2012年07月07日
壁
去る七月一日、MSCチャレンジround7 間瀬サーキットにて、に大会初参加してきました。
そう、最近血眼になってクラッチやったりタービンおろしたり四点式やら消火器やら準備してたのはそうゆうワケなんです。(ノ∀`)
決戦当日、今にも降り出しそうな雲行きの中、何故かブーストコンマ6しか掛からぬ愛機でビギナークラスに初参加。っつってもビギナーは6台しかいませんでしたがw
めちゃくちゃ緊張しました。大勢のギャラリー、審査席、50台以上のドリ車が発する耳を聾する爆音…
いつも走ってる間瀬が狭く、勾配はよりきつく感じました。
フリー走行一本目、
まるで車を動かせないんです。
緊張で手足が震えて操作は小さく雑に、普段コーナー出口を見つめてる視界はほんの1、2メートル先しか見えませんでした。
ある程度緊張することを見越して早くノリノリなれるように空気は4キロ張ってました。それでも横グリップはネオバでも履いてるんじゃないかと思うほど振り出せないんです。
15分ほどの走行だったのに3分くらいで終わったような気分でした。
他のクラスが走ってる間はとにかくノドが渇き吸いたくもない一服をしてトイレに行く…
ひたすら繰り返してました。
2回目のフリー走行ではそれでもまだ緊張は緩んだ方でした。
したら一周目に確実にこれならイケると確信した走りが出来ました。
その後はもうノリノリでした。フリーが終わる頃には間違いない手応えを感じて周りからも
「つか一番じゃね」
といい感じのコメント。
して数時間後、昼休みを挟みいよいよ予選。
したらどうだ。さっきまでの手応えはとうに消え失せ朝の一回目フリー走行の緊張が蘇る。
視界がせばまる。
またノドが渇く。
狭まった視界から見るフロントガラスには雨粒が微かにつき始めた。
緊張に動揺が加わる。
結果はボロボロ。
なんとかドリフトしてます的な走りしか出来ず。
なんとか予選は終わったものの決勝へは最低なテンションで望むことになりました。
待ち時間はあまりの緊張で吐きかけました。胃も今まで痛くなったことなんか無かったですがたまらず一緒に来た奥さんからバファリンもらって飲んでました(>_<)
見かねた仲間から
コンテストだから無難に決められるほうで決めればいいんだよ
とコメント。
もやもやした気分の中、
決勝スタート。
緊張はピーク
動悸と汗が出まくりノドカラカラ。
一本目、
2速で引っ張って安定するまで我慢、まっすぐから3速で蹴る
無難にドリフト。思ったより内側走ったな…萎縮しすぎてるな…
運命の二本目
無難にいったら今のオレは内側走ってしまう。それは失敗だしそれでは勝てぬ。
どうせやるなら好きな走り方でオレらしく。失敗しても悔やまんでいい。
順調に前のコーナーから振り返し2速でヘアピンアウトクリップつきながら立ち上がる。2速でつなげながら振り返しで3速へ。S字をクリアしながら逆方向の審査コーナーへ蹴り返し。
返す地点も車速も十分!いつもの乗れてるライン!
勝ったと思った。
コーナー出口がインクリップ越しに視界に入り後は立ち上がるだけ…
が、徐々に視界に内側のガードレールが入り、
うっ、と思ったときには審査コーナーでハーフスピンからゆっくり完全スピンしてました。
終わった…
完全に負けました。
完膚無きまでに打ちのめされたって感じでした。
緊張なんて誰でもする。
大事なのはここ一番で普段通りを発揮できること。
緊張して出せない実力など実力とは言わん。
ふふ、でも悔しいけど爽やかでした。
今までこんなに一生懸命走りについて取り組んだことがあったろうか。
出来る限りやって負けた。
ちょっとオゴリあったんですよね、オレフツーに走ればイケるっしょ的な。
今までのビギナークラスの動画とか見てるとクラス詐称みたいなのが出てこなきゃ大丈夫、的な。
自分を成長させるいい機会だと思いました。
緊張でなんちゃら~ってのがビギナーの証でしょ。所詮実力不足(ノ∀`)
全然違いますけど去年国家一級整備士落ちたときに似てるんです。今回の感じ(笑)
ケモ一生懸命やったら今年は受かったし(´皿`)凸
来年は絶対優勝したいです!
以上、大会初参加の感想でした(´ー`)
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Posted at
2012/07/07 01:34:04
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