かなり昔から書こうと思ってた記事で、あたたためすぎたw
■ ドローン購入きっかけ
昨年9月にアクションカムを購入しようと思い、GoProを調べたのがきっかけ。
実は昨年7月、8月と、2chのヒトドラ(ひとりでドライブ)スレに入り浸っていたのだが、
そこに貼られた一本の動画。
動画は天気のよい日の志賀高原。
プロが撮ったような美しい動画に感動しまして。
撮影機材を尋ねたらGoPro3とのこと。
それでGoPro を調べたら調度この時期新しいGoPro5が発売するみたいなので、
半分予約するつもりでヨドバシカメラに行ったのだが・・・。
事前調査で、発売されるモデルはいくつかあるようで、
① GoPro HERO Session 36,000円
② GoPro HERO 5 Black 47,000円
③ GoPro HERO 5 Black +スタビライザー+ドローン $1,000

小さいのがsession。隣がBlack。
ケースに入れずとも防水、
ソフトウェア手振れ補整、
4k 30fps録画!
日本語音声認識で手ぶら撮影!
blackは風切り音防止機構とGPSつき。
撮影時間は1時間くらい、だそう。
素晴らしいスペックですね。
しかしヨドバシカメラの店員さんは他のメーカーの機種もお勧めしてきました。いろんなメーカーから高性能アクションカメラでているんですね。
だもんですから、GoPro一択だとおもっていたんですが、一旦保留。

CEOのひと。かなりマッチョ( 〃▽〃)

プロポにモニターがついてていい感じ。
飛行時間20分、通信距離1km。
スタビライザーと、空とぶ三脚がついて $1,000なら、この際買ってしまおうか!
それともベーシックなSessionにしておくか、悩む、悩む。

悩む。

悩んでいると、DJI(ホビードローンで最もシェアの高い中国のメーカー)から、
なんと折りたたみ式のドローン、 Mavic Pro が発売!というニュースが飛び込んできた!
折りたたんだサイズは500ml飲料のペットボトルサイズ(と謳っているが実際はもう少し大きい)で、
コントローラも従来の大きめの弁当箱から小型のスタイリッシュなものになり、
前方、下方のステレオカメラによる障害物センサー、
GPSや、その他センサーがついて安定飛行、
Wifiによる携帯電話のみでのお手軽飛行ができ、 (つまりお出かけに持っていくのは500mlペットボトルサイズの本体だけで良い!)
カメラは3軸ジンバル、解像度 4K 30fps、
通信距離 7km(映像4km)、
最高時速 64km/h、
インテリジェントフライトモードによる自動追尾、
ウェイポイント(空中の3D空間にポイントを設定し、その通りにトレース)
などの自律飛行機能、
飛行時間 27分! (長い!)
お値段 12万円!
このスペックは、当事最新のPHANTOM4 (17万円) と同等の性能であるにも関わらず、
小型、高性能化され、飛行時間が延びて、さらに低価格という点で衝撃的だった!
GoProのドローンKARMAの発表からわずか2日後という、
完全にGoPro潰しの本気ドローン Mavic Pro が DJIから発表されたのだった。
この発表で、気持ちは一気にドローンに!
ちなみに、GoPro のKarmaは発売後間もなく、機体不具合により墜落の危険があるためリコールされた。
再販するようになったらしいが、日本では売ってないかも。なので日本での価格はわかりません。
■ Mavic Pro 購入
でも12万円というお値段だけ見ると高い。
GoPro HERO Session なら 12万円に比べればずっと安いし、
そもそも私はアクションカムが欲しかったのだ。
散々悩んで、MavicProの発売日である10月15日を迎え、
やっぱりドローンだ!と思い、次の日に、DJI代理店に注文した。
たくさん遊ぶつもりで、最初から予備バッテリーを2つつけた。
12万円 + 1万円 x 2 = 14万円
ところが、この小さくて高性能なドローンは世界中から注目され、
生産がまったく追いついてない事態になっていた。
私の手に届いたのはそれから2ヵ月も後になった。
■ Mavic Pro が届いた
待ちに待って紅葉も終わってしまった12月中旬に、Mavic Proが届いた!

