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2017年11月13日 イイね!

シーズン終了~

シーズン終了~ 昨日のブログでは今週末開催のNHGT特別戦にエントリーを考えている旨を書いたが、諸般の事情で断念せざるを得ないことに。
こんなことをわざわざ書くのは参戦しようとしている人たちに申し訳ないのだけれど、このまま何も意思表示せずに当日姿を見せないというのもちょっと、と思い書いた次第。

 特別戦に参戦するみなさん、ベスト更新、そして良いレースになることをお祈りしております!

 今回のレースを見送ったのは、どうしても仕事の都合がつかなくなったからだ。
元来、この11月第3周目の日曜日というのは、私にとって「1年の中で唯一都合がつなかい日」だった。
それが2年ほど前から職場の若いスタッフが「僕、大丈夫ですよ!」と言ってくれたので
それに甘えて特別戦にもエントリーできるようになった。
ところがその2年前はレース前日にクラッシュ、昨年は雪でレースそのものが中止。
なんとも私はこの特別戦に縁がないようだ。

 ただ、その職場の若いスタッフも結婚し家庭を持ち、来年には子供も生まれるという。
新居も考えているらしく、休日はその関係で打合せ等もあるようだ。
これまでと同じというわけにはいかない。
私もいつまでも甘えるわけにはいかない。


 さあ、そうなると気持ちのベクトルは来シーズンだ。
昨シーズンのオフから今年の前半は色々とクルマに手を入れた。
それは一気にベスト更新とはならなかったものの、
ジュニアでは目標タイムでベストを更新するなど、一定の結果を残すことはできた。
それでもまだまだやりたいことはある。
 
 ちょっと思い切ったリファイン、仕様変更となる見通しだ。

 ただ、その前にGTVも156Bも車検に出さないといけない。
GTVのほうは心配なことは何もないのだが、156Bは少々準備が必要になる。

まずホーンが鳴らなくなってしまった。
これは主治医に診断、治療をしてもらうしかなさそう。
ホーンボタンを押すと「クッ、クッ、」と反応しているような音はするのだが、
ちゃんとしたホーンの音には程遠い。

 そしてもうひとつ、ドアパネルを作らなければならない。
軽量化のために純正のドアパネルはまるごと撤去しているが、
このままだと車検はNGとなる。
以前は急場しのぎでフェイクレザーを強力なスプレーボンドで貼り付けていたけれど、
今度はもう少しちゃんとしたモノを作りたい。
これに関してはもう作業に入っている。
近いうちにお見せできる予定。

 
 車検が終わったら、156Bのほうは来シーズンに向けてのリファインを進めようと思っている。
リアのトラクションがポイントになりそうで、
リアウイングの導入や、156特有のウイークポイントであるリアブレーキの仕様変更など・・・
でもどうせやるなら、と色々考えているところ。
タイヤもあと1回というところなので、では次はどうするか?
このまま71Rでいくか、やはりA052?いやいやNewコンパウンドのグッドイヤーも気になる等々。。。

 そんなわけでシーズンオフ突入となったけれど、
来年を見越してこのオフも楽しんでいきたいと思っている。

Posted at 2017/11/13 19:28:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | NHGT2017 | 日記
2017年11月12日 イイね!

さて、どうする!?

さて、どうする!? 久しくブログを更新できないでいた。
モチベーションが下がっているわけでもなく、ネタがないわけでもないが、風邪気味で少々体調が優れなかったことと、本業がやや忙しいということが原因。

 本当なら無理をしてでも「3コース一気攻め」を走りたかったけれど、ちょうどそのあたりは風邪の症状が最悪のときだった。
参加された方々のブログを見ると天気もよく、最高のコンディションだったようだ。
来年はなんとしても参加しよう。

 さて、この時期になるともう走れるチャンスは限られてくる。
あと一回、あるかないか?
来週末のNHGT特別戦に照準をあわせているが、
今のところ天気は微妙である。
確かに予報を見ると「晴れ→曇り」、降水確率も低いのだが、
この時期の予報はなかなかアテにはできない。
当日の朝に「ドンデン返し」がある。

 とはいえ、エントリーの締め切りは明日なので、
今のところはエントリーしようとは思っているが、さて、どうするか?
タイヤもあと一回で終わりそうな感じなので、これでシーズンの締めくくりにしたいが・・・。

