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Hataのブログ一覧

2011年12月10日 イイね!

『本当にあった怖い話』

私はけっこうな「怖い話」好きである。
その手の話は昔から好きで、ネットで収集した話はもちろん、
人から聞いた話など「持ちネタ」はかなりあると自負している。

しかし、まさか自分が経験するとは思わなかった。

怖い話、怪談で有名な稲川淳二さんが以前こう言っていた。
『僕のところにもよく「これ、心霊写真じゃないですか?」なんて送ってくれる人がいるんですが、
だいたいは違うんですよね。例えば手や脚なんかが写ってないとかね。そういうのって
けっこう光線の加減であるんですよ、写ってるはずのものが写っていないってのがね。

でもね・・・写ってないはずのものが写ってる・・・これはヤバイですよ・・・』

そう、写っていないはずのもの。
いや、写ってはいけないはずのものというべきか。

今日156のメンテナンス中に、とんでもないモノを見てしまった。
それは突然に現れた。
予定通り、インマニを外しにかかった最初の1本目。
慎重に、ボルトをインテークに落とさないようにインマニを外す。
「どれどれ、インテークの入り口はどのくらい汚れているのかな・・・」などと思いながら中を覗く。
「あれ?インマニの内側にカバーでも付いてたかな?それが落下したのか?」

違う。
違うのだ。
あってはいけないモノがそこにあったのだ。

何故か、
何故かはまったく不明だが、インテークに謎の物体が潜んでいた。
え?よく分からない?
ではこちらの画像を・・・・

引き抜いてみるとこんなにも大きな物体!
今まで不調の原因を「妖怪」と言ってきたが、そんな可愛げのあるものじゃない。
コイツはもはや「悪霊」だ。

なんでエンジンにこんなモノが入ってるんだ!
見つけた瞬間、冗談抜きに寒気がした。
今日の札幌はプラス気温だったので寒さのせいではない。

よく見ると見覚えのある部品だった。
アルファのV6に使われているエアフロのカバーにそっくりだ。
しかしその大きさからして、「うっかり落とした」というレベルではない。
誰かが、意図的に入れなければ入らないモノだ。
(その後アルファのエアフロに合わせてみたがサイズが違った)

では一体誰が?

考えられるのは私の手元に来る前になんらかのカタチでそうなったということ。
ただ、それを今になってアレコレ詮索したところでどうにかなるものではない。

不調の原因は恐らくコレだろう。
しかしよくこの状態で走れたものだ。
悪霊を引っ張り出して一人動揺していたが、
落ち着きを取り戻すとなんだか156がかわいそうになってきた。

「こんな状態で走っていたのか・・・・」

6気筒というより、5.5気筒くらいで走っていたに違いない。
これでは調子も悪くなるはずだ。

その他にも作業したのだが、今日はこの話でもうイッパイイッパイ。

『本当にあった怖い話』
だってね、エンジン開けたら全然関係ない部品が出てきたんですよ。
そりゃあ怖いでしょう~。
Posted at 2011/12/10 17:33:58 | コメント(16) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記
2011年12月09日 イイね!

Before⇒After Vol.2

毎朝、出勤するときに見るビルの温度計。
今朝の表示は-5.6℃。
ようやく北海道の冬らしくなってきた。

さて今日はBefore⇒After Vol.2~コレクタータンク完成編である。
昨日のうちに磨けるところはすべて磨いたのだが、
監督さんに言われた「壁流」という言葉が気になって調べてみた。
なんだかとっても難しそうな大学教授の論文にヒットしてしまい、
私の理解の範疇を飛び越えてしまったりしたが、
少しはその意味が分かった。

結論から言えば、磨けるものは磨いたほうがいいという
実にザックリとした考えに至った。
気合を入れてさらに磨いた。

最終的には中も洗い、手が届かない部分には手持ちの角材にタオルを巻きつけて対処した。

見違えるようにキレイになった。
ここまで来るとホントにあのTV番組の「ビフォーアフター」のように思える。


12年の長きに渡ってこびり付いたブローバイガスで汚れたコレクタータンク内部・・・


それがなんということでしょう!
見事に新品当時のように甦りました。


そして・・・・
ここまでくるとやっぱりやってしまいます。


’V6 24V’も文字も誇らしげに塗装しました。
色はホームセンターで買った極めて普通の缶スプレー。
結晶塗装も考えなくはなかったが、値段が安いのは色が赤と黒しか選べないし
色が豊富なのは値段が高い。
色は悩んだ。
レッドでは当たり前過ぎるし、ブラックではちょっと地味か・・・・
そうかといって明るめのブルーやイエローでは小僧のようだ。
あまりエンジンルームでは見かけないがネイビーがいいと思い、
紺色にツヤ消しクリアを噴いて完成。


