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2019年11月03日 イイね!

シーズン終了

シーズン終了 朝夕はひんやりとしてきたが、例年に比べて暖かい感じがする。
11月に入っても日中は15℃前後の気温で、穏やかな日が続いている。

 先日のNHGT最終戦でシーズンを終えるのではなく、「もう1回」という気持ちでいた。幸い今月中旬に4輪感謝祭という走行会がある。
ジュニア、クラブマン、そしてグランプリコースまで走れる、なんとも魅力的な走行会だ。

 しかし、結論から言ってこの日は1年に一度だけ、どうしても他の人には代わってもらえない仕事が入っている日だった。
さすがにこればかりはどうしようもない。

 強制的に今シーズンは終了というカタチになった。

 今シーズンを振り返ってみると「まずますのシーズン」と言える。
昨シーズン最後のレースで出した自己ベストは更新できなかったけれど、
平均すると間違いなく昨年より速いペースで走ることはできた。

 ただ、やはりベスト更新ならずというのは心残りではある。
クラブマンで0.6秒、ジュニアでは100分の1秒単位で及ばなかった。
それでも一度も雨には当たらなかったし、
主催の側だった0541MEETINGも無事に終えることができた。

「まずます・・・」とは言ったが、いろいろ思い出すと
「良いシーズン」だったのかも知れない。



NHGT開幕戦ではOさんドライブの同じ156V6とレースができた。
しかし、残念ながらこの車両は現在Gooネットに・・・。
北海道の人が手を挙げてくれないものか・・・。


 Euro&World cupは久しぶりにたくさん走ることができた。
レースの醍醐味はないが、違った楽しみがある。
顔見知りのドライバーも増えたし、毎月のように開催してくれるのが嬉しい。
NHGTより自分のタイムに近いドライバーも多く、
ドライビングやクルマの挙動を間近で見られる。
伝書ヘビさん、来年は是非!



今シーズン、サーキット専用車両でのデビューを果たしたNoieクン。ネタをいっぱい提供してくれたが、来年はもっと走ろう!
Euro&World cupはサーキットビギナーにもおすすめできる走行会だ。





Euro&World cupはその名の通りEuro車が多く、
NHGTとは明らかに雰囲気が違う。
落ち着いた大人の走行会ではあるけれど、
レベルの高い走りをする人も多く勉強になる。
ジュニアとクラブマンの両方を走れるというのもやはり魅力だ。

 NHGTのほうは全3戦のうち、ドライブシャフトブーツの破損という
実に些細なトラブルで、第2戦を欠場してしまったのは悔やまれる。
EURO2クラスは参加台数の少なさからタイトルは獲れたが
NHGT全体のレベルアップを考えると、少々心境は複雑である。
ただ、クルマはともかく、自分自身がもう限界かといえばそんなことはなく、
もう少しだけ伸びしろがあるものと思っている。
せっかく「こだわりのゼッケン5」※を守れたのだから
来シーズンもNHGTフル参戦は変わらない。
※No.5はニキ ラウダが’79年にブラバムアルファロメオをドライブしたときのもの。



0541RACINGにとってもっとも明るい話題はこちら。
復活を果たしたgood-eyeさんのランチアデルタ。
来シーズンは2台体制、レースによってはどぅーさんも参戦して3台揃い踏みができる。さらに育成枠のドライバーがステップアップできれば・・・


 今シーズンはサーキットを走る、という以外にもちょっとした楽しみも見つけた。どうしても家内と二人で十勝入りすることが多かったが、
我々夫婦の好みにピッタリの宿泊施設ができた。
熱中ゲストハウスという、いたって簡素な宿(テレビすら無い)なのだけれど
インテリアのセンスが良く、隣接の熱中食堂は本格的なイタリア料理が楽しめる。



 走ることだけではなく、その前後もこれまで以上に楽しむことができた。
そう考えると・・・なんだ、やっぱりイイシーズンだったじゃないか。
これから雪が降り、春までは我慢の日が続くけれど
来シーズンのことを考えながらクルマも自分もメンテナンスしていこうと思う。




Posted at 2019/11/03 20:47:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | NHGT2019 | 日記
2019年10月21日 イイね!