 
 本当はもうオフに突入してもいいのだけれど、
どうしても走っておきたいというのには理由がある。
今、ドライビングに関して勉強中で、試してみたい走り方があるからだ。
思えばサーキットを走り始めてからというもの、
真面目にドライビングに関して勉強したことがなかった。

 これではいけない。

とは言っても、私が今、極めて物覚えが悪くなった頭を使って勉強している内容は
初歩的なもので、多くの人たちにとっては当たり前なこと。
それでも私のとっては目からウロコというか、
自分のドライビングが如何に間違っているかが分かった。

 しかし理屈で一応の理解をしたとしても、
実際にそれができるかどうは「やってみなければ」分からない。
長年やってきたことを変化させるのである。
頭では分かっていても、そう簡単にはできるとは思えない。
ただ、来シーズンに向けて、少しでも手掛かりみたいなものをつかんで今シーズンを終わりたい。

 クルマに関してもやりたいことは色々ある。
本当は早々に手を打って、特別戦に間に合わせようかと思ったが
私が考えるほど簡単ではなかったようで
こちらはシーズンオフの課題となる予定。
どうやら長い間悩まされていた高速時からのブレーキングで車体がブレるのも、
このオフで解決できそうな見通しである。
まあ、こちらも実際に「やってみなければ」分からないけれど。

 そんなわけで、既に気持ちは来シーズンに向かっているが、
今シーズンもまだ名残惜しいところ。
ギリギリまで天気予報と睨めっこであるが、
雨のようならキッパリ諦めようと思っている。

 NHGT特別戦、エントリー予定のみなさん、
ドライで走れるよう祈りましょう!
Posted at 2017/11/12 19:43:55 | コメント(6) | トラックバック(0) | NHGT2017 | 日記
2017年10月22日 イイね!

NEW HOKKAIDO GT 2017 Rd:4

NEW HOKKAIDO GT 2017 Rd:4 台風接近影響なのか、非常に不安定な天候の中で開催されたNHGT第4戦。
ここ最近は日帰り走行が続いたので、今回は久々の前日入り。

 しかし札幌を出たときは秋晴れの空が、十勝に近づくにつれて鉛色となり、宿泊するカントリーパークに着いたころにはすっかり雨模様。
予報も直前になって完全に「雨」となっていたので、この時点でもう諦めモード。
まあいい、自分にだけ雨が降るわけじゃない。
その後も雨は降り続け、夜中も雨の音で目が覚めるほど。

 開けて今日、外はやはり霧雨が降り続く。
天気だけは仕方がない。
それでも、朝遅めに起きてもゆっくり準備しても、前泊だと余裕があるからいい。

 今回のエントリーは37台。
直前に出走取り消しをしたドライバーもいたようで、実際に走ったのは35台ほどだった。
自分が走るAグループは17台。
今回はトップ10に入るという目標を掲げていたが、
このコンディションではそんな「欲」は封印することに。
まずは無事に帰ることは最優先だ。

 ドラミに向かう途中、ふと声をかけられた。
「アルファに乗ってる方ですよね?コレ、差し上げます。」

なんと!
155のITC仕様!
「アルファに乗ってるなら好きかな?と思いまして」
大好きなMATINIバージョンである!
感謝感激!
ランサーEvoのKさん、本当にありがとうございました!
 

【フリー走行&予選】
 小雨が一向に上がらない中で始まったフリー走行1本目。
久しぶりのウエットということもあり、まずはタイヤを温めるのに2周を費やす。
そのあとはちょっとだけアクセルを踏んで1周で切り上げる。
ここで頑張ることにあまり、いや、ほとんど意味を感じない。
当然タイムは見るべくもなく、下から2番目。

 2本目も同じように走り出すが、少しだけ踏んでみる。
しかし2周でピットに戻る。
タイムは下から3番目。

 そして予選。
しかし2本のフリー走行とは状況が変わっていた。
今回はDTCCとの併催ということもあり、多くのクルマがコースに出ている。
さらに10月のこの時期の割には気温もそこそこ高く(といっても12~13℃程度だが)
いつの間にか雨が止んでいたこともあり、
コースはかなりドライに近くなっていた。

