
とうとうやっちまった!! その内やってしまうのではないかとは思っていたが、このタイミングかぁ...と。
クルマを撮影する時に使っていたドイツのライセンスプレートをなくしてしまった。前車のQ5 TDI に乗っているときに、ちょうど良いドイツ土産だと思って現地で作成したもの。そのプレート本体よりも、アウディ本社のミュージアムで購入したプレートケースや、日本製のナンバーに仮置きする自作のツール、既にバージョン2にまで進化していたのに...痛い。
原因は、単純。Q5 Sportback納車の翌日、撮影後に、取り外すのを忘れてクルマを動かしてしまった。少し走って後の気がついて戻ってはみたものの...行方不明...。気休めかもしれないが、どこかで見かけたら、コメント欄にご記入お願いします。
ナンバープレートなので、手元にはもうワンセットあり、それを使ってはいるものの、あくまで前車のQ5にあわせて作ったものなので、新しいのが欲しい...現在、ドイツに行く予定もなく、業務でも厳しい状況となると、脳裏に可愛い駐在中の後輩の笑顔が...彼ならやってくれる、しかし、これもパワハラの一種か? コンプラの問題が...いや、業者に頼んだ方が早い...鋭意検討中です。
もし、現地を訪れる機会があり、お土産に是非欲しいという方は下記を参考に。但し、日本の公道を走る為のモノではなく、登録シール(後述)のコピーなんて現地では犯罪の一種かとも思うので、あくまで、日本国内での個人の趣味でとどめておいてください。

(ADAC=JAF?のビル)
まず、日本と違い、ドイツでは、自分でナンバープレートを作成し、登録、それを持って行って納車という方式です。なので、ナンバープレートの作成自体は簡単に可能です。業務での海外出張が多かったので、予定に余裕のあった数年前のある日、現地にてオリジナルユーロプレートの作成に挑戦しました。

(こういう業者さんが複数入ってます。ナンバープレート以外の製品も)

(オーダーしたアルファベットを組んでくれてます)
まず、ある程度大きなドイツの都市なら、ナンバープレートを登録する役所、ドイツ語で、"KFZ-Zulassungsstelle"(タイトル)があるはずです。この単語と都市名でまずググってみてください。多分、何かヒットするかと思います。私が挑戦した都市は、大都市でもなく、小さくもないちょうどいいサイスの都市デュッセルドルフ。デュッセルドルフでは、"KFZ-Zulassungsstelle"は中央駅の裏側(東側?)にあるADACのビル内にあり、まずそこに行ってみると、案の上、ビルの1階(ドイツ式、日本式では2階)にこういうプレートを作成する業者が複数集まってます。その中で都合の良さそうな店舗を選び、作成したいアルファベットを告げるだけ。目の前で速攻作成してくれます。デュッセルドルフなので、"D"しか作成出来ないのかって聞いて見ると何でもOKとの事でした。ちなみに2019年当時で、2枚25ユーロでした。店内には色々なナンバープレート以外のものも飾ってあるので、挑戦してみてください。

(こういう機械でアルミプレートにエンボス加工します)

(2019年当時、2枚で25ユーロでした)
ちなみにドイツの自動車のライセンスプレートの構成は、左側1文字から3文字までは、都市名。大都市ほど1文字です。そして、任意のドイツ語のアルファベット・数字が続きます。例えば、
IN:インゴルシュタット(アウディ本社のある都市名)
M:ミュンヘン(BMW本社)
S:シュトゥットガルト(メルツェデスベンツ/ポルシェ)
WOB:ウオルフグスブルク(VW)...
B:首都のベルリン(カープロデューサーは存在せず)
D:デュッセルドルフ...ドイツでも、3文字のナンバープレートをつけたクルマが、ベルリンやミュンヘンをよろよろと走っていると、何かと言われがちです。これは日本も同じと思いますが...。

(アウディ・インゴルシュタットのショールームがあるビル)

(MuseumMobileというアウディの博物館)
ドイツ車なら、本社のある街が定番だと思います。よく、新車発表の現地取材の写真のライセンスプレートは、それぞれの本社のある都市名、そして、任意のアルファベットは車名になっている場合が多いです。

(アウディ車が路駐。この日は休日の様なので少なめ)

(ナンバープレートも確認...シールは?)
次に、よりリアリティーを出すには、登録のシールを貼ることです。例えば、インゴルシュタットのアウディ本社に路駐していた車のシールを写真にとり、シールに加工してみました。本来は、フロントは1枚、リアは2枚必要です。コレにもそれぞれの都市、地域の紋章が使われています。アウディ、BMWの本社はバイエルン地方なので、バイスブラオ(青白)、このカラーリングはビールで有名ですけど。
また、各メーカーのショールームで、ナンバープレートのケースが購入出来る場合もあります。ちなみに、これはアウディのミュージアムショップで購入したケース。
これを日本式のナンバープレートの上に仮置きし撮影をすればいちいち写真の修正をしなくて済むのでありがたいです。ただ、仮置きする治具は各々工夫する必要があります。試行錯誤を繰り返して、なくした治具は2代目でした。ただ、Q5 Sportbackのフロントの日本のナンバープレート台座は、引っかけるスペースが狭く、ちょっと工夫が必要かと思いますが...。磁石も検討しましたが、ユーロプレートはアルミ製なので機能しません。ただ、一番手っ取り早いのは、養生テープでその都度固定して剥がすというのも一番良いかもしれません。
欧州のCovid-19に関する規制もかなりユルくなってきたので、現地を訪れる機会があれば、是非チャレンジしてみてください。

(納車スペース)

(DTMカー?が申し訳けなさそうに置かれてました)
ついでに、ミュンヘン空港にあるAudi Forumへ。

(Audi Forumのエントランス)

(Q7 50 TDI quattro)

(Q3 45 TFSI quattro)

(エントランス前には、RSQ3)
こんな感じでした。海外へ、以前の様に自由に行きたいモノです。
Posted at 2022/04/26 14:52:52 | |
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