2019 NEW HOKKAIDO GT Final

2019 NEW HOKKAIDO GT Final 日に日に秋が深まる北海道。
つい先日も走ったTS(十勝スピードウェイ)までの道のりも、明らかに景色の「色」が変わっていた。
気が付けばシーズンは確実に終わりに近づいている。
いよいよ最終戦となったNHGT(New Hokkaido GT)。
前日のまでの雨が嘘のように晴れ渡り、またこの時期の十勝地方としては珍しく暖かい非常に良いコンディションの中で行われた。

 しかし、そんな穏やかな秋晴れの空とは裏腹に、この日は非常に荒れた一日となった。

 自分自身も前日入りしたまではよかったが、
カントリーパークに到着した時点でよりによってワイパーのリンクが壊れた。
雨が降りしきる中、なんとか修理はしたものの、
今度は食事に出かけた先でトドメを刺されるが如く
自作リンクのパーツがポッキリと折れてしまう。
ワイパーがなくても走れないわけではないが、
まったく動かないというのも困る。
あれこれ考えたら、工具箱にあった10㎝ほどの針金に救われた。

 今思えば、私自身の厄払いはこの程度で済んだのかも知れない。

【フリー走行&予選】
 先日のEuro&World cupではいい感触で走れたので、
久々のレースとはいえ落ち着いて走り出す。
1本目で先日のシーズンベストから0.1秒落ちなら悪くない。
燃料の見通しもあるので早々に切り上げる。
 そして2本目、というところで、
正確にはBグループ(Sタイヤ)終了前にアクシデントが発生。
Bグループの車両1台からオイルが漏れたため、赤旗終了。
「オイル処理を行いますので、手が空いている方はお手伝いお願いします」
と場内放送が入る。
コースマーシャルの運転するクルマに、
他のエントラーと共にコースに出る。
パッと見、オイルらしきものは見えないが、
アスファルトに顔を近づけると、確かに「らしい」ものは見える。
試しに手で触ってみると、やはりオイルが付いている。
それがかなりの距離に渡って路面に落ちている。
多くのエントラーが処理の手伝いを申し出たため、
処理用の石灰やほうきが足りなくなり、
結局私は何もしないままピットに戻る。


今回、家内が用意(ピット内で調理)してくれたランチ。
パスタ&リゾット!70年代風にエンジンルームで撮影してみる。


 そんなわけで2本目はかなり様子見の走行となる。
それでも滑るという印象はなく、他のドライバーはいつも通り攻めていた。

 コースの心配はほとんどなくなったので、
予選はベストを目指して攻めた。
これまでとは違った走り方をしているが、
まだ「頭の中」と「感覚」が一致しない。
シーズンベストの0.8秒落ちと知り、もう一回と思い1コーナーに入る。
そこそこまとめた感じはあった。
シーズンベストとほぼ同タイム。
狙って出せたのだからよしとしよう。

Aグループ15台中13位

【決 勝】
 NHGTの決勝レースの前に、DTCC(AE86ワンメイクレース)が行われた。
このレースでも、またしてもオイル漏れ発生。
チェッカー後に車両回収が入った。
回収だけならそれほど時間はかからないものだが、
ここでもオイル処理があり、Aグループのスタートは大幅に遅れた。
アナウンスがなかったこともあり、
多くのドライバーはヘルメットを被り、既にクルマに乗り込んでいる。
それでもなかなか処理は終わらない。
20~30分も待っただろうか。
ようやくコースオープンとなりグリッドに付く。


決勝前、車両回収とオイル処理のため待たされることに。
ヘルメットを被った状態でウロウロする、の図。


 まずまずのタイムと思っても、下から3番目というのが現実。
先日のブログにも書いたように、NHGTのインフレは激しい。
スタートは上手くいったが、それでも前に出られない。
ポジションキープを考え1コーナーを目指す。

