GTウイング。
以前から興味はあったのですが、ぱっと見純正のコンセプトで弄ってきたこともあり見送り続けていました。
しかし車高調を入れて車高が下がったのでそろそろ見た目に分かる所に手を出してもいいかなと思い始めました。
あとは単純にGTウイングを付けてみたいという興味本位。
推しは推せるときに推せ、ではないですが、うちの子も初年度登録から10年を越え、走行距離は10万kmを越え、いつ不動となってもおかしくはありません。サーキットを走っていればクラッシュすることもあるでしょう。
やりたいことはやっておくべきです。
注文したのはカーボンパーツ製作で有名な
VOLTEXさん。
RX-8は非力な車なので、そこまで巨大な羽を付けても仕方がありません。そして保安基準(車検)適合していることが大前提です。ナンバー付き車両において、保安基準というのは守るべきテクニカルレギュレーションです。
カタログを見ているとType10の説明文に「鈴鹿サーキットで86・BRZのラジアルタイヤに最適なマッチング」の文字が。
競技会によって違いますが、RX-8と初代86・BRZは同じクラスに分けられることも多く、ほぼ同格と考えて良いでしょう。
86・BRZに良いマッチングが取れたのなら、RX-8でも良いマッチングとなるであろう、と考えてこれにしました。
ステーはせっかくなのでスワンネック(SN)。
材質はせっかくなのでドライカーボン(DC)。
1年間の納期を経て、ようやく到着しました。Type10 SN DC。
クソデカい段ボールに入ってました。
比較対象に置いたスキー板よりも長い。
中身はこんな感じ。
結構しっかり固定されていて安心感があります。
ブラケットの高さはよく分からなかったけど、注文時にスワンネックで保安基準に対応させるなら225mmだと言われたのでその通りに。幅も1400mm(RX-8全幅は1770mm)で翼端板の角には丸みも備えた保安基準対応品です。
施工を依頼したのは富山市の
M-sportsさん。
REV SPEEDのYouTubeに出演していたので車高調取り付けを依頼してみて、感じが良かったのでウイングの施工もお願いしました。
うちの子には純正スポイラーが付いているので、最初は純正スポイラーを外してパテ埋め、新たに穴を開けて取り付けを考えていました。
しかし社長さんの提案で中古のトランクを入手することに。これなら気にせず穴を開けられるし、外したトランクを保管しておけばサーキットやめたりウイングない方が乗りやすい・速いとなったときにすぐに戻せるよ、と。
頭いいなぁ。
入庫から2週間ほどで完成。
板金屋さんが泣きながら作業したようです。
もっと厳つくなるかと思っていたけど、思ったよりお上品にまとまった気がします。保安基準対応だからかな。
裏側を止める板もセットで付いていました。
この板とブラケットでトランク外板をサンドする形の施工になるようです。空気抵抗の力で開けた穴が広がったり割れたりして、ボルトがすっぽ抜けてブラケットごと外れるのを防ぐためでしょうか。
結構ウイング立ってる印象を受けるけど、これで下から2段目。
ウイングの角度は翼端板の上縁で測ればいいのか?よく分からない。
とりあえずこれで走ってみて、どの程度の影響があるか試してみるしかないですかね。
純正スポイラー付きトランクはしばらくガレージでお休みです。
Posted at 2024/03/13 22:04:43 | |
トラックバック(0) |
RX-8 | クルマ