ryo@アナログ人間のブログ一覧

今日のお昼にアップしたブログ、書き込み中にお昼ご飯が出来たので、強制終了しました。

ここからまたダラダラと書いていきますよ（＾＾）

ナプレックから帰ってきたブロックはボーリングとホーニングを行いました。
ピストンは0.2ｍｍのオーバーサイズを使用した為、ボアが0.2ｍｍ広がっています。
ブロックの上面も0.06ｍｍ面研しています。
ブロックの仕様は、クランクシャフトはノーマル。ピストンはＳ１５オーテック、コンロッドは東名の
鍛造Ｈ断面コンロッドを使用して、ピストン、コンロッドの重量合わせを行っています。








純正コンロッドは632ｇ、東名のコンロッドは567.7ｇ。その差は64.3ｇ。1本当たり64ｇ東名のは軽量です。しかも4本とも重量差がゼロ。さすが東名だと思いました。



Ｓ１５オーテックピストン4つの重量差は一番重いのと軽いのでは2.3ｇの差がありました。
これはきちんと削って重量差をゼロにしています。



あっ、そうそう。圧縮比の件ですが、今回のベースエンジンはオーテックを使用しています。
オーテックエンジンはヘッド面研を行うことで圧縮比を11.5まで高めています。
それにもかかわらず、ピストントップが盛り上がっているＳ15オーテックピストンを準備してしまいました。更に事前に準備していた0.8ｍｍのメタルガスケット、これにナプレックから連絡のあった燃焼室容積40.4ｃｃで圧縮比を計算すると、14.76になる計算です。
ここで、圧縮比を落とす手段はヘッドガスケットを厚くするしかないと思い、特注で2ｍｍのメタルガスケットを注文しました。


これを使用することで圧縮比は12.6になります。


ヘッドの仕様は280度のソリッドカム、ラッシュキラー、東名の4スロ45φ。







今回のエンジンチューンは2Ｌのままで組みました。2.2Ｌと少し迷ったんですが、取り敢えず一旦
2Ｌで乗ってみて、いつか2.2Ｌにしたいなと思っています。なのでそこを見越してカムを280度に
しました。乗りやすさを考えたら大きくても270度かなと思ったんですが、2.2Ｌにしたときにカムが無駄にならなくてすむかな？とちょっとせこい考えもありました。
ホントにするか分かりませんが(笑)

ブログタイトルの『SR20DEメカチューン完成までもう少し』ですが、あとはコンピューターセッティングが残っていて、出来上がったエンジンのポテンシャルが未知数なため、もう少しと書いています。
エンジンが全開に回せるようになったとき、完成だと思っています。

今週末の大寒波。何か40年に一度の寒波とかいう噂を聞きましたが、
まさか、ここ大分県でもここまで雪が積もるとは思いませんでした。

ここ数年出番がなかったスタッドレスタイヤを履いて久しぶりにスノーロードを走りました。





スタッドレスが雪を搔き上げてグングン前に進んでくれます。



おかげでフィットのリアがこの有り様・・・


超久しぶりのスノーロード。気持ち良かったです（＾＾）

今日は大分県北部の宇佐市でも大雪警報が出ています。朝から雪が積もってます。

前回のブログでブロックが加工に旅立ったと書きました。
これは去年の9月の話で、ここからＳＲ２０ＤＥメカチューンがスタートしました。

ブロックの加工はナプレックさんにお願いしました。この会社を知ったのはみん友のきむ蔵さんが
ナプレックのビックバルブ化がお勧めですよ。と前に言ってくれてたのを覚えていまして、ナプレックのホームページを覗い見てみると、ハイレスポンスキットなるものがありました。そこで、このキットにはスタンダードからレースまで何種類かありまして、私はハイレスポンスレースキット＋燃焼室加工を選択しました。バルブは1ｍｍの大径化、レース用のバルブガイド打ち替え、シートカットと燃焼室加工（フルスキッシュ、ヘミサークル、フルサークルと3種類ある）を加えて、その加工内容はスキッシュエリアを完全削除したフルサークルを選択しました。通常はＮＡであればスキッシュエリアを残すんでしょうけど、私は圧縮比の関係もあり、完全に削除しました。



ナプレックには強化ダブルスプリングも売っていたので、同時にお願いしました。
ブロックのボーリングには使用するピストンに合わせて行うため、同時にピストンも送っています。

今回使用したピストンはＳ１５シルビアオーテックピストンです。ピストントップが盛り上がっています。


このピストンを早まって、購入してしまったため、燃焼室の容積を稼ぎたくてスキッシュエリアを完全に削除した要因の一つです・・・

この加工から戻ってくるまで、3週間ほどかかりました。
ナプレックに加工後の燃焼室容積の測定をお願いしたら、やってみますとのありがたいお言葉を
頂いて、測定後の容積は40.4ｃｃであることを教えて頂きました。ありがとうございました（＾＾）

この待っている3週間の間に、組み込むパーツの手配や加工などやってもらってました。

やたらと多かったヘッド内のバリ、ＩＮ，ＥＸのポート研磨。


などなど・・・

また続きを書きます・・・