 ところが・・・オイル処理の石灰がまるで雪煙のように激しく舞い上がる!
前方のクルマはもちろん、どこまでがコースかも分からないほど。
この状態は2コーナーを抜けても続き、
さらに時間が押したせいもあってか夕日が眩しく、
コーナーによってはゼブラ付近が見えにくい。

 予選タイムで考えたらどぅーさん以降の前方グループには付いていけそうにないが
少しでも離されないで走りたい。
しかし一方で後も気になる。
すぐ後ろにはサラリーマンNEOさんが食らいついてきている。
コーナー進入では前を、出口ではミラーでセリカを・・・
そんなことを繰り返しているうちに、
3周目あたりからセリカの姿がミラーから消えた。
心配になりながらも前を行くRX-8に意識を集中。
予選では水を開けられたが、食らいついていけばチャンスはある。
視界から消えないようにこっちも必死にプッシュ。
しかしやはり地力の差は埋められず、
背後についてプレッシャーをかけるところまでは持ち込めなかった。
ところどころでミスもあり、シーズンベストの0.3秒落ちが
この日のレースベストだった。

 とはいえ、まずは無事に終わることができた。
そこは素直に喜ぶことにしよう。
反省材料はいくつもあるけれど、課題があるのは喜ばしい。

 このレースでgood-eyeさんは復活を果たし、
どぅーさんも遠くからエントリーしてくれた。
思えば0541RACINGの3台が揃うのは実に約3年ぶり。
さらに伝書へびさんも応援に来てくれたし、
荒れ模様の一日だったとはいえ内容の濃いレースだった。


応援に駆けつけてくれた伝書へびさん。
この人にチームが救われることに・・・。ありがとうございました!
PS:Newエンジンの2000GTVの音に感動!


 毎年NHGTの最終戦でシーズンを締めくくり、
気持ちとしても「今シーズン終了!」という感じでいるが、
今年はどうも「終了!」という気になれない。
もう少し走りたいというのが本音であり、
タイヤもあと1回くらいなら充分いけそうだ。

 天候と自分自身の予定を合わせて、
もう少し考えてみたいところだ。



Posted at 2019/10/21 23:13:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | NHGT2019 | 日記
2019年10月17日 イイね!

2019最終戦

2019最終戦 毎年同じようなことを言っているけれど、つい先日まで半袖で過ごしていたはずなのに、ここ数日でめっきり秋めいている。
今では長袖の上に何か羽織らないと外出はできない。

 さて10月も下旬。
それはシーズンの終わりを意味する。
今週末はNew Hokkaido GT最終戦である。
今のところ、このレースで今シーズンを終える予定。

 話は変わるがTOP画像をご覧いただきたい。
これは今から13年前、私がはじめて北海道GTに参戦したときのものだ。
すなわちそれはスプリントレースでのデビューレースでもあった。
当時はASKスポーツが主催しており、
名称もHOKKAIDO GT SERIES、通称HGTSだった。
TOP画像は第4戦、場所は今は閉鎖になってしまった北海道スピードパーク。
HSPの愛称で親しまれていたテクニカルコースだった。

 なぜ今こんな画像を引っ張り出してきたかというと、
ふと「自分はHGTSの時代から、何戦走ってきたのか?」と思ったから。

すると、このHGTS第4戦のデビューレースから数えて
今週末のNHGT最終戦でちょうど60戦目になることが分かった。

13年という年月は、周辺環境も自分自身も変わるのに十分な時間だった。
前述のとおりレースの主催はASKスポーツからプロショップ会、
そして十勝スピードウェイへと変わっていった。
コースも白老カーランド(SCL)やHSPが相次いで閉鎖になり
現在は十勝スピードウェイのみとなった。
今では信じられないが、06年は4月のSCLに始まり
HSPや十勝(ジュニア&クラブマン)を転戦し、
なんと年間8戦もレースが行われていた。