届いた初日に撮影

下方センサー (カメラと超音波センサー)で高度維持。離陸時の地形を映像で記録し、
離陸ポイントへの着陸で自動で位置あわせをする。

不安になるほどブラブラのジンバル

電源が入れば制御されてブレない映像。

携帯電話のコネクターとプロポの接続は素晴らしい、美しい。

背面にもボタンがついていて、割り当ては設定できる。

PS3コントローラと大きさ比較

ひろげてみたところ。
■ ドローン保険
重量 200g 以上の無人航空機は、改正航空法が適用される。
飛行禁止区域の飛行制限や、日没後の飛行、目視外飛行の禁止、
最高高度の制限と、人や建造物から30m以上離れた場所、
などなど、他にもいろいろな制限がつく。
(いろいろ制限つくから、人里離れた山か川か海で飛ばすことになるんだけど、
厳密に言えば、山や川や海岸は誰かの持ち物なので、持ち主の許可も必要になる・・・。)
その制限を遵守していたら、事故は絶対におこらないとは言い切れない。
そこでドローン保険。
この、厳しいルールを遵守していてかつ不慮の事故が起きてしまった場合に適用される、きわめて適用範囲の狭ーい保険になる。
でも飛ばす以上、必要になるものでもある。
① DJI無償付帯保険 (車でいうとこの対人対物保険、初年度無料)
② 機体保険 (車でいうとこの車両保険、Mavic Pro だと 8,400円 /年)
■ その他購入したもの
この革新的なドローンのお値段は、発売当初 118,900円だったが、
今年に入ってから円安の影響で 128,900円となって1万円値上げされたみたい。

