
先日、車屋のあまりの対応の遅さにイライラしてついにヤフオクでGF8のステアリングシャフト&キーシリンダー一式を入手。
そして光道レーシングの原チャ修理オフが今日もあったので便乗して抜けなくなったカギのキーシリンダーを交換作業に着手。
さくさくっとステアリングコラムを外してステアリングを取っ払って~~
・・・と、思ったらステアリング根元のスプラインが外れず大苦戦。
ようちんさんにがんばってもらってはずせました。
キーシリンダー現る! posted by
(C)夜の誤爆王
これがステアリングシャフトです。
さて、ステアリングシャフトはどうやって引っこ抜くんだ?
とりあえずステアリングの高さを調整している部分のボルトを外します。
ここで昔ローダウンシートに変更した際にステアリングが一番下に下げても下げたりず、後もう少し下げれたら・・・ということでやった裏技を披露♪
ステアリングシャフトローダウンオフセット術 posted by
(C)夜の誤爆王
ステアリングの高さを調整しているステーのボルトをロングボルトに変更してワンサイズでかいナットを間に噛ませてオフセットさせてやるとさらに下に下げることができるですよ。
これ、ベンリなので是非おためしあれ♪
次にタービンのしたにあるステアリングシャフトのエンジン側を外します。
今回の車検でフロントパイプ交換に伴いタービンの遮熱版がつかなかったので車屋が外してあったのが幸いしてシャフトがむき出しっす♪
ステアリングシャフトがエンジンルームに突き出ていてパワステ方面のジョイントに刺さっています。
ここは12ミリのボルトを緩めれば抜けます。
ここに差し込む時にとある事件がおきたのですが・・・・また後ほど。
ステアリングシャフト先端 posted by
(C)夜の誤爆王
その三点のボルトを外すとステアリングがぶらぶらになります。
あとはウインカーなどのユニットがビス2箇所でとまっているのでビスを外して配線を引っ張り出してユニットを抜き取ります。
ステアリングシャフト引っこ抜き posted by
(C)夜の誤爆王
あとはグイグイ引っ張ればすっぽぬけます。
ここで抜く前にワンポイント。
ホイールはまっすぐにしておきましょう。
ステアリングシャフトのエンジンルーム側に溝が切ってあるんですが、その溝はボルトが通る溝なので下向きの状態で運転席側の先端に油性マジックで上にしるしをつけてシャフトの溝が下に来るようにします。(これはあとでやったんですが・・)
ステアリングシャフトが引っこ抜けたので「どうせシャフトが抜けたならオクで仕入れたGFのシャフトをそのままつっこめばはやいんじゃね?」ってことで・・・
GFシャフトを挿入!
ちゃんとシリンダーのカプラーもばっちり合ってエンジンがかかりました♪
そしてウインカーユニットを差し込んで~、ステアリングをぉ~~~・・・・おぉ?
ステアリングの入るスプラインが・・・・メッチャ奥にいる・・・
(・∀・;)もしや・・・・
このGFのシャフト・・・・事故経験有りっすか・・・・
説明しよう!!!
車のステアリングはエンジンルームからまっすぐ伸びた鉄の棒なので、フロント事故を起こした際にステアリングが運転者に突き出てきます。
そして運転者がステアリングに圧迫されてしまうので、最近の車では事故のときにステアリングが縮むような設計になってるんです、例えばシャフトの中にプラスチック製のリングのようなものを入れておいて衝撃が加わった時にプラスチックのリングが破壊されてシャフトが縮むといったぐあいです。
そのおかげでシャフトが縮んでいたんです・・・・
オクでは事故車なんてかいてなかったのに~~!!
解体業者から仕入れたのが失敗だった・・・・
こうなったらシリンダーのブラケットを外して移植するしかない!
ここでさらに壁が・・・・
このシリンダーを固定しているボルトが・・・・
ヘッドが折れて一度取り付けると二度と外せなくなるというスペシャルボルトが使われているんです。
なので光道レーシングの仲間に乗っけてもらってドリルを家から調達。
ドリルでグリグリやったものの・・・・ボルトがステンレス製で穴があきません!
なのでもう一度仲間にホームセンターへ乗っけていってもらいました。
ホームセンターでチタンコーティングのドリル先端と頭がつぶれたビスなどを外す逆刃タップを購入!
チタンコーティングの刃はさすがです。
ステンレスのボルトでもサクサク掘って逆刃タップねじ込んだらスポンと軽く抜けました♪
シャフトが合わなかった当初は日付が変わるのを覚悟していましたが、なんとかシャフトねじ込み完了したのが21時。
手伝ってくれたぴーすけ君ありがとう!!!!
メシおごるとかいっておごってなかったから今度一緒にメシ食いに行こうぜ!!!
そして23時に帰宅。
その5時間後に悪夢がやってくるとは知るよしもなく・・・・
Posted at 2009/12/30 17:07:16 | |
トラックバック(0) |
修理 | クルマ