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2022年03月08日 イイね!

1982年

1982年 最近YouTubeで1982年のF1を視聴している。
このシーズンは’79年に一度は引退したラウダが復帰したこともあり、自分にとっては非常に興味深いものだった。
さらにUPされている動画は30分ほどのダイジェスト版。15分程度のモノはよくあるけれど、それだと今ひとつレースの見どころがカバーし切れていない。かと言ってフルで観るには長過ぎる。
レースにもよるが、30分ほどのダイジェスト版は「イイトコ取り」な編集となる。

 まだ82年すべてのレースを観たわけではないが、ふと気が付いたことがある。

このシーズンがもっとも2022年のF1に近いのではないか?

もちろん40年前のF1と今を比較するのはナンセンスなのだが、
グランドエフェクトカーが復活する今年、
過去を参考にするならこのシーズンが最適ではないか。

 前置きをすると本格的なグランドエフェクトカーがGPに登場したのは、
1977年のロータス78が最初だと言われている。
(70年代前半にマーチがウイング形状のシャーシを導入したことはあった)
そのロータス78は、翌年79でさらに進化を遂げ、
全16戦中8勝(2勝は78)を上げ、うち3回の1-2フィニッシュを記録した。


リアウイングに貼られた優勝を表すマークも誇らしげなロータス79。
この年、グリーンシグナル直後にロータスの1-2体制が常だった。


 この圧倒的な強さに各チームは即座に反応した。
そして迎えた1979年、グリッドに並ぶほとんどのマシンがウイングカーとなる。
ここでちょっとややこしい話になるけれど、
グランドエフェクトカーとウイングカーは似て非なるものではないかということ。
グランドエフェクトカーというのは、
シャーシ下面と地面の間に流れる空気を積極的に利用するものだ。
それはシャーシ下面の形状に関わらず、である。
そういう意味ではフラットボトム規定のマシンでも
F1に限らず近代のレーシングカーすべてがグランドエフェクトカーということになる。
しかし、一方でウイングカーはシャーシ下面の形状がカーブドボトムとなり、
フラットボトムとは明らかに違う。

 そう考えると、今シーズンからのF1はウイングカーと呼ぶことができる。

では、なぜ私が今シーズンから始まる新しいウイングカーと
1982年が似ているかというと、それは空力の重要な部分が根拠となる。
まずはこちらの画像をご覧いただきたい。



ウイングカー時代の幕開けとなった1979年、
開幕2連勝で周囲を驚かせたリジェJS11。
フロントからシャーシ下面に入った空気が逃げないように、
可動式スカートでシールしているのがお分かりいただけると思う。
このカーブドボトムとサイドスカートにより、
強烈なダウンフォースを発生させることが可能になった。

 しかし、ドライブフィールは大きく変わったという。
コーナーリング中は固定されたかのようにステアリングは重くなり、
シャーシ下面を流れる空気は極力乱れないほうがいいので、
前後左右のロールを抑えるためにサスペンションは石のように硬くなった。
ドライバーは皆、これまで以上の重労働を強いられるようになる。

ラウダの著書によると
「ウイングカーにはドライビングテクニックというものは存在しない。」
「速く走れたかどうかはまったく分からず、時計を見るしかない。」等、
我々が想像できないような世界で当時のドライバー達は走っていた。

「物理の法則がひっくり返った」とも。

その状況を危惧したF1(現FIA)は81年からスカートを禁止にした。
ところが抜け道を見つけたチームが出てきたため、
本当の意味でスカート無しのウイングカーでレースをするのは、
この’82年まで待たなければならなかった。
そして’83年からカーブドボトムは禁止となり、
ウイングカーはGPから姿を消した。

 ということは、スカート無しのウイングカーというのは、
1982年のGPだけということになる。



 40年前のレースは実に興味深い。
チームによってマシンの造り、考え方が微妙に違っている。
上の画像のマクラーレンもリジェも、フロントウイングを外している。
シャーシ下面で充分なダウンフォースを発生するウイングカーには
フロントウイングさえ必要がなくなり、むしろ空気を乱す邪魔者となったという。
一方でフロントウイングを滅多に外さないマシンもあった。
同じチームでも一台はフロントウイングありで、
もう一台は無しということもあった。


今も話題になることがある、1982年サンマリノGP。
ヴィルヌーヴとピローニの関係は修復できないほどのものになってしまった。
2台のマシンに注目していただきたい。
前を走るヴィルヌーヴはフロントウイングが無く、
ピローニのマシンにはシルバーのフロントウイングが装着されている。