06年第6戦十勝CMコース。このとき初めてCMコースを走った。
初CMがウエットという、なんとも大変なレースだった。


私自身もクルマは145→145B→156(1戦だけGTV)→156Bへと変わった。
参戦するクラスも当初はGT-200R(200PS未満のラジアル車)から
EURO2へとスライドしていった。

 十勝までのアクセスも大きく変わった。
今では更別まで高速が通っているけれど、それ以前は下道を走った。
当然帰りは遅くなり、自宅に戻るころには日付が変わっていたこともあった。

 そんなわけで、少々思い出にふけってしまったが、
これからもNHGTを走り続けるつもりではいる。
ただ、先日久々にトラブルで走れなかったことで
レースをピットから見ていた際に思ったことがある。

 エントラーのアベレージは確実に上がっており、
もし自分が走ったとしても下位10%になることが予想できる。
今の自分のタイムを考えると、10年前では考えられないことだった。
10年前ならCMコースなら1’45~1’50くらいのエントラーがもっとも多かった。
このくらいのタイムは比較的経験の浅い人が多い。
自分もその中の一人だった。
別の言い方をすれば、それだけビギナーからベテランまでが走っていた。

 しかし今のアベレージでは、
とてもビギナーが「走ってみようかな」という雰囲気ではない。
そして私自身も、現在のNHGTに以前ほどの意義を見出していないことも確かだ。
加えて年間3戦という少なさ・・・。
ただ、通常の走行会にはない「レースの魅力」に関しては
昔となんら変わらずに感じている。



 13年間で多くの変化があった。
いつまでも同じ状態が続くことはないと思っていい。
と、すると現状もこのまま続くとは考えにくい。
何か新しい波が起きるかも知れない。
そんな期待を込めながら、これからも走り続けていこうと思っている。
もちろん、できる限りのアクションはしていくつもりだ。
Posted at 2019/10/17 20:54:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | NHGT2019 | 日記
2019年05月08日 イイね!

備忘録

備忘録 中学か高校のときだったろうか。
英単語を調べていたら、その単語に関連した例文が目に留まった。
英文そのものは忘れてしまったけれど、和訳のほうは今でも覚えている。

『どんなに休みが長くても
 最後の日には「もう2~3日あれば・・・」と思うものだ。』

10連休が終わった。
この前代未聞の長期連休に「長すぎる」「かえって困る」などの声もあるようだが、私は「もう2~3日あれば」と思ったほうだ。
仕事がしたくないわけではない。仕事の他にもやりたいこと、特に休日でなければできないことがたくさんある。
休みが長くて、働かないと不安になるような「仕事ジャンキー」にななりたくない。

 さて前置きが長くなったけれど、すでに今週末のEuro&World Cupに向けてあれやこれやと考えている。
それは先日のNHGTの反省と同義だ。

 シーズン最初の走行であることを差し引いても、
NHGT開幕戦のタイムは納得できるものではない。
では何が問題だったのか。
人間か?クルマか?

結論から言えば、人間の側の問題だと思っている。
かなりの確信をもって。

 私はサーキット走行ごとに、簡単なメモを残すようにしている。
事前のオイル交換やタイヤローテーション等に始まり、
走行時に感じたことや反省点などを箇条書きにしている。
それを読み返してみた。
昨年のNHGT最終戦でベストを出した際のメモを読み返し、
思わず苦笑いをしてしまった。
もちろんあのときベストタイムに大きく貢献したのは
直前に交換したエアフロだったが、
自身のドライビングを見直したことも影響している。

