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まるしのブログ一覧

2017年01月16日 イイね!

皇帝賛歌

皇帝賛歌こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>


今回紹介するのはフランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)作曲 弦楽四重奏 第77番「皇帝」です。イタリア弦楽四重奏団演奏。


ハイドンは誰もが知る、オーストリアが生んだ古典派初期の大作曲家。6歳の時から音楽学校で勉強を始め、才能を認められ8歳からはウィーンで聖歌隊として働き、17歳頃からフリーの音楽家として活動、徐々に名声を得ていました。
29歳からエステルハージ侯爵家のお抱え音楽家となり30年近くも勤めて数多くの作品を作曲しました。58歳の時庇護してくれた侯爵が死去してからはイギリスに渡って演奏活動を行い、富と名声を得ました。晩年はウィーンに戻り最後まで創作意欲が衰えることはなかったそうです。

あらゆるジャンルの作品を700以上も作曲しており、特に交響曲は108曲弦楽四重奏は68曲もあり、「交響曲の父」「弦楽四重奏の父」と呼ばれています。
また、当時の名声があまりにも高かったため、多くの偽作があることでも有名で、誰もが知る「おもちゃの交響曲」も現在では他人の作とされています。



ハイドンというと、小学校の音楽の授業で「ビックリ交響曲」(交響曲第94番”驚愕”)を聴かされて、先生が「コンサートで居眠りしている人を起こすためにわざと急に大音量にして演奏した」というエピソードを教えてくれたのを思い出します。「おもちゃの交響曲」もハイドン作と聞いたような?

弦楽四重奏という演奏形式を世に広めたのもハイドン。このCDには表題の付いた有名曲4曲「ひばり」「セレナード」「五度」「皇帝」が納められています。ただし現在では17番「セレナード」は偽作とされ、残念ながら演奏される機会が減っているようです。古いCDなので収録されてます。ある意味貴重。

77番「皇帝」は、その第二楽章が超有名曲。なぜなら現在のドイツ国歌ですからね。

Deutschland, Deutschland über alles,Über alles in der Welt・・・

ダイナミックなシンフォニーもいいですが、やはり弦楽器、室内楽には癒やされます (*´д`*)


イタリア四重奏団 Quartetto Italiano (1945-1980)
明るく歌うような音色で人気を博し、ベートーヴェン、モーツァルト、シューマンやブラームスなどの弦楽四重奏曲全集を完成させるなど、業績も残した一流カルテットでしたが、メンバーの確執?により解散となったようです(^_^;)



時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2017/01/16 22:25:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2016年11月30日 イイね!

三大○○

三大○○こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。

と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)



ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>


今回紹介するのはルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)作曲ピアノ協奏曲第5番「皇帝」です。piano M.ポリーニ、C.アバド指揮/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団。


ベートーヴェンのピアノ協奏曲と言えば第5番「皇帝」。ラフマニノフの第2番チャイコフスキーの第1番とともに三大ピアノ協奏曲のひとつとしてあまりにも鉄板・定番です。クラシックブログを始めてけっこう経つのに、まだ「皇帝」を取り上げていなかったのは迂闊でした。

ナポレオンがウィーンを占領し混乱に陥った1809年頃に作曲が開始されたとされ、約1年後の1810年半ば頃に完成しました。
ベートーヴェンはナポレオンを敬愛しており、第一楽章の颯爽とした華麗なテーマはもしかするとナポレオンをイメージしたのかもしれません。第二楽章は一転して穏やかで流麗なメロディーが流れ、第三楽章は再び快活な主題が繰り返され、静まっていきます。

ベートーヴェンの曲は美しくなじみやすいテーマが繰り返され、聴衆の脳に刷り込まれていくように思いますが、「皇帝」も第一楽章冒頭は誰もが聴いたことのあるカッコいいメロディーです。


M.ポリーニ(1942-)はイタリア・ミラノ出身のピアニストです。18歳でショパン国際ピアノコンクールに優勝、審査委員長のA.ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く弾けるものが果たしているであろうか」と賛辞を述べたそう。当時の大家ルービンシュタインの絶賛を得たもののしばらく充電期間に入り、1970年頃から世界的な活動を開始、現在では最も優れたピアニストの一人とされています。

C.アバド(1933-2014)は、イタリア出身の指揮者。音楽院校長の父からヴァイオリンの英才教育を受け、26歳の時指揮者デビュー。1990年(57歳)にカラヤンの後継者としてベルリンフィルの音楽監督に就任しました。
ポリーニとは同郷のミラノ出身で親交があったようで、多くの録音を残しています。


例のごとく、YouTubeの動画を貼り付けてみました。ピアノはM.ポリーニ、ガリシア交響楽団



時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2016/11/30 23:38:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2016年09月30日 イイね!