 さすがにこうなると安全マージンを大幅に取ったフリー走行の走り方では情けない。
滑り具合を探りながらも徐々にペースを上げる。
けっこうドライに近い感覚で走ることができる。
7周ほど走ってピットに戻る。
タイムを確認するとベストの約4秒落ち。
このコンディションなら悪くない。
しかも17台中9位と、目標のトップ10入りというオマケ付き。
 
 ただ、このまま天候が回復してくれればいいが、
もし決勝直前に再び雨が降るようなら
この中団というポジションはなんとも神経をすり減らすものになる。

 ここでもう一度「無事に帰る」を自分に言い聞かせる。

【 決 勝 】

 それでもなんとか決勝で天気が再び崩れるということはなかった。
グリッドに向かうと白RSさんが誘導してくれた。
今回0541RACINGでは私1台のエントリーという、
久々の孤軍奮闘だったが、こういう気持ちはありがたい。

 スタートで後ろのクルマに抜かれることは避けたい。
そこでスタート前に考えていたのはロケットスタートは難しいとしても、
失敗はしないということだった。
さらにDTCCの決勝もあり、インターバルが長くクルマは冷え切っている。
クラッチもいつものようには使えない。

 そこでクラッチが滑らないように、いつもより1000回転ほど低めでクラッチミート。
ロケットにはならなかったが、打ち上げ失敗にもならずに済んだ。
順位をキープしたまま1コーナーへ。
後には86、S2000がピタリと付いて来る。

 私の前ではEK9とガンガル!?さんのMR-Sが熱い戦いを繰り広げている!
前の2台に食らいついていけば、後も引き離せる。
しかしこれはレース、そう簡単にはこっちの目論見通りにはならない。
後も気にしながら前も必死で追いかける。

 そうしているうちにミラーを見ると、
後方では86とS2000が抜きつ抜かれつの状態になっている様子。
さらに前方のバトルはさらに激しさを増している。
やや単独走行になりつつある私には
目論見以上の好都合だ。
前も後も接戦になっているということは、ややタイムが落ちるはず・・・。

 まず後が徐々に離れていった。
これで前に集中できる。
しかしそこはやはり実力の差。
徐々に前2台が小さくなっていく。
そうしているうちに自分も小さなミスをしたため、辛うじて視界に入る程度。
最終ラップ、後から猛追してきた知床さんにパスされ、
結果的には順位をひとつ落として10位フィニッシュ。


 まずは無事に終われてよかった。
フリー走行から予選にかけては難しいコンディションだったけれど、
まずは無事を喜びたい。
 レースも順位の変動はほとんどなかったが、
前レース同様、レース内容がエキサイティングで充実したものだった。

 実は今、自分の走り方を根本から見直している。
試行錯誤の連続ではあるけれど、これがなかなか面白い。
イメージ通りにならないこともあるし、自分の解釈が間違っていると気づくことも。
それでも今回はクルマが良くなったこともあるが、
レース中のタイムは悪くない。
今回、フリー走行からドライだったら、もう少し詰めることができたと思う。

 そんなわけで、終わってみればなかなか充実した1日だった。

 これでNHGTは終わったが、11月の特別戦、その前の3コース一気攻め・・・・
シーズンが残り少ないのは分かっているが、あと1回走ってみたい。
願わくば両方・・・

 自分の都合と天候と・・・・さてどうなるか・・・
Posted at 2017/10/22 22:07:52 | コメント(11) | トラックバック(0) | NHGT2017 | 日記
2017年09月11日 イイね!

NEW HOKKAIDO GT 2017 Rd:3

NEW HOKKAIDO GT 2017 Rd:3 シーズンも終盤に差しかかっているというのに、思えば今年はクラブマンコースをあまり走っていないことに気付く。
 5月に開催されたNHGTの開幕戦は走ったけれど、そのあとのEuro&World Cupではジュニアコースの走行でタイヤが終了したため満足に走れなかった。

 そこからはクラブマンに縁がなかった。
そんな中でエントリーしたNHGT第3戦。
清々しい秋空の下、シーズン終盤らしい熱いレースとなった。

 ただ、個人的な事情もあって、いつものように・・・というわけにはいかなかった。
家内が今回欠席ということもあり、(過去を振り返ると家内がいないと、色々と不測の事態に見舞われる)ひたすら無事に終えるということを念頭に置いた。