追加バッテリーと予備の羽、純正NDフィルターセット。
追加バッテリーと羽は最初からセットになっているコンボセットもあるけど、
電池だけ欲しかったので、標準セットと電池を2個追加で購入。
そのあと羽を壊してしまったので予備の羽を購入。
なめらかな動画を撮影するためにNDフィルターも購入。
① バッテリー 1万円 x 2
② 羽2枚セット 1,000円 x 2
③ NDフィルター 4,500円
④ CPLフィルター 2,500円
偏光フィルターで、レンズカバーとしても使えるので常につけとこうかと。
なかなかいい感じ。純正のフィルターもそうなんだけどフィルター付けると
合わせたい場所にフォーカス合わすのたまに失敗する。
⑤ ビデオカード 18,000円
4K動画をネイティブ編集するには何十万円(60万over)もするパソコンが必要らしいが、
そんなものは用意できませんので、せめて撮影した4K動画を再生くらいしたいと思い、
ビデオカードを購入。再生ができるようになりました。
編集は動画を読み込むだけで一晩かかり、編集で一晩かかり、
寝ている間にレンダリングするようにしても、編集した動画が見れるのは
最短でも撮影から2日かかります・・・!でも4K編集できるので幸せです。
ちなみに、わたくしのPCのディスプレイの解像度は 1600 x 1050 で、
なんとフルHDにも満たない環境で4K動画を編集しておりますwww
⑤ ランディングギアキット 1,600円
前足と後ろ脚を伸ばして、地面と本体のクリアランスを確保する。
折り畳み時の小ささを気にしてか、かなりMavic Proは短足気味。
砂浜や積雪した場所、草原など地面が自然のもののときは重宝する。
ちょっと足が長くなるので風の抵抗が気になるところだが、これといって不都合はない。
収納時にかさ張るので、脱着が面倒くさい。
⑥ アンテナブースター 1,000円
正直言って、たいして変わらないけど長距離時にちょっとマシになる程度。
MavicProのスペックでは、こんなOP使わなくても4km伝送できるというが、
よっぽどコンディションよくないと難しいでしょう。
このブースターを使えばそれくらいは、とぶ、かもしれない。(やってないのでわかりませんが)
⑦ 8インチタブレット 18,000円
せっかくスタイリッシュなMavicPro。持ち運び楽なコンパクトボディ。
携帯電話を恰好よく装着できる洗練されたデザイン
なのですが、これには弱点があります。
それは、
1) 飛行中にグループLINEが突然、怒涛の勢いではいってきて画面をさえぎる。
2) 飛行中に仕事の電話がジャンジャン掛かってきて、拒否しても何度でもかかってきて通話画面とDJIGO4(操縦用)アプリ画面を行き来して携帯やアプリが不安定になる。
どちらも、とっても危険なんです ^^;
とくに飛行中は、操縦のほかに飛行ログと、録画データのバックアップ(本体での録画のほかに、アプリでも録画している)を行っており、携帯には余計な処理させたくないんです^^;
(一応、必ずプロポを使って操縦するのと、万が一飛行中にコントローラと本体の接続が切れた場合はフェイルセーフで離陸地点に戻ってくるようになっています。)
なので、せっかくなので画面の大きなタブレットを購入。
解像度がフルHD以上なので精細に表示されることを期待していましたが、
それほど精細でなかったのが残念。
こちらのタブレットはwifiで、携帯電話とテザリング接続で外でもネットを利用できるようにしてあります。
LINEやなんかのアプリは一切入れておらず、DJIGO4と、画面録画アプリが入ってるくらいです。
でもビビったのは、なんにも撮影してないタブレットの画像フォルダ開いたら、
携帯で撮影した写真がぜーーーんぶ入ってたという^^; Googleこええ。
⑧ スマホケーブル 1,900円
付属の線がちゃちいのと、寝床で使っている携帯の充電ケーブルがブチ切れそうになっていたので、10000回以上の折り曲げ試験を合格した、硬くて太くて、携帯カバーついてても挿しこめるよう、
コネクター部が長い、アンカーのケーブルを購入。
楽天で6本セットで1900円は安い。
1.8m と 0.9m x 3 と 0.3m x 2 で、プロポとタブレットをつなぐのに 0.3m は丁度よい長さ。
⑨ メモリーカード U3 64GB 8,000円
ちょっと高い、超高速読み書きを謳っているmicrosdカードを購入。
実はmavic pro には U3クラスの 16GBメモリーカードが付属する。
これでも4K動画を十分撮影できるが、16GBは予備にして
64GBをメインで使ってます。
動画編集とかでPCに挿しっぱなしのときとかそういうときに16GBを使っています。
そんなワケで、ドローンに使ってしまったお金を計算すると・・・。
205,900円 (♪ちゃきーん)
Mavic Pro で一通りそろえて 20万円くらいかかってしまいます^^;
この上のグレードの PHANTOM4 PRO だと 本体のセットだけで 20万します。
しかし1インチのイメージセンサーを搭載し、メカニカルシャッターを備え、
前方のほかに、左右と後方の障害物センサーを搭載。
アクティブトラックなどの自律飛行中に障害物を探知すると、
自動で避けながらターゲットを追尾するとかもうね、すごい機能がついてるんです。
Mavic Pro が光学ズーム付きコンデジだとすると、
PHANTOM4 Pro は APSCの一眼レフ 中級機、といった感じでしょうか。
予備電池や羽、その他もろもろそろえると 30万弱になってしまうので
手が届きません~。
撮影できる映像は、なかなか面白いので
お勧めできます!
ぜひドローンお友達ネットワークを広めたいです^^@
(飛ばす場所が限られるのが痛いところですが^^;)
撮影した映像 ^^@
昨年12月25日 入手直後のフライト 色味がおかしいw
元旦初日の出
最近、川で
オフ会でも
車走行中
そんな感じ^^@