今回の作業は機能的にも見た目としても、大いに満足できるものとなった。
コレクタータンクを付けられるまでには、まだちょっと時間がかかるが
ひとつひとつ丁寧にメニューを消化していこうと思う。

さて、明日はいよいよインマニ取り外しの予定。
-5℃以下なら延期かも・・・。
Posted at 2011/12/09 19:33:21 | コメント(7) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記
2011年12月08日 イイね!

Before⇒After

スロットルのメンテナンスも終わり、次はコレクタータンクへ。

とはいえこのコレクタータンク、厳密に言えばエンジンの不調とは恐らくなんの関係もない。
つまり、特にメンテナンスの必要はないのである。
コレクタータンクなんて立派な名前が付いているが、
バタフライを通過した空気がただ通るだけの「空タンク」なのだから。
ゴミ等が詰まるほど細いモノでもないし、可動する部品もない。

早い話、そのまま元に戻してもイイ類の部品・・・・




・・・だと思っていた。



コレを見るまでは。

なんじゃこりゃ~!
ここは空気が通るだけじゃないのか!?
なんでこんなに場末のラーメン屋の厨房みたいに油汚れがあるのだ!?

あ、そうか、ブローバイか。

12年間、恐らく誰もその中を見てこなかったであろうコレクタータンク。
ホントにお疲れ様でした。

というわけでコレは『徹底的』にキレイにさせていただくことに。

まずは先ほどの画像の部分ではなく、スロットル直後の入り口から。
ただ、このコレクタータンク、恐らくアルミの鋳造品と思われる。
つまり、プラモデルのようにアチコチに「バリ」がある。
キレイなのは’V6 24V’と書かれた表面だけで、ちょっと裏側を見ればバリだらけである。
中はもっとバリが激しく、手で触ると「痛っ」と感じるくらいのモノもある。
しかしだからといってそれを「イタリアンクオリティ」などと言うつもりはない。
単純に空気が通過するだけなのだから、このくらいでも問題はないのではないだろうか。
何故かそんな気がした。

しかし、見てしまった以上は出来る限りキレイにしよう。
アルミ鋳造品であること、エンジンルーム内にずっとあったことを思うと洗えるモノではない。
削って磨くのがいいという結論に。

入り口は間口が広くて磨きやすい。
しかも電動ドリルにセットできるヤスリを見つけてしまったものだから作業もラク。
2段階のサンドペーパーと2種類のコンパウンドで仕上げる。
それでもアチコチにバリが見えるが、ここまでやれば充分だろう。

ザラザラガタガタだったのが少しはツルツルになった。

続いてインマニ側。
これも6個仲良くバリだらけ。
しかも鋳造したあと穴を開けているらしく、ドリルか研磨機の跡もハッキリ分かるほど。
これはなかなか手強い。
しかしここは無理せず機械に頼る。
入り口同様、電動ヤスリで削り、そのあとサンドペーパーとコンパウンドで仕上げる。
6個というのはなかなかしんどかったが、
その甲斐あって見違えるほどキレイになった。
ただ、だからといってコレでエンジンの馬力が上がったりレスポンスがよくなったりするとは思えない。
しかし明らかにエンジンにとっては悪いことではないだろう。

画像では判りにくいが違いは歴然。左がAfter、右がBefore。

さて、明日は中をしっかり洗って、それから・・・・
むふふふ・・・・。


Posted at 2011/12/08 21:37:14 | コメント(8) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記
2011年12月07日 イイね!