【フリー走行&予選】

 全開でアタックする前に、チェックしておかなくてはないけないところがある。
ストレートで5速に問題なく入れられるか?
ブレーキング時の挙動はどうか?
この2点をまずチェックすることに。

 ギアはまったく問題なかった。
開幕戦で5速に入らなかったというのは、単純にオイルとの相性の問題のようだ。
やはりASHやNUTECのオイルは優秀だ。

 ではブレーキング時の挙動はどうか?
これについては大いに問題アリで、かなり深刻な状態と言わざるを得ない。
強くブレーキを踏むと、クルマが暴れる。
今まではメインストレートからフルブレーキングで進入する、
1コーナー手前でこの症状が出ていたが、
今回は他のコーナーでも症状が出始めた。

 恐らくフロントにウレタンブッシュを入れた影響で
さらにその症状が顕著になったと考えている。

 結局フリー2本走って、ベストは1本目で出したタイム。
自己ベストの1.3秒落ちと、かなり悪い。

 予選でもこの条件の中で走り方を模索するが、
どうにもならないというのが正直なところ。
しかしなんとかクリアが取れるタイミングを狙ってこの日のベストを出す。
それでもフリーのベストより、わずかに0.1秒更新したにとどまった。

 Aグループ22台中16位。


【決 勝】

 今回のレースはただただ無事に終わることを目標にしていたものの、
実際始まってみればやる気満々だった。
そのせいで、これまでやったことがないフライングをやってしまった。
1分前・・・30秒前・・・5秒前・・・カウントダウンされ、レッドシグナル点灯!
ここで勢い余ってクラッチミートしてしまった!
レース前のドライバーズミーティングで、あれほどシグナルの確認をしたというのに
なんとも恥ずかしい限りである。

 すぐにブレーキを踏んで停車。
その2~3秒後にブルーに変わってスタート。

 予想通り、スタートと共に大混戦となった。
普通なら3コーナーを抜けたあたりから、
おおよそのポジションが決まってくるのだが今回は違う。

 オープニングラップの最終コーナーまで
あちこちで誰かと誰かがポジションの入れ替えをしている。
そういう私もまずは1コーナーの大渋滞の混乱に乗じて2つ順位を上げる。
しかし、ということは、予選タイムは私よりも速い人が後。
当然、後方からのプレッシャーは覚悟しなければならない。
2~3コーナーも前後左右にクルマがいる状態。
続く4コーナー進入ですぐ前を走るロードスターがフルブレーキング。
恐らく前のAP1に追突しそうになったと思われる。
4本のタイヤからスモークが上がり、車体が不自然に左に触れる。
しかしロードスターは追突せず、見事にリカバー。
こちらも回避すべくアウト側いっぱいまで逃げる。
(レース後、ロードスター氏はピットまで訪ねて来てくれた)

 後ろにはセリカ氏がピタリと付いて来る。
こっちは前を追うのもあるが、後にも気にしなくてはならない。
ワンミスで順位は大きく変わる展開だ。
ほぼ数珠繋ぎで周回は進んでいく。
途中、前のクルマでコースアウトなどがあり、やはり波乱のレース。

 終盤、私の前はRX-8氏となった。
ストレート終わりあたりで並ぶくらいにはなるが、
前に出るところまでは行けない。
それに自分のクルマはブレーキングで勝負できる状態ではない。
徐々に引き離したとはいえ、ミラーにはまだセリカ氏が写っている。

 しかし残り2周、後方のクルマが明らかに近づいている。
良く見るとボディカラーはシルバー。
ロードスターである。
先ほど2コーナーでコースアウトし、順位を落としたはずなのだが
驚異的なペースで追い上げている。
ファイナルラップ、ついにピタリと後方に付かれた。

 しかしなんとか抑えきってそのままフィニッシュ。

 Aグループ12位 EURO2クラス2位


スターティンググリッドに並ぶ0541RACINGの2台。
誘導してくれたのは「カミソリ走法」Kちゃん!
GTV Cupのどぅーさんには予選で2秒以上も差をつけられてしまった。
Photo by good-eyeさん


