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まるしのブログ一覧

2024年10月18日 イイね!

タタールの響き

タタールの響きこうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。



と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです😅


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>

あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊





今回紹介するのは、A.ボロディン作曲、オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」(だったんじんのおどり)です。
L.バーンスタイン指揮/ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団演奏。



韃靼? ボロディン? イーゴリ公?
このワードではほとんど誰も知らないでしょうが、そのメロディは、おそらく一度は耳にしたことがある超有名曲です。





アレクサンドル・ボロディン(1833-87)


帝政ロシアのサンクトペテルブルクに非嫡出児として生まれ(つまり不倫の子)😅、農奴のボロディン家の子供として育ちました。
しかしある種の天才だったようで、医学、化学、ピアノなどに優れた才能を発揮、医師として陸軍病院に勤務します。
24歳の時ヨーロッパに長期出張しムソルグスキーと出会って音楽にも興味を示す一方、化学研究の分野でも業績を残し医学部生化学の大学教授となりました。
30歳から日曜作曲家として活動し、36歳の時オペラ「イーゴリ公」に着手しました。
53歳、謝肉祭のパーティ中に突然死(動脈瘤破裂)しました。

ボロディン自身は本業が多忙のため、「イーゴリ公」は完成できなかったようですが、死後リムスキー・コルサコフらにより補筆・改訂され、現在ではボロディンの代表作として認知されています。

「韃靼人の踊り」はそのなかでも特に有名で、単曲として演奏機会がとても多い名曲です。
冒頭、オーボエの奏でる主旋律は、遊牧民らしい異国情緒、開けた空と大地、そしてもの悲しさが感じられてとても美しいです。



韃靼(タタール)人とは、モンゴル〜カザフ〜ウクライナ〜バルトの広大な地域に活動した遊牧民族のこと。
「イーゴリ公」は、キエフ大公国の大公イーゴリがタタール人と戦って捕虜となるも、故郷が攻撃されたことを知って脱出し、愛する自国と妻の元へ帰還する、という史実に基づいた筋書きのオペラです。

さらにトリビアですが、韃靼というと”蕎麦”も連想されます。そばには甘そばと苦そばがあり、一般的に食べられているのは甘そば。苦そばは文字通り苦みがあり人気がありませんでしたが、ルチンなどポリフェノール成分が圧倒的に多い事が分かり、健康食品として注目されています。苦そばはモンゴルあたりの高地が原産で、そのためタタールのそば、韃靼そばとして知られるようになりました。





例の如く、動画です。
ウラディミル・フェドセーエフ指揮/チャイコフスキーシンフォニーオーケストラ







時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/







おまけ
このCDには他にもオペラの有名曲が収録されており、その中でも今、旬な有名曲があります。
G.ヴェルディ作曲・歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」 です。
お忙しい方は 3:20から聞いてね😅


頑張れ、サッカー日本代表!(^o^)
Posted at 2024/10/18 23:14:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2024年04月13日 イイね!

生はいいなぁ

生はいいなぁこうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。







と言っても、年季の入ったクラシックファンではなく、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです(^_^;)



土曜日午後から久々、クラシックコンサートへ行ってきました。
広島交響楽団の定期公演です。

会場は広島HBGホール(広島文化交流会館)、15時開演。


広響の音楽監督/指揮者は長らく下野竜也氏が務めてきましたが、この春からウィーン出身のクリスティアン・アルミンク氏が新たに就任。そのお披露目公演でもあります。






演目はまず、ベートーヴェンピアノ協奏曲5番・皇帝
カッコイイ人気曲、当ブログでも過去紹介しています。

ピアノにウィーン出身のティル・フェルナー氏を迎えての演奏です。
例によってミーハーファンの私はピアニストについてよく知りません😅が、流麗かつダイナミックで、とても良かったです。





2題目は、リヒャルト・シュトラウスアルプス交響曲
一般の人にはあまり馴染みはないですが、個人的に大好きな曲。こちらも過去紹介してますので、お暇なら観てね。

「アルプス交響曲」は登山の情景をオーケストラで表現する交響詩です。
夜が明け、太陽が昇り、森を進み、滝をくぐり、嵐に遭い・・・アルプスの風景が流れていく、親しみやすく爽快な作品です。特に「日の出」は雄大なアルプスの景色が眼前に広がるよう。

協奏曲の小編成とは違う、フルオーケストラの音圧に圧倒されました。それでいて繊細さも兼ね備えていて、楽しい時間を過ごしました。
広響、やるなぁ。



アルプス交響曲では、風が吹いたり雷鳴が轟いたりするので、それ専用の楽器が用意されていました。


ウインドマシン


サンダーシート


こういうのを体感出来るのも、生のコンサートならではですね。




やっぱり生はイイなぁ(*´д`*)ハァハァ
Posted at 2024/04/14 16:01:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2023年07月01日 イイね!

