
2025年の豪雪で長らく休業状態だった吾妻屋旅館ですが、なんと10月から営業を再開しました!
お終いになってしまう宿も多いなか、この山奥にぽつんと1軒宿が復活してくれたのは嬉しいニュースです。
早速予約を入れ、当初は1泊のつもりでしたが、仕事シフトの都合で休みが貰えたので連泊にしました。
【復活の吾妻屋旅館】
ホームページで、雪害のため休業とのお知らせがあり、暫く続報もなく。
ネットの掲示板にて、登山のついでに様子を見てきたという方の投稿をみて、大掛かりな修繕をしているのが分りました。
【東京から4時間半】
家を出たのが11時前、外環道から東北道へ、郡山JCTで磐越道 猪苗代ICへ。
猪苗代で給油と、ベニマルで買い物。
県道2号、米沢方面スカイバレーを超えて、天元台ロープウェイ乗り場駅から、さらに未舗装路の急斜面を1kmすすむと、山奥の一軒宿 吾妻屋旅館があります。シャコタン車は亀になると思います。
到着は15:20でした。
こちらのお宿、チェックイン14:00〜16:00、チェックアウト10:00です。

既にみなさん到着してたみたいで私を含めて駐車場に10台、満車状態です。

水飲み放題!

露天風呂はすべて混浴。
湯浴み着OK!
【お部屋】

ひとり旅向け、6畳。
ミニ扇風機あり(夏場部屋の温度があがっちゃうので正直真夜中なるまで寝苦しい)
ガスストーブあり、ホットカーペットあり。
金庫あり、ティッシュあり、テレビあり。
ないやつは、冷蔵庫、エアコン。

部屋からの眺望
【電波状況】

ソフバンは部屋では繋がりません。
外でなんとか。
auは部屋でもバリ4でした。
ロビーでWi-Fi使えます。
【連泊について】

◽️タオルとか浴衣とかお茶
お部屋の押し入れ?に2泊目用のバスタオル、歯ブラシ、浴衣があります。フェイスタオルは1枚か。
お茶🍵セットとお茶菓子は、朝食後風呂に入っているうちに新品に交換されていました!
◽️昼ごはん
あったかいうどんの用意があるみたい。
お昼なかった時のことを考えて、ここへくる前にベニマルでパン買ってきてました。
うどん、どんなのか気になるー。
◽️連泊中の風呂、過ごし方

内風呂、露天風呂、貸切風呂すべて10時から掃除だそう。館内に時間差で掃除で時間までは入れると記載がありましたが、人手が足りず時間通りにならないということでした。
雨のせいか、内風呂からスタートしたみたいでした。
10:00から部屋で昼寝
12:00にTVみながらパン食事
13:00に貸切風呂1126に突入

(他のお風呂はお湯がまだ溜まってなかった)
◽️他のお客さん

今回連泊したのは私だけみたい。
【早速お風呂めぐり】

初日の到着直後。くる途中のスカイバレーは紅葉🍁始まって綺麗だったんですが、こちらガスがかかってて眺望は無い。今回の旅ではあいにくの雨で、ガスが完全に晴れるときは無かったでしたが、合間合間で楽しみました。
◽️内湯

お風呂場は新しく改装されていました!

源泉の勢いすごい。

絶妙な湯加減

湯船や、源泉の箱は以前のままで重厚感があっていいですね!床や壁はヒノキかも。

洗い場にはシャワーはないです。

湯桶も新しくしたのかも。

お湯の投入量がよいです。たっぷりのお湯に浸かります。青みがかっているのは、硫酸塩泉だからでしょうか。香りも他の硫酸塩泉に似ています。優しい香りです。お湯触りも柔らかい。温度は熱めに調整されています。
◽️貸切風呂1126

基本全て同じ源泉ですが、ここだけ白い湯の花が舞っていて、硫黄の香りもちゃんとします。投入量も多くて最高です。

同じらしい。
◽️渓流露天風呂

ダイナミックな滝のすぐ目の前に湯船があります。この宿の売り的な露天風呂です。

今回湯量が少ないからか、かなりぬるめの32℃。

外気温がひくいこともあり流石の私でも長時間は冷え冷えでした。
以前11月にきたときでも熱かったこともあるのでその時々によってちがうのかもしれませんね。

脱衣所が簡易なので混浴タイム中の着替えはここではできませんが、人が居ないタイミングで湯浴み着にバスタオルかぶって移動すれば大丈夫、、、!
◽️展望露天風呂

大雪の影響で屋根が壊れてしまったらしいです。木材が不足したため、屋根なしになったということでした。
今回滞在中ずっと雨だったので屋根欲しかった!