しかしどのチームも手探りの部分があり、
結局もっとも正解に近い最適解を見つけたのが、
タイトルを獲得したウイリアムズであり、
最後まで競り合ったマクラーレンだった。
ブラバムもシャーシの性能はよかったが、
BMWターボの信頼性はまだ充分とは言えなかった。

 今のF1では40年前ほど各チームで考え方が異なるということはないだろう。
フロントウイングを外すようなマシンが登場するとも思えない。
ただ、事前の情報を見ると各チーム、
微妙にサイドポッドの形状等が異なるらしい。
テストと本番では違うフォルムのマシンも現れるかもしれない。

 私の予想では、やはりレッドブルとAMGメルセデスが
頭一つ抜け出ると思うけれど、蓋を開ければ・・・なんてこともある。
ちなみに今回取り上げた1982年は波乱のシーズンだった。
悲しいことにジル ヴィルヌーヴとリカルド パレッティ、
2人のドライバーが命を落とした。
さらにランキングトップだったディディエ ピローニはドイツで負傷。
この事故が原因で、二度とGPを走ることはできなかった。
ただ、不幸な事故はあったものの、
チャンピオン争いは最終戦までもつれ込み、全16戦中ウイナーは11人を数えた。
ケケ ロズベルグは1勝でタイトルを獲得したが、
シーズンを通して安定して上位に入賞した。


波乱の’82シーズンを制したロズベルグ&ウイリアムズFW08。
マクラーレン同様、シャーシの熟成が進んでいたウイリアムズは
フロントウイングを外していることが多かったが、
モナコのような低速コースではウイングを付けていた。


これは一発の速さはずば抜けているが、
信頼性の乏しいターボ勢とは対照的に見えた。
パトリックヘッドの手による質実剛健なウイリアムズらしい、
オールラウンドな強さが光った。
どのチームも空力とエンジン(ターボ)に躍起になっている中、
既に時代遅れと言われた3リッターV8のコスワースDFVを搭載する
ウイリアムズとマクラーレンが活躍したというのも興味深い。

 間もなくF1が開幕する。
最終的には誰が勝ってもいいから、優勝者が10人くらい出るような
最後まで接戦になるシーズンが見たいものだ。
Posted at 2022/03/08 21:15:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2022年03月06日 イイね!

F1の象徴

F1の象徴 この時期になると毎年「年度末進行」というのがあり、毎週のように業務に追われる。なにしろ学習しない性分なので、毎年同じように悶絶するハメになる。
それでも32年間なんとかやって来られたので、恐らく定年までこんな感じなのだろうと苦笑いをしている。
 そんな年度末進行もようやく峠を越え、来たるべき「新年度業務」の恐怖はあるものの、しばし一息つけるようになった。

 156Bも開幕に向けてそろそろ動き出したいところだけれど、ここまで来たら慌てず騒がずですっかり雪が解けてから手を付けようと思っている。
ただ、タイヤをはじめとする用意しておくべきパーツ、
ドライブシャフトブーツやブレーキパッド等に関しては
そろそろ手に入れておくべきだろう。

 さて、そんな中、今年のオフは久々にハリロンシートで遊んでいる。
ハリロンシートとはラバーのフィルムでアイロンなどで粘着させる。
クルマのカラーリングなどで使う
カッティングシートやカラーフィルムの衣類用だと思っていただいて差し支えない。

 これまでも自身のレーシングスーツやジャケットに
’0541 RACING’’Parmalat’等のロゴを入れていたが、
ちょっと違ったロゴも使ってみたくなった。

そこで選んだのが私にとって「F1の象徴」とも言えるMarlboroである。
幸い、私がモチーフにしているニキ ラウダは現役時代、
ずっとMarlboroのサポートを受けていた。
そして私が心酔している70~80年代のGPシーンでは、
Marlboroは欠かせない存在だった。


1982年のワンショット。
マクラーレンもアルファロメオも、共にメインスポンサーはMarlboro。
ひとつの企業が2チームをスポンサードするのは異例中の異例!


