
毎年秋に気の合った仲間(KPRC)でツーリングに出かけます。
KPRCのツーリングは地方都市に泊まって
レンタルバイクを借りてのツーリングなので、
乗りたいバイクを選択できる楽しみがあるのです。
そんな感じなので目的もないTRGですが、みなさんに紹介したいと思います。
メンバーの紹介
HD先輩:最近体重が増えてきていますがヤマハのバイクを5台所有するヤマリストです。(レンタルバイクは最新のR-1)
SM後輩:AE86でレースをやっていたので車の運転は異次元、今回はVitsのレンタカー(でも激速)
TM後輩:最近バイクを購入したリターンバイカー、今回初めてKPRCに参加(レンタルバイクはMT-07)
TAB:私は撮影係で今回はヤマハのXSR900を借りました。
今回の
宿泊場所は大阪、駅まで散歩します。(一日目)
南信州では考えられない建物と人の数に圧倒されます。
今日の目的地
「あべのハルカス」
おじさん4人ではこんな観光地しか思い浮かばなかったんですw
祝日なので1時間待ちの「北斎」展
展望台の列は別で5分も待たなかったです(展望台1500円)
エレベーターは300mに向けて登って行きます。変なGは感じないのですごい技術ですよね。
やってきました
あべのハルカスの展望台
祝日なので結構人がいます。
やっぱりちょっと怖い(ーー;
展望台は面白い構造になっていてご覧のように
天上回廊というものです。
それにしてもすごい町並み!
下に見えるのは
慶沢園と大阪市立美術館
ビル群も綺麗に見えました
通天閣を見下ろす感じなのが不思議な感覚でした
四天王寺もバッチリ
大阪城も確認できました
ここは真ん中に
天空テラスがあり、ゆっくりできるのですが今日は最高気温28度と暑かったんです。
日陰を見つけて陣取ります
空が見える不思議な300mの空間
天気が良かったので
天空テラスを楽しめました
そして夕方、
生野2りんかんにある
レンタルバイク819にてバイクを借りました。
今回何を思ったのか
HD先輩は最新のR-1を借りました。
いろいろ機能が付いていて説明に15分も聞いておりました。
お腹がつかえて大変そうなんですが大丈夫なのでしょうか?
R-1:飛躍的進化を遂げた各種電子デバイス
市販二輪車では世界初となる、3次元的な車両の動きを検知する6軸制御センサーIMU(Inertial Measurement Unit)を2015年モデルから搭載。
CPUが各センサー信号及び車速センサー信号をもとに高速演算を行い、高精度なバンク角検出と後輪の横滑りの検出を実現している。IMUで得られた走行中の車両姿勢情報は、CAN通信(Controller Area Network)でECUに送られ、演算により燃料噴射量(INJ)、点火時期(IGN)、スロットルバルブ開度(ETV)の各マップを補正して行い、最適なエンジン出力として反映される。
そのECUにはレース実戦における競争力を高めるため、バンク角の深さも反映した新型TCS(トラクションコントロールシステム)、滑らかな旋回性能をサポートするSCS(スライドコントロールシステム:MotoGPでは2012年から導入、市販二輪車では初)、ウィリー等によるタイムロスを抑止するLIF(リフトコントロールシステム)、俊敏なスタートダッシュを支えるLCS(ローンチコントロールシステム)、アクセル全開でも滑らかにシフトアップ操作を支援するQSS(クイックシフトシステム)の5種の制御システムを搭載し、相互に連動してライダーの運転操作集中力を支援することで、マシンのハイポテンシャルを効率よく引き出すことが可能となった。なお、個々のシステムは走行環境やライダーの好みに合わせ、ユーザーの選択により介入レベル調整、及びON・OFF設定が可能である。
また2014年モデルまでのYZF-R1のD-MODEをさらに進化させ、ライダーの好みや走行環境に応じて走行モードを左右のハンドルスイッチで選べるPWR(パワーモード切替えシステム)とYRC(ヤマハライドコントロール)を採用。

PWR は、アクセル開度に対するスロットルバルブ開度マップを4つ備えており、好みや走行環境に応じてユーザーが選択できる。
YRC は、各制御を織り込んだPWR 各モードを、それぞれ独立したセッティングデータとしてメモリーするものである。「A」「B」「C」「D」の4つのパターンとしてとして保存される。
マシンに装備された電子デバイスとライダーとのインターフェイスとして、各表示機能を集約し優れた視認性の4.2インチ全透過型のTFT液晶表示のデジタルメーターを採用している。メーターの背景色はホワイトバック、ブラックバックから選択可能で、表示モードは「Street」と「Track」の2種類から選択が可能となっている。
今回私は一度乗りたかった
ヤマハのXSR900
XSR900のメーターはシンプルですが液晶なので情報量は十分にあります。
今何速に入っているか教えてくれるのはいいですね。
それにUSB電源があるのでスマホをナビ替わりにも出来ました。
夜は大阪道頓堀へ
こちらのホテルのハロインパーティーに参加してきましたw
翌朝6時、ホテル地下駐車場にてツーリングの準備をします。
今回のコース、本当はもうちょっと走る予定でしたがHD先輩が腰が痛いということで月ヶ瀬をパス、
合計350kmとちょっと物足りないTRGでした。
外に出てみると快晴の朝でした。
さあ!それでは安全運転でいきましょう!