 順位もレース中のタイムもまったくパッとしたものではなかったが、
レース内容は実に充実したものだった。
こんなにレース自体を楽しめたのはいつ以来だろうか、と思えるほど。

 クルマの状態は大いに問題アリだが、実はほぼ原因は特定できている。
問題はいつ対処するかだけ。
もちろん、それで100%改善できるとは限らないけれど、
かなりの確率で良い方向に向かうと予測している。
それに、おかしな言い方になるが、
今回のクルマの挙動で自分の求めている感覚がよく分かった感じがしている。
どうしてタイムに繋がらないのか?ではなく、
ここがこうで、こうだから遅いんだな、というのは分かっているつもり。

 明るい材料もある。
エンジンは確実に良くなった。
僅かではあるけれど、それは体感できた。
特に下のトルクが感じられたのは嬉しい。

 予定としては来週のEuro&World Cupも走ろうと思っていたのだが、
さすがに今の状態で走っても得るモノは何もない。
それなら次はどうするか?

さてさて・・・・
Posted at 2017/09/11 21:44:06 | コメント(9) | トラックバック(0) | NHGT2017 | 日記
2017年09月08日 イイね!

笑って終わる

笑って終わる ひとつの出来事がきっかけで、大きく考え方が変わったりすることがある。
自分自身、そんな経験はまだないけれど、ここ数日は少々考え方に変化が起きたことは確かだ。

 自分にとってもっとも血の濃い人間がこの世を去ったのだから、平静ではいられない。
とはいえ時間の経過と共に、徐々に心は落ち着きを取り戻している。

 NHGTの第3戦が今週末に迫った。
やはり今年もこの時期からエントラーが目に見えて増えた。
GTクラスはなんと18台!
これはかつてのGT-200Rを思い出させる盛況ぶりだ。

 そして今日、当日のクラス分けが発表となった。
私とどぅーさんのEURO2はGTクラスと同グループに。
これはなかなか楽しめそうだ。

 そこでふと考えた。

 0541RACINGを立ち上げた11年前、チームの合言葉は
『笑って終わる』だった。
タイムや順位といった結果にこだわらず、
自分たちのスタンスでサーキットを楽しもうという意味だった。
数字に執着するならデルタやアルファのようなクルマには乗らない。
それをあえて「好きなクルマだから」という理由だけでサーキットに持ち込むのだから
結果にこだわるのはちょっと違うと思った。

 それが時間の経過と共に、少しずつ状況が変わってきた。

 特に私の場合、レースを始めた当初は常に「最下位一人旅」のようなものだった。
それが経験を積み、良い人たちと出会い、少しずつ結果にも結び付くようになった。
そうなると人間、欲が出るもので
やがてタイムなり順位なりに執着するようにもなった。
 
 それはそれで自然な流れであり、今もって悪いことではないと思っている。

 ただ、同時に自分の足元が良く見えていないという心境にもなる。
私はアマチュアとしてレースをしているのだから、
物理的にも精神的にもすべてを注ぎ込むことはできないし、やるつもりもない。
にもかかわらず、結果という目に見える数字にキリキリしていないか?

 楽しめればいいなどと、軽薄な表現ではなく、
自分が納得したスタンスでレースをやり、サーキットを走る。

 タイムが出なくても、レースで負けたとしても
その結果を受け入れ、走れることの幸せを見失なわないようにしたい。

 そう、走れるということは、この上ない幸せなことなのだ。
それに勝るものはない。
そのことに気が付くと「笑って終わる」でいいじゃないか!と思えてくる。
 
 もちろん走るからには真剣に走る。
チーム発足の11年前もレーシングスーツやヘルメット等の装備はちゃんとしよう、と確認した。
今年HANSを導入したのも、そういう考えがあるからだ。
しかし真剣に走るというのと、どんな手を使ってでも前に出るというのとは違う。
今週末、Aグループは混戦になるのは間違いない。
それでも胃袋が締め付けられるような緊張と興奮はない。
いつも通りの集中と、少しばかりの経験と、
そして結果に縛られない気持ちのマージンで「笑って終わる」レースにしたい。

 そんなわけで、当日走るみなさん、よろしくお願いします!


Posted at 2017/09/08 21:06:04 | コメント(6) | トラックバック(0) | NHGT2017 | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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