 それに、やっぱりMarlboroカラーはカッコイイ。
今までサーキットで身に着けるモノはブラックやネイビーが多かったが、
元々好きだったレッドもいいと思い、EA7の赤系のTシャツを買った。
しかしこのTシャツ、説明には「カラー:コーラル」とある。
PCのモニターで見る限りでは「明るめのレッド」に見えるし、
まあいいかと購入したが現物を手にすると「明るめ」どころではなかった。
かなりビビットなレッド、もうほとんど蛍光色と言ってもイイ。



確かにこれでは70~80年代の雰囲気ではないが、
サーキットで着るにはこれくらい派手な色も悪くない。
実際にTシャツが手元に届くまでは
’0541RACING’のロゴをブラックかホワイトで迷ったけれど、
蛍光レッドということで迷わずブラックを選択。
これならサイドのラインともマッチする。



 タバコカラーがGPから姿を消したのは寂しい限りだ。
もはやMarlboroもJPSもCAMELもRothmansも、ノスタルジーになってしまった。
時代と共にいろんなことが移り変わる。
ヨーロッパ色が色濃かった昔と比べ、
アジアや中東、かつては社会主義の国もGPに参入するようになった。
まさしくF1は地球規模で開催される「世界のスポーツ」なった。

ニキータ マゼピンがハースから解雇された。
現状を鑑みるとやむを得ない結果だと思う。
その言動やコース内外での行動は何かと「お騒がせ」なマゼピン君だったが、
彼の気持ちを思うと気の毒でならない。
ヴィタリー ペトロフがロシア人として初のF1ドライバーとなり、
ロシアもF1の仲間入りを果たした。
それがマゼピンまで続いたわけだが、
恐らく今後しばらくの間ロシアがF1に関係することはできないだろう。

 世界を転戦し、多国籍のチームがあり、多くの国の企業が参入するというのは、
F1の際立った特色であり紛れもない長所だ。
今、F1に限らず様々なスポーツで「ロシア排除」が始まっている。
その流れは当然であり、だからこそ戦争・紛争は「百害あって一利なし」と
全人類一致すべきときではないか。
特に各国のトップは熟考願いたい。



Posted at 2022/03/06 18:22:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年03月05日 イイね!

1枚の写真

1枚の写真 久しぶりにオークションで競り合った。
ニキ ラウダがドライブするブラバムBT48アルファロメオのプレス用写真である。
幸運なことに落札できたけれど、1枚のモノクロ写真に3,000円ほどの値が付いたことになった。(TOP画像にはラウダの顔写真もあるが、こちらは出品者が同封してくれたもの)
しかし私は決して高いとは思っていない。
ブラバムBT48の画像は、カラーでもモノクロでもネットでそこそこ手に入る。
それでも私がこの写真を手に入れたかったのは理由がある。

 この仕様はとても貴重なのである。

「プレス仕様」「ローンチエディション」等と呼ばれたこの仕様は、
1979年から始まったグランドエフェクト時代の幕開けを告げるようなインパクトがあった。

 当時のAUTO-SPORT誌にカラーで掲載された写真を見るにつけ、
「これが新時代のF1か!」と興奮したのを覚えている。


1979シーズン開幕前のニューマシン発表風景。
派手な演出などないのがこの時代。
ラウダのレーシングスーツとヘルメットも前年のまま。
背後に移っているクルマが時代を感じさせる。


 ただ、このブラバムBT48、以前もこのブログに書いたが、
衝撃的なフォルムとは裏腹に戦績のほうは見事にズッコケた。
開幕戦では危うくラウダが予選落ちするところだったし、
その後も予選ではシングルグリッドの常連にはなるものの、
アルファロメオV12の信頼性の低さもあってリタイア続きだった。

 それでもなお、私が「歴代のF1マシンでもっとも好きなマシンは?」
と聞かれたら迷わず「ブラバムBT48。それもプレス仕様!」と答えるだろう。



 美しいカラーリング、整然としたフォルム、
そしてアルファロメオV12エンジンとニキ ラウダとネルソン ピケのコンビ。
F1に限らず、クルマは調和の取れたワイド&ローが理想だと思っているので、
このブラバムBT48のフォルムは今観ても心が躍る。


見る角度によってはまったくの「ウイングレス」のようで、
ちょっとカッコ悪かったりもするが、なんとも言えない迫力がある。


 このウイングさえも低く抑えたフォルムは、
デザインしたゴードン マレー氏らしくちゃんとした理由がある。
それまでの平面だったシャーシ下面をウイング形状にしたことで、
それだけで充分なダウンフォースが得られると判断したことによる。
ベンチュリ効果から得られるダウンフォースは、
前後のウイングのような抵抗がなく
上手く機能すればダウンフォースが得られるだけでなく直線の速度も上げられる。
まさに「いいコトずくめ」だった。