バイク3台と車1台のTRGのスタートです。
HD先輩のR-1
ハンドルが低くておじさん(お腹の出た)にはキツそう
R-1リアはこんな感じで穴があいているのですよ~(@@;
私の借りた
XSR900のテールエンドはLED使いながらもレトロないい感じ。
MT-07のテールエンドは最近のバイクといった感じでした。
さあ初参加のTM後輩、朝は余裕のようですがこの後どうなるでしょうか?
阪神高速に乗り
国道310号線を通りちょっと細い峠道を通ります。
そして
国道168号線に入って最初の待ち合わせ場所の
道の駅 吉野路大塔に到着
なぜか
Vitsが先に到着しておりました(^ー^;
TM後輩はといいますと車が多いこともあり離れず付いてきてくれました。
私はパンチングレザーだったのでお腹を冷やしてしまいトイレにちょっとこもったのでした(ーー;
お腹にタオルを詰めて出発!
国道168号線を南下します。
そして本日の目的地にやってきました。
吊り橋が見えますでしょうか?
その昔、日本一長い吊り橋ということでやってきました。
早朝なのでこちらに止めさせてもらいました。
国道168号線を南下してきて
十津川村に入ったところです。
297.7m! 昔は日本一の長さの「谷瀬の吊り橋」
場所はこんな感じです。上野地トンネルに入ってしまうとわからなくなるので案内看板を見つけ側道に入らなければなりません。
スリル満天!空中散歩
「谷瀬つり橋」
日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋。(実は今では
2番目の長さ)
十津川(熊野川)に架かり十津川村上野地(うえのじ)と対岸の谷瀬(たにぜ)を結ぶ。川面からの高さ54 m、長さ297 m。1954年(昭和29年)に架橋された。
完成した1954年から1994年までは日本一長い歩道吊り橋だったが、
1994年(平成6年)に茨城県の竜神大吊橋が完成すると日本一の座を譲っている。
吊り橋が完成する以前は、川を渡るたび谷を下り、丸木橋を渡って対岸の斜面を這い上がらなければならなかったと伝えられている。
洪水のたびに丸太橋は流され、あまりの不便さから当時800万円あまりを要して住民が造ったもので、教員の初任給が7,800円、米10キログラムが765円であった戦後復興期の時代に、地元の住民が1軒当たり20 - 30万円を出し合い、村の協力を得て建設した
生活道路橋である。
そのため、
地元の人や郵便配達員などはビジネスバイク等で渡って行くが、一般の観光客は自転車やバイク等二輪車での通行は
禁止されていて、徒歩での通行のみとなるので注意が必要である。
また、この橋が地元の学校への
通学路となっている。 中央部に幅約80 cmの板が鉄線と30 cmおきに渡された横木の上に載っているだけで、はるか下の川や川原がはっきり見える状態で、その板の上を歩いて渡るが、
風が吹くと中央部分はかなり揺れる。
「危険につき20名以上は同時に橋に乗らないように」の旨の注意書きがある。話題性や眺望の良さから観光シーズン中は、観光客が多く訪れており、一度に20人以上が乗ると危険なため、混雑期は監視員を配置して上野地から谷瀬への一方通行規制とする場合もある。吊り橋は終日無料で通行できるが、この場合、対岸から臨時有料バスで戻ることになる。
解説はこのくらいにして・・・
怪しい人が渡っている(@@;
これって?