黙示録

黙示録こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>
今回はミーハーの極み(^_^;)


今回紹介するのはリヒャルト・ワーグナー(1813-83)作曲「ニーベルングの指輪」です。H.フォン・カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏。


R.ワーグナーはドイツ出身の作曲家/指揮者です。多くの歌劇作品を残し、作曲だけで無く自作歌劇の台本執筆、歌詞、大道具、果ては劇場建築まで、トータルに歌劇を演出した傑人で、「楽劇王」とも称されます。
代表作としてはこの他に、タンホイザー、ローエングリン、トリスタンとイゾルデ、ニュルンベルクのマイスタージンガーなど。
相当な自己中、唯我独尊的な人物でもあったようです (^_^;)

楽劇ニーベルンゲンリングは序夜から第3夜まで4話構成となっており、全てを上演すれば15時間以上かかる超大作です。通常は4話を4日かけて上演されます。全曲を聴くなど私のようなミーハーには無理。(^_^;)
実際には有名曲を集めた抜粋版として売られていることが多いです。


前回紹介したR.シュトラウスの「ツラトゥストラはかく語りき」は映画「2001年宇宙の旅」で有名ですが、この作品の第1夜第3幕「ワルキューレの騎行」は映画「地獄の黙示録」で超有名。私自身は映画も見てませんが・・・


例によって、YouTubeの動画を貼り付けてみました。
詳細は不明ですが、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮の「ワルキューレの騎行」



時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2016/09/30 19:56:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2016年08月12日 イイね!

山の交響曲

山の交響曲こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>
・・・と言いつつ、今回はマイナーな曲です(^_^;)


今回紹介するのはリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)作曲「アルプス交響曲」です。H.フォン・カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏。



R.シュトラウスはドイツ出身の作曲家/指揮者です。あの有名なワルツ王・ヨハン・シュトラウスⅡ世とは無関係です。
ドイツ後期ロマン派を代表する作曲家であり、オペラや交響詩に多くの有名な曲を残しました。

超有名曲としては、交響詩「ツラトゥストラはかく語りき」でしょう。映画「2001年宇宙の旅」に使われた冒頭のテーマは誰もが一度は聴いたことがあると思います。
指揮者としても優れていて、彼の弟子にはジョージ・セルやカール・ベームというこれまた巨匠が名を連ねます。



さて、なぜ「ツラトゥストラ・・・」ではなく「アルプス交響曲」なのか。
8/11が山の日だから?それもありますが、これは高校生まるしの思い出の曲なのです。
以前「カレリア組曲」を紹介した時にも触れた、高校時代の友人I君。体育会系で情熱的、クラシック音楽も大好きでした。その彼が私に素晴らしいと勧めてくれたのが「アルプス交響曲」でした。彼は登山にも入れ込んでいて大学時代には日本各地の山を登っていたようで、そういう背景もあったのでしょう。

「アルプス交響曲」は実際には4楽章形式の交響曲では無く、情景をオーケストラで表現する交響詩です。夜、日の出、登山、森に入る、小川に沿って進む、滝、・・・という風に副題がつけられた短い曲が途切れなく続く、50分ほどの曲。アルプス登山の風景が目前に浮かぶような、親しみやすく爽快な作品です。



カラヤン(1908-89)については説明するまでも無いほどの、現代の巨匠ですね。ベルリン・フィルを率いて精力的にクラシックの録音に打ち込み、多くの名盤を遺しています。優等生的とか商業主義的とか批判する人も多いですが、演奏の好き嫌いは別として、クラシックを世に広めた功績は偉大なものが有るでしょう。



こちらはB.ハイティンク指揮/ウィーンフィルによる「アルプス交響曲」。
夜が徐々に白み始め、朝日が差し込むと途端にアルプスの偉容が浮かび上がる、「日の出」は本当に清々しい。3:00ごろから。




時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2016/08/12 23:10:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2016年07月13日 イイね!

河の流れ

河の流れこうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです。
<(_ _)>


今回紹介するのはベドルジハ・スメタナ(1824-84)作曲「わが祖国」です。ラファエル・クーベリック指揮/ボストン交響楽団演奏。

スメタナはチェコ出身の作曲家です。当時のチェコはオーストリア帝国に支配され、民族独立への願望が高まっていました。スメタナはチェコ民族主義と密接に関係する国民楽派を発展させた先駆者であり、ドヴォルザークとともにチェコを代表する作曲家です。
「我が祖国」は6曲からなる交響詩ですが、曲名にぴんとこない人でも、第2曲「モルダウ」は、誰でも一度は聴いたことがある超有名曲でしょう。
チョロチョロとした源流から始まり、それらが合流し一つの流れとなる。森林や牧草地を経て、夜には水の妖精たちが舞い、急流では渦を巻く。プラハへと長い流れを経て、最後はエルベ川へと消えていく。そんな情景が眼前に浮かぶような、まさに祖国の風土に対する愛が溢れた名曲です。

この曲は歌詞が付いて、合唱曲としても良く歌われていますね。河の合唱曲としては美しく青きドナウと双璧をなすのではないでしょうか。



R.クーベリック(1914-96)はチェコ出身の指揮者です。父はヴァイオリニストのヤン・クーベリックで、ラファエルは読み書きよりも先に楽譜が読めるようになったという神童ぶり(^_^;) 14歳で指揮者を目指し、20歳にしてチェコ・フィルで指揮者デビュー。戦後はイギリスに亡命し、1961年からバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任し、世界的に活躍しました。やはりスメタナやドヴォルザークの演奏には定評があるようです。

ボストン交響楽団は1881年創設の、アメリカトップクラスのオーケストラです。20世紀半ば、C.ミュンシュが首席指揮者の時代には、その豪快な音作りで世界的名声を得ました。1973年から2002年まで、小澤征爾が音楽監督を務めたことで日本人にもおなじみです。


こちらはちゃんとしたオーケストラの「モルダウ」。H.カラヤン指揮/ペルリンフィル演奏

ちょっとあっさりめの演奏(^_^;)


時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2016/07/13 22:53:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記

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