 しかし現実には机上の計算通りにはならず、
ブラバムだけではなくどのチームも正解を見出すまで苦労した。
いち早くグランドエフェクトマシンを手掛けたロータスは、
ブラバム以上に困難な状況となり「飛行機だったら墜落していた」と言われるほど
空力の泥沼に嵌ってしまった。


 2022年、F1は新しいレギュレーションになり
およそ40年ぶりにグランドエフェクトカーが復活する。
79年ほどではないにしても各チームで解釈が異なり、
微妙に細部の形状が違う点が興味深い。
一体どこのチームが最適解をいち早く見つけるのか。

話題になっている「ポーポイジング現象」は昔も存在した。
前述のロータスなどは、意欲作の80で凄まじいポーポイジングに悩まされたという。
このあたりの古くて新しい話題に関しては、
また近いうちに書こうかと思っている。

 札幌市内は以前としてドッサリと雪が積もっているが、
少しずつ気温が上がり春の気配を感じる。
F1の開幕も、自分自身の開幕ももう少しだ。
「冬来たりなば春遠からじ」
世の中の暗いニュースが少しでも明るい方へ向かうよう祈るばかりだ。
春はいつでも希望のあるものであってほしい。
Posted at 2022/03/05 17:56:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 70~80年代F-1 | 日記
2022年02月27日 イイね!

想像してみる

想像してみる なんとも憂鬱な日々が続く。
巷に流れるニュースはなかなか明るい話題がないけれど、そこにとどめを刺すかのようにロシアのウクライナ侵攻である。

 私が若いころにはこういった軍事衝突はいくつもあった。
子どもの頃は「第3次世界大戦」という言葉は流通していたし、米ソ冷戦時代の真っ只中だった。
考えてみれば、自分が生まれたのは第2次世界が終わって20年ほどしか経っていなかったのだから、まだまだ戦争の「キナ臭さ」が残っていたのだろう。
 
 しかしまさかこの21世紀に、まるで19世紀のような軍事侵攻が起こるとは。
既に多くの人の命が失われているこの事態を、
一体誰が歓迎し、一体誰が喜び、一体どういう未来があるというのだろうか。
双方に主張があるのは、ある程度理解できる。
しかし、いかなる理由があるにせよ、暴力で解決する手段には賛成できない。

 私は左寄りの人間だ。
いかなる理由があっても戦争は反対の立場だし、核保有も迷わず反対する。

 さて、みんカラの本来的な使い方をしよう。
ニキ ラウダがF1に復帰した1982年、フォークランド戦争が勃発した。
我が国ではフォークランド「紛争」と表記していたが、
世界的には「フォークランド戦争」と言われている。
大西洋のフォークランド諸島の領有権をめぐり、
イギリスとアルゼンチンが軍事衝突した戦争だった。

当時、このフォークランド紛争の最中、静かにGPを去ったドライバーがいる。
カルロス ロイテマンである。



GP出場146戦、優勝12回、ランキング最高位2位(’81年)
ブラバム、フェラーリ、ロータス、ウイリアムズと、トップチームを渡り歩いた。
私のような古いF1ファンにしてみれば、チャンピオンにならなかったのが
不思議なくらいの実力派だった。
このロイテマン、フォークランド戦争前年の81年、
ブラバムのネルソン ピケと最終戦までもつれ込むタイトル争いを繰り広げた。
しかし僅か1ポイントでタイトルを逃すことに。
翌年もウイリアムズに残り、この年からアラン ジョーンズに替って加入した、
ケケ ロズベルグと組むことになった。

 開幕戦の南アフリカGPでは、2位表彰台と順調なスタート。
ところが第2戦のブラジルGP(リタイア)を終えたところで、
呆気なく引退を表明しGPサーカスから姿を消した。
ウイリアムズはイギリスのチーム。
そしてロイテマンはアルゼンチン出身である。

 このロイテマンの引退についてウイリアムズのパトリック ヘッドなどは
フォークランド戦争が理由ということに懐疑的なコメントをしているが、
私は理由の一つであることは間違いないと思っている。
確かにウイリアムズというチーム内でロイテマンは
決して「うまくいっていた」とは言えなかった。
現にロイテマンが81年のタイトル争いをしていた当時、
AUTO-SPORT誌のインタビュー記事には
「フェラーリを離れたのはミステイクだった。
~中略~ 最近、私は一人のことが多く、少し寂しい。」と語っている。
お世辞にも社交的とは言えない性格から、
チーム内で孤立していたのはいくつかの記事に残っている。