ミニオンズ??
やっぱりちょっと怖い・・・
スマホやカメラを落とさないようにしてから渡ります。
板の間から下が見える~(ガクガクブルブル)
こんなところを
郵便局員さんはビジネスバイクで渡るんですか(@@;
しかもHD先輩が言うには昨日テレビで取り上げられていて
シニアカーで渡っていたとか(@@;
スレ違い不可でしょう!!
さすが真ん中辺で引き返してしまった私ですが
ミニオンズさんたちはちゃんと往復しておりました。
この写真が今回の目的ですww
さらに夏にはこの上で
暴れ太鼓(@@;
確かに
天空の響きですなあ~相当揺れそうですが・・・
国道168号線はところどころ細くはなりますが基本走りやすい道でした。
このあたりは落葉樹が多いので紅葉は綺麗そうですね!
岩村橋
このあたりの川の水は石灰質なのか綺麗なエメラルドグリーンでした。
途中 交通安全をお祈りし
熊野川を渡ります。
国道沿いなのでそれなりに民家はありましたが川の水が綺麗な色なので走っていても飽きませんでした。
眼下にダムを見つけて止まります。
このあたりは川をせき止めてダムにして発電や防災をしているようでした。
新宮川沿いの細い道、国道168号線を走り
十二滝です。
狭いかと思うと高速道路並みのこんな道も出現します。(
五条新宮道路)
新宮川もエメラルドグリーンですね。
本宮道路をちょっと右に入り、
道の駅 奥熊野古道ほんぐうで休憩
都会はちょっと遠いですが良いところですね!
近くに
熊野古道があるというので行ってみます。
熊野古道の
発心門王子という看板がありました
いかにも熊野古道という感じですね。
リュックをしょった外国人がトレッキングしておりました。
TM後輩に教えられ
世界遺産の看板を発見、XSR900と一緒にパシャリ!
いい記念になりました。
TM後輩の乗るMT-07、途中の
苔がやばすぎて路肩も苔むしていて乗ったら転ぶんじゃないかとTM後輩とビクビクしながらの走行でしたw
そして国道168号線に戻って
熊野本宮大社前
入口だけ撮影しました(^ー^
国道169号線に入って
北山川はすごくゴツイ川でした。
こんな細い道でもVitsはバイクと変わらない時間で来ています(@@;
北山川も塞き止められて太い川になっておりました。
それにしてもこの辺りの川は本当に綺麗な色です!
先に行って待ち構えます。
来ました、先頭はR-1のHD先輩!
ちょっとボケたか・・・
完全にボケボケ~(ーー;
お次はSM後輩のVitsとTM後輩のMT-07
まだまだ余裕な感じですね
でもこのあとSM後輩の激速の運転を目の当たりにして「あんな速いVits見たことない!どう考えても車の曲がれる速度じゃない!」と言っておりましたですw
上北山温泉手前で休憩
やっとランチです。(1時頃)
吉野町に入ったところで今後のコースを練り直します。
本来はこのあと月ヶ瀬を廻ってくる予定でしたがHD先輩のR-1の辛いポジションに負けショートカットして帰ってきました。
返却時間の1時間前の4時に到着、お疲れ様でした!
R-1も何事もなく無事に帰ってこられて良かった!
もちろん私も無事故、無違反ですよ~
燃料や傷をチェックして返却終了
TM後輩も私たちに初めて参加して楽しかったようでよかったです!
最初はビビっていましたがHD先輩が思ったより安全マージンとって走ってくれたおかげで私たちもゆっくり走行できましたし、ツーリングらしく一緒に走ることができました。(いつもは一緒に走れないのか?ww)
SM後輩が迎えにいてくれて無事にホテルに戻ることができました。
車が一台伴走してくれるといろいろ助かります!
帰りは神戸のワイン発祥の地に寄ったり
アメリカのパトカーを見たりしてきました。
アメリカのパトカーにはパナソニックの
タフブックが全車搭載されているそうです!
後ろのシートは
手錠をして乗る前提のプラスティックのシートになっておりました(@@;
ということでおじさん4人のKPRCのレンタルバイクツーリングでした。
来年はもうちょっと豪勢に行きたいですね!