 その自分自身のことをすっかり忘れていた。
そうなるとそれまでの悪い癖しか残っていない。
そういう走り方をしていたんだと反省しきりである。

 しかし、本当にそうなのかは確かめてみなければ分からない。
ひょっとしたら自分のドライビングは間違っていたわけではなく、
クルマのほうに問題があるのかも知れない。
実際、拭い切れない「疑惑」もある。
エアフロである。
コイツがイカレると微妙にパワーが落ちる。
現に先日の走行でも走り始めてすぐに不具合が出た。
それは解決できたし、その後も一切症状は出なかったが、
そろそろ寿命を迎えている可能性はある。
さらに昨年、ベストを出したあと、たまたま156で出かけたときだった。
クラッチを切っても回転が下がらないという症状がでたことがあった。
「やる気になっちゃったのかな?」という家内の言葉には笑ってしまったが、
これもエアフロが原因なのは間違いない。
この症状はチェックランプこそ点かなかったが
エンジンを再始動させても変わらず、数キロ走ってやっと収まった。
そんなわけで、クルマ側の問題も頭の隅に入れている。

 では今度のEuro&World Cupではどうするか?
これはいわゆる対照実験みたいなものだ。
タイヤ既に「終わっている」状態なので新品に換えるとしても、
それ以外は開幕戦と同じ条件で走ってみようと思っている。

 まずはもっとも疑わしいドライビングから検証することに。
ベストを出したときのドライビングを思い出しながら、
ジュニアとクラブマンを走ることになりそうだ。

 本当ならシートの問題を解決したり、
クーラントや新しいエアフロも用意したいところだが、
さすがに今回は時間がない。
まだシーズンは始まったばかりだから、夏前には万全な状態にしたい。
Posted at 2019/05/08 21:14:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | NHGT2019 | 日記
2019年05月05日 イイね!

2019 NEW HOKKAIDO GT SERIES Rd 1

2019 NEW HOKKAIDO GT SERIES Rd 1 過去に例がないような大型連休の真っ最中、New Hokkaido GT Seriesの第1戦が行われた。いよいよシーズン開幕である。

 今回は連休中ということもあり、前泊と後泊の2泊3日の日程で十勝入りをした。夫婦二人、ちょっとした旅行気分である。前日から天気も良く、絶好のコンディションとなった。
しかし、長いことNHGTを走っているけれど、開幕戦というのはあまり芳しい結果になったことがない。そんなこともあって、気負わずいこうと心に決めていたが、当日になっていつも以上に自分が緊張していることに気付いた。

 久しぶりにTS(十勝スピードウェイ)に着くと、いつもの顔ぶれで気分的にもリラックスできる。
ピットを探していると・・・・事前の情報で予想はしていたが、このクルマが!



私とまったく同じ156の2.5V6!しかもMARTINIカラー!
以前NHGTもよく走っていたOさんだった。
よくぞこのクルマでエントリーしてくれました!
急ピッチで仕上げたらしく、まだ分からないこともあるとのことだったので、
「トラブルがあったらお役に立てると思いますよ」と伝えておいた。


ピットはOさんとご一緒させていただくことに。
サーキット用にカラーリングされた156が2台・・・イイ眺めである。
ちなみにMARTINI156のほうはシマさんとmininoriさんがピットクルーという贅沢な布陣!


今回はOさんと私がEURO2、そしてもう一台、こちらもNHGTの大ベテランのCさんがロータスでEURO1にエントリー。
どぅーさんが道外に異動となり、good-eyeさんがまだ間に合わない中でEUROクラスが3台というのは明るい兆しと思える。


