
ホンダ新型アコードハイブリッド(2.0L)に3年乗っていた私としては、スバルの2.5Lエンジンを搭載したストロングハイブリッドが如何なものか非常に気になり試乗させて貰いました
今回はアクセル全開を試したく高速を含めて30分程走らせましたが、総評としては こんなもんか と、若干期待外れな感想です
室内は レヴォーグから大きな変化は有りませんがスイッチ類のレイアウトが変わっています。 シートは革では無いので柔らかく良い感じです
走行性能は
EVで走れる領域が広い 又、EVの時間が長いため好感触。これはアコードハイブリッドの数倍良い感じです
街中(60km/hまで)は文句無く良い感じ。 アクセルオフからオン時の加速はガソリン車 特にターボ車とは比較にならない位クッと出るのでキビキビ走ります
高速に入り全開加速させると。。。伸びがない。。。 アコードハイブリッドそしてレヴォーグ1.8より加速性は悪い感じ。 2.4とは比べちゃダメ
エンジンが2.5Lなのでもう少しトルクフルかなと思ったのですが、モータートルクはアコードが約32k 対してクロストレックは27kと少ないのに加えて、エンジンもハイブリッド用にディチューンされているのか2.5L NA感は無く全開加速時のワクワク感は全く有りませんでした。 もちろん街中では十分なので私の一方的な感じ方ではありますが。。。
ブレーキ性は
止まる時の段つきが無く良い感じにセッティングされています
回生ブレーキが強い為か少ししか触ってなくてもグッと止まります。 ただし、試乗の終わりには踏み方の感覚を掴んだのか違和感は無くなっていたので問題なしです
走行音は
停車時は勿論問題ありませんが、走り出すとEV走行時でもタイヤノイズが大きく エッ? 音が大きいな?って感じで、停車時以外なら静音化を施した私のレヴォーグの方が全域で静か
エンジンが始動すると直ぐに分かり結構うるさい アコードハイブリッドはエンジンが始動したのが分からない時が多かったのでそれと比べると若干マイナスポイント 40〜60km/hで走っていると、ガソリン車でギアを落として走った時のようななんとも言えない音に聞こえこれは大きなマイナスポイント
足回り/ハンドリングは (自車のレヴォーグとの比較ですが)
STIチューンがされていないスバル車特有の味付けで、ハンドルの切り始めがダルく、ハンドルの切る量が多くなる為思い通りに曲がらない感じ。 但し、ハンドルを戻す事は無かったので慣れれば問題なしかな
荒れた路面ではバッテリーなどで車重が重く重心が低い事もあるのか程よくショックを吸収しているものの、リア側にほんの僅かですがギャップでクッと振られる感覚を感じました
燃費は
高速/下道をトータル30km程走りました。 途中全開加速を何度も行ったにも関わらず17.5km/Lと、VNHから見ると羨ましい限りです
オフロードや雪道は走っていないのでAWDの感じは分かりませんが、街中中心で飛ばさない運転をする分には、小気味よく良い感じで走れて 且つ、GoStopが有っても燃費が悪くならないストロングハイブリッドは買い一択です
但し、全領域に絶対的な速さを求めるならば選択肢からは外れると感じた試乗でした
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試乗記 | クルマ
Posted at
2024/12/12 15:49:08