市のHPにあるものをお借りしました。