もともと道路から見えるところでしたが、より見えやすくなりました!
今回、ぬるめの39℃で景色を見ながら長時間浸かることができて、今回の風呂の中で一番気に入りました。
◽️栗の根っこ風呂

夏で暑くても、他の風呂が熱くてもここだけは自分の湯加減に調整できます。
水を投入してぬるめにできます。

湯船が小さいのですぐお湯がたまって熱くなります。出るまでにもとの湯温にしておけばいいでしょう。

ちょうど目線に丸太があって眺望は望めませんが、寝るには最高の湯船です。
【女性タイム】

夕食後の18:30〜20:00まで露天風呂は女性専用になります。食後に寝てしまい、19:30ころ起きてなんとか風呂へ。
そのまま21:00まで展望露天風呂におりましたが、1名入られただけで、静かでした。
【夜中のお風呂タイム】
こちら、一晩中お風呂解放しています。
山の中で街の明かりもないので周りは真っ暗です。照明はついています。
晴れてれば満点の星空が見えたでしょうね。
駐車場に車たくさん止まってるんだけど、お客さんとはほぼ会いませんでした。
お風呂が複数あるのと、雨がふったり止んだり、寒いのと、露天風呂がぬるめだったからかも?
以前、冬前にもきたけどその時はお湯はまあまあ熱かった!
熱かったりぬるかったりするみたい。
【ごはん】
◽️1泊目の夕飯

米沢牛の陶板焼き、米沢牛のたたき、米沢牛(かな?)の芋煮。岩魚は出なくなったみたいです。肉🥩美味い。
◽️1泊目の朝食

素朴ですがしっかり朝ごはん。タンパク質も多くてよいです。
◽️2泊目の夕食

基本は同じでしたが、、、!

メインが米沢牛ステーキ🥩
レアでいただきました!
お腹いっぱい過ぎてお風呂が辛いw
◽️2泊目の朝食

朝食は3日泊するとメニューが戻るらしい。
夕食は4泊すると女将が頭を悩ますらしい。
配膳してくれたおじさんが言っていました。
メニュー変えてくれるの嬉しいですね。
【総評】
2泊3日の吾妻屋旅館を振り返り。
今回は、雨がふっていて100%ではなかったですが、静かな山奥の秘湯でお風呂を楽しみ、ごはんを楽しみ、リフレッシュできた旅行でした。
3日目の朝、雨が上がって晴れました!

2泊3日は贅沢ですね。部屋で電波ないのちょっと寂しいですね。しかしとてもゆっくりできました。普段できない昼寝もできたし。
旅館もばっちり復活を確認しました!
また涼しい時期に来たいと思います!
◽️新高湯温泉 吾妻屋旅館
施設名 奥白布 吾妻屋旅館
〒992-1472 山形県米沢市大字関湯の入沢
電話 0238-55-2031
営業期間 通年営業
◽️泉質

源泉名 阿部源泉
湯温 50.7℃ pH 6.9
成分総計 1.237g/kg
カルシウムイオン 280.2mg/kg
硫酸イオン 755.4mg/kg
炭酸イオン 72.2mg/kg
メタケイ酸 31.0mg/kg
カルシウム 硫酸塩泉
※私のハマっている泉質である、中性 硫酸塩泉
【秘湯のスタンプを集めるとお得】

日本秘湯を守る会の会員宿に宿泊すると、スタンプが貰えます。
10こ貯まるとなんと、スタンプを押印した宿のなかから1泊無料招待になります。
日本秘湯を守る会の公式サイトか、宿直営?のWebサイト、または電話にて予約だと貰えます。じゃらんとか楽天経由だと貰えません。
秘湯にいくならスタンプ集めましょー!
2こゲット!