【フリー走行・予選】

 前日入りしていることもあり、当日は時間的に余裕があったので、ドライバーズミーティングの前に1本走っておくことに。
今シーズン初走行である。
まずやるべきことはクルマと人間のチェックである。
どちらも「そこそこのペース」で走らないとチェックできないので、徐々にペースを上げる。
ところが、早くもクルマのほうに異変が・・・。
5コーナー出口、強いGがかかったところで急にトルクがなくなり
チェックランプ点灯。
Oさんに「トラブルがあったら・・・」などと調子のいいことを言っておきながら
まさか自分のクルマにトラブル発生とは・・・。
恐らくエアフロかインジェクター周辺と思われるので
一旦ピットに戻り各部の点検。
見立ては正しかったらしく、その後は終日この症状が出ることはなかった。
それでも一応の全開走行ができ、ベストの1.5秒落ちならまずまずといったところ。
ただ、気になる問題もあった。
シートである。
今回フルバケを変更したが、これが思いのほか難しい。
まずシートの中で腰回りが遊んでしまう。
これはシートのサイズ(これまでのTSシリーズより、今回のSP-Gのほうがサイズ的に大きい)の問題と、自身の軽量化(-16㎏)が原因。
以前、GTVにこのSP-Gレザーを装着してクラブマンコースを走ったことがあったが、そのときは何も問題がなかった。
ところが今回はブレーキングでは前に滑るし、
コーナーでは横に腰が振られる。
懸案だった高さの問題(ヘルメットがロールケージに当たってしまう)は
ほとんど気にならなかったとはいえ、シートは新たな課題となってしまった。

その後、ドラミを終えフリー走行へ。
気温はドンドン上昇し、25℃くらいまで上がっていた。
フリー走行1本目から予選までの3本、順調に周回を重ねてはいったものの、
結果的には朝の今季初走行のタイムを上回ることはできなかった。
予選タイムがいちばんよかったが、それでも朝のタイムに届かず
ベストの1.7秒落ちというなんとも残念なもの。

 ここでふと思ったのだけれど、これまでならコース入り前から多少の緊張があったにせよ、1本走ればもう大丈夫なのが普通だった。
ところが今回はどういうわけか、何かスッキリしない。
一定の緊張感みたいなものが抜けないのである。
その証拠に朝の1本目でも、気が付けばドライビングシューズに履き替えるのを忘れていたり、決勝でも車載ビデオのスイッチを入れ忘れたり。
何かこう・・・いつもは普通にできていたことができない。
自分の中で上手く「回っていない」感じがした。

【決 勝】
 とはいえレースをしにきているわけで、そこは楽しみたいところ。
予選タイムはダメダメだったが決勝は順位である。



 というわけで「いざ、出陣!」である。
無事に帰ることを誓いつつ、決勝のグリッドに並ぶ。
8番グリッドには家内が誘導してくれた。
思えば決勝のグリッドで家内を見るのはいつ以来だろうか。
やはりありがたいものである。
good-eyeさんご夫婦の応援もいただき、スタート!



 昨年からTSではスタートのシグナルが変更となった。
それまでのレッド→グリーンではなく、レッド→消灯でスタートとなった。
ところが今回、レッド点灯がやたらと長かった!
(これは恐らくTS側のミスと思われる)
「???」と思っているうちにレッド消灯、すっかりスタートのタイミングを外してしまった。
普通こういう場合、後ろからドンドン抜かれてしまうのだが、
後方のドライバーも同じだったらしく、そのままの順位で1コーナーへ。
しかし3コーナーでシンシアBRZのMさんに先行を許してしまう。
予選タイムが接近しているMさんのようなドライバーを抜くのは難しい。
まずは接近してプレッシャーを・・・と思うものの、
なかなかチャンスが見つからない。
「Mさん、乗れてますね・・・」などと思いながら勝機を伺う。
3周目から4周目にかけて、1コーナーの進入で横に並び、
続く2コーナーの出口で先行することに成功。
イン側を1台分スペースを空けてくれた
Mさんのクリーンな走りに感謝である。

 その後は前を走るRX-8のW選手を追いかけるが
追いつくには至らなかった。
結局予選順位のままフィニッシュ。
決勝まではどうもチグハグだったけれど、無事に終えることができた。

 家内と二人、宿に戻った。
駐車場にクルマを入れようとしたところで電話が入った。
聞きなれたカン高い声・・・
「Hataさ~ん!計測器~!」
本部に返却するのを忘れていた。

やっぱり今回のレースは、最後まで歯車がかみ合っていなかったことを痛感。


計測器を返却したあと、夕暮れのパドックで撮影。

原因は色々と考えられるが、今日はこの辺で・・・・。
Posted at 2019/05/05 20:48:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | NHGT2019 | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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