 皮肉なことに、ロイテマンが開幕から僅か2戦でチームを離れたこの年、
ウイリアムズのロズベルグはF1史上稀に見る混戦を制しチャンピオンとなる。
フォークランド戦争など起こらずに、ロイテマンがウイリアムズに残っていたら。
そう思わずにいられなかった。

 フォークランド戦争から約10年後、
イギリスとアルゼンチンは国交を回復させた。
しかし、今なお両国はフォークランドの領有権については主張を変えていない。
アルゼンチン兵の遺骨の問題も未解決のままだという。
死して尚、自分の家に帰ることはおろか、国境も越えられない人がいる。

 今の世の中、戦争にしても感染症にしても数字だけで語られてしまう気がする。
何人死んで、何人感染して、何人助かった。
確かに事態を把握する上で数字は重要だ。
ただ、数字に表れないことから目を背けてはならないだろうと思う。
感染した人の生活はどう変わったのか。
感染せずとも、このコロナ感染で変わってしまった今の社会でどんな影響を受けたのか。
爆撃を受け負傷した人、財産を失った人、人としての尊厳を踏みつけられた人。
命を失った人、大切な人を失った人。

 平和な国に住み、パソコンの前にいる私には何もできないけれど、
ただ一つできることはある。
それは想像することだ。

数字には表れない、痛みを感じている人たちのことを想像してみることだ。
Posted at 2022/02/27 20:54:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月20日 イイね!

オフの楽しみとして・・・

オフの楽しみとして・・・ すっかりご無沙汰してしまった。
およそ1ヶ月もブログを更新しないでいたことになる。
なんたって本業が忙しい。
ルーティーンの年度末進行がある上に、今年は数年に一度の業務も回ってきてしまった。
さらにそこにコロナ関連の業務でもうモグラ叩きの様相である。
それでも周囲の人たちに助けられ、なんとかあともう一歩のところまで来た。

そんなわけで、休日はおとなしくしている。
天候の悪さも加わり、外に出てクルマに触ろうとする気力が湧いてこない。
こんな状態でクルマに触ってもロクなことにならないので、
しばらく休みの日はのんびりすることにした。

 そんな中、ふと思いついたことがある。
サーキットを走る際、レーシングスーツの下にはいつもTシャツを着ているが、
EA7(エンポリオアルマーニのスポーツライン)のTシャツを見て閃いた。

「コレに0541RACINGのロゴを入れたらイイんじゃないか?」

ホワイトとブラックのツートンカラーになっているデザインは、
私が使っているレーシングスーツのグラフィックと似ている。
厳密にはスーツのほうはネイビーブルーだが、パッと見の印象は同じだ。
TOP画像のように0541RACINGのロゴを入れてみた。



カッティングシートを切り出す要領で、
ラバー製のハリロンシートでロゴを作る。
上記の画像のように位置合わせをし、この上からテフロンシートを置いて、
あとはアイロンで強く押し付けていく。
この押しつけの作業がなかなかの力仕事で、夏場なら汗だくになってしまうほど。



しっかり貼り付けできると、透明の厚いフィルムを剥がせるのだけれど、
粘着が充分でないとフィルムに残ったままで生地から離れてしまう。
Tシャツの生地とラバーを傷めないように、慎重に作業を進める。



文字のラバーは薄いが引っ張りにも強く、もちろん選択しても大丈夫。
何より仕上がりがホンモノらしくなるところがいい。
思った以上に「それらしい」出来栄えに満足満足。



調子に乗って背面にはParmalatのロゴを入れて完成。

 久しぶりにハリロンシートを使ってアパレル関連の作業をしたが、
寒い冬を過ごすにはコレはかなりイイと実感することになった。
サーキットで着るTシャツは毎回同じでもいいのだが、
2日連続で走ることだってあるのだから何枚あってもいい。
幸い、自分やgood-eyeさんのスーツを作るときに購入したハリロンシートは
まだたくさん残っている。
もうしばらくは外での作業はできないから、
当分アパレル関連の作業をやることになりそうだ。
次はネイビーブルーのTシャツでParmalatか・・・
いやいや、Marlboro仕様なんかもイイな~。
Posted at 2022/02/20 20:29:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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