ミルゾーのブログ一覧

５月に車中泊をした時，荷室と後席の間の段差が背中に触り，どうしようもなかったので，快適に寝ることができるよう，ベットを作ってみました。

はじめはスノコを荷室に重ねて高さを稼ぎ，その上にコンパネを……と考えたのですが，ジャストサイズのスノコが見つからないのと，倒した後席の背面がフルフラットにならない事が気になり断念。

色々調べていたら，矢崎化工のイレクターパイプとコンパネを組み合わせれば良い具合になることが解り，早速実行してみました。


イレクターパイプがどういうものなのか正直解らなかったのですが，実際作業を始めて見ると面白い！
豊富なジョイントと組み合わせることで思った通りにパーツが組め，組合せを考える段階からパズル感覚で作業に臨むことができました。

フレームを車両に載せるとこんな具合。


改善前の写真なのでまだ完成品ではありません。あと２箇所ほどパイプを足してやれば完成ですが，それは追々。


前側はこんな感じ。
300mmの足２本で支えているので，折れないようにするためにも，追加でパイプを足してやらないとダメそうです。

板を敷くとこんな感じ。


良い感じのフラットな空間ができあがります(^_^)

荷室の板は１枚板にしたのですが，セカンドシート側は分割を考慮して２枚にしてみました。

ただ，これが裏目に出て，板がしなってしまうので，補強パイプを多めにセットしてやる必要が…。



販売されているベットキットは，タイヤの逃げの部分に合わせて高さを設定しているため，座面と天井との距離が妙に近くなってしまっています。
ただ寝るだけの空間だと圧迫感があるので，荷室のかさ上げは最小限にとどめ，車内で起き上がれるようにしてみました。

下に敷くコンパネには切り売りのカーペットをタッカーで打ち付け，寝袋や布団が直接敷けるようにしてあるので，ちょっとした休憩で横に…なんていうのも容易にできそうです。

ただ，長辺が168cmしかなく，自分が寝ようとすると，足がはみ出てしまいます。
運転席のドライビングポジションを確保しようとすると，この長さが限界なのですが，助手席側の延長はどうにでもなるので，必要十分かな…と。

実際ベッドキットを購入すると１０万円近くなってしまいますが，これで１万円かかっていないのですからお得ですね。



だんだんコルトとは違う方向に進んますね(^_^;)