ナバロンの要塞

この連休は、奥さんが留守なので、家事をこなしたり、夏のすだれを片付けたり、浴室の補修をしたりと雑用が多く、先程ようやく一息ついたので、久しぶりに「ナバロンの要塞」を観賞している。
やっぱり、グレゴリー・ペックは良いですな～。
それに最近は、真にスペクタクルと呼ぶにふさわしい作品が少ない！
やっぱり、ＣＧを多用しすぎると、スペクタクル感が薄れるのかね～。
原作は、「女王陛下のユリシーズ号」などでお馴染みの、アリステア・マクリーンの傑作冒険小説。
続編の「ナバロンの嵐」も刊行され、これもまた、映画化されている。
いや～っ、ハヤカワ文庫を読みまくった学生時代を思い出すな～。
ところで、現在は修正されているかもしれないが、私が読んだ当時は、続編である「ナバロンの嵐」は、「ナバロンの要塞」とストーリーに整合性が取れていない部分があった。
「ナバロンの要塞」を映画化する際に、原作にはない映画オリジナルのキャストを設定している。
まあ、それ自体映像化する時には、良く使われる手だ。
ところが、アリステア・マクリーン…何を思ったか、続編の「ナバロンの嵐」を執筆する際に、この映画のオリジナルキャストを登場させてしまった。
つまり、「ナバロンの要塞」の映画と続編の小説は繋がるが、原作どうしはには繋がらない部分があるのだ。
確認のため、ブックオフで探してみようかな。