電スロ分解

先日から始めているスロットル研磨もようやく終わった。
ホントなら完全に段差をなくすべきなのだろうが、さすがにそこまではできなかった。
ある程度「ほどほど」にしておかないと身体がもたない。

それでもノーマルの状態よりはだいぶイイ感じになった。



そしていよいよスロットルの御神体とも言える電子ユニットへ。
今回は思い切って一部分解することにした。
やはり不調の原因はスロットルにあり、それがECUのほうであったとしても
スロットルであることには違いない。
予防的な意味も含め、メンテナンスしておくべきと考えた次第。

まずは金属の本体から樹脂製のカバーを外す。
これは強力なクリップで留まってるだけなので、マイナスドライバーで外していく。
すると御神体がその御姿を現す。
本物の御進退は見てはいけないが、こっちは大いに見ておくべきだろう。


監督さんおっしゃるようにまさにアナログ、スロットカーだ。
まずは通電するところをパーツクリーナーを含ませたティッシュで軽く拭く。
薄っすらカーボンらしき汚れが確認できる程度。
特に問題はない。


その他歯車なども特に問題なし。
なんだか拍子抜けするくらい「問題なし」である。
やっぱりここまで来たらモーターも見たくなり、2本のネジを外してモーターを取り出す。
けっこう強い力で引っ張らないとモーターが出て来ない。
これは強力な磁石を使っているせいと思われる。
「ほう~~~コレがモーターか・・」などと思いながらコレもクリーニング。
まったくと言っていいほど汚れなし。


しかし、このモーターが入ってる部屋というかスペースというか、
ラジコンなどで使うモーターなら本体裏側に相当する部分はけっこう汚れていた。
ようやく手応えのある汚れに出会えた。
パーツクリーナーを含ませたティッシュで拭き取ると
カーボンで真っ黒になった。
磁石の部分もキレイに拭いてモーターを元に戻す。

あとは電極部分にコンタクトスプレーを、歯車にはシリコンスプレーをそれぞれ噴く。
クリップを元通りにハメ込み、これでスロットル本体に関する作業は終了。

しばらくはエンジンをかけられないので無事に動くかどうかは確認できないが
なんとか普通に動いてくれればと思っている。
確かにモーター周辺はカーボンでけっこう汚れていたが
その他はほとんど汚れらしきものはなく、むしろ12年落ちということを思えば
驚くほど中身はキレイだった。
どうやら電子部も含め、スロットル本体の不具合はなさそうだ。

さて、次はコレクタータンクにかかるとしよう。
また金属磨きの日々だな・・・。
Posted at 2011/12/07 19:50:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記
2011年12月06日 イイね!

遠路はるばるお疲れ様でした

遠路はるばるお疲れ様でした156の健康回復メンテ実行中、海の向うから注文した部品が届いた。

画像のモノがソレ、O2センサーである。

お猿さんに教えていただいた英国のショップから購入。お猿さん、有益な情報ありがとうございました。e-bayだったのでなんのストレスもなく2週間ほどで届いた。

さて、今回なぜわざわざ英国から購入したかというと、理由はいくつかある。

まず安いから。
これはいわゆる汎用タイプではなく、アルファロメオ156 2.5V6用。
それが送料を入れてもBOSCH製の汎用タイプより安い。
かなりお得。

次に専用品が欲しかったから。
専用といってもコネクターの有無だけなのだが、
不調の原因にコネクターも考えられるので、センサーだけでなくコネクター付きが希望だった。

そしてNTK製が欲しかったから。
NTK?と思った人もいるかも知れない。
なんのことはない、我が国が誇るプラグメーカーNGKの系列会社である。
プラグはNGK、その他のセンサー類などはNTKブランドで販売している。
このNGKがO2センサーも作っていることは知っていたが
まさかアルファ用まで作っているとは知らなかった。
しかも何故か日本国内では販売されておらず、海外から取り寄せたというわけ。
バーコードを見ると日本製ではなさそうだが(アメリカ製と思われる)
’NTK JAPAN’という刻印が入ってると「信頼の日本メーカー」という感じがする。

これなら心配なさそうだ。

NGKといえば、世界的に有名になったのは
F-1のロータスに採用されたからというのはご存知だろうか。
1976年、雨のF-1in JAPAN(76年は日本GPとは言わない)で
コジマF-1が好走したのを見て、チャップマンがNGKプラグを使いたいと申し出たらしい。
翌年F-1史上初のグランドエフェクトカーでロータスは復活し、
79年には名車79で無敵を誇った。
ロータス最後のチャンピオンカーには誇らしげにNGKのステッカーが貼られていた。

というわけで、NTKのO2センサーも届いたし、
今のところは順調に作業は進んでいる。
もう少しスロットルを磨いてから次の作業に進もう。
時間はたくさんある。
ゆっくりのんびりやろう。

Posted at 2011/12/06 21:53:51 | コメント(5) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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