生誕150年

生誕150年こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。



と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです😅


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>

あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊





今回紹介するのは、S.ラフマニノフ作曲、パガニーニの主題による狂詩曲です。

この曲のサビ😁は、多くの映画、CMなどに引用されており、誰もが一度は聴いたことがあるはずです。





セルゲイ・バシリエヴィッチ・ラフマニノフ(1873-1943)
ロシア出身のピアニスト/作曲家。今年生誕150年、没後80年の節目に当たり、ラフマニノフにちなんだコンサートやイベントも多く開かれています。
©Wikipedia

貴族の子として生まれましたが、不幸にも一家は没落・・・
幼年期より音楽の才能を見出されるも、9歳の時に一家は離散。
母親に育てられながらピアノの手ほどきを受け、モスクワ音楽院に入学し18歳で首席卒業。
作曲家としては順風満帆・・・とはいかず幾多の挫折を経験したものの、徐々に音楽家として頭角を現していました。
が、1917年(44歳)のロシア革命により祖国は社会主義国家となります。北欧への演奏旅行のまま祖国には帰らず、アメリカに亡命しました。最後はビバリーヒルズの墓地に埋葬されています。




ラフマニノフは2m近い大男で手も非常に大きく、片手で12度(ド〜1オクターブ上のソ)が届いたそうです。
超絶技巧を駆使した作曲・演奏で、フランツ・リストと並び称される存在でした。

ピアノ協奏曲第2番とともに、ラフマニノフの代表作とされるのが「パガニーニの主題による狂詩曲」です。
パガニーニが作曲した24の奇想曲の第24番主題を用いた狂詩曲で、25部からなります。その第18変奏が超有名曲

ちなみにパガニーニとは・・・
19世紀前半に活躍したイタリアの天才ヴァイオリニスト。マネの出来ない超絶技巧を駆使したヴァイオリン曲を多数作曲・演奏し、後の音楽家に多大な影響を及ぼしました。





タイトル写真のCDは、ラフマニノフ自身のピアノ演奏によるものです。
1940年頃のモノラル録音で、さすがに音質は😅ですが、ラフマニノフの遺品とも言える貴重な音源です。





例の如く、動画です。
バーンスタインの弟子・佐渡裕と、ショパンコンクール2位・反田恭平のコラボ。






時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/





ラフマニノフ
ピアノ協奏曲第2番
Posted at 2023/07/01 22:13:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2023年03月26日 イイね!

アコースティック

アコースティック3/21お彼岸の日。



呉市文化ホール(ネーミングライツ:呉信用金庫ホール)にて、N響、NHK交響楽団のコンサートがありました。



呉市で一流オケの演奏が聴ける機会はなかなか無いので、何とかチケットを入手して行ってきました。






15時15分開場、16時開演とのことで私は30分頃現地着。
あいにくの雨模様にもかかわらず、すでに長蛇の列😅
収容人員1600ほどですが、チケットは完売・満員御礼です。


指定席だから慌てて並ぶ必要もないけど、しばらく様子を見ても列が短くなる様子は無いし、開演時間が迫るし、仕方なく並んで入場😅ナラブノ キライ


演奏前のチューニングが始まると、いよいよだな、と高揚しますね。
指揮者はウラディミル・フェドセーエフ。
コンサートマスターは篠崎史紀氏、ではなく、お髭の白井 圭氏だったようです。



演目は①ラフマニノフピアノ協奏曲第2番、②チャコフスキー交響曲第5番
地方公演を意識したのか、定番な人気曲です。
ミーハークラシックファンな私にもストライク。どちらもこのブログで紹介済みです。





まずはラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番。ピアノは小山実稚恵氏。


大好きな曲なので、もうメロディも耳慣れていますが、やはりライブはすごい。
家で、多少大音量でCDを鳴らしたとしてもこの音圧にはかないませんね。ピアニストの小山氏はよく知らない😅ですが、ダイナミックで良かったです。



次はチャイコフスキー・交響曲第5番


第6番「悲愴」のほうが有名でしょうが、個人的にはこちらの方が好き。
勇壮なテーマのエネルギーに気分がアガります。
一方で静かなホルンやオーボエのソロでは、さすがN響と思える美しさでした😍





終演。場内割れんばかりの拍手😊


指揮者のフェドセーエフ氏がコンマスに続いて、ホルン奏者を指名してハグ、好演を称えました。





この時期にロシアのクラシックをロシア出身指揮者での演奏。メッセージを感じますね。良かったと思います。

それにしても人が奏でる楽器で、よくこんな大音量が出せるものです。そしてアコースティックは耳に優しい、というのも感じました。MISIAのコンサートも感動しましたが、スピーカーからの大音量はキツく感じます。





時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2023/03/26 19:15:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2022年12月14日 イイね!

冬来たりなば・・・

冬来たりなば・・・こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。



と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです😅


ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>

あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊





今回紹介するのは、L.ベートーヴェン作曲、ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調「春」です。
ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ ピアノ:マリア・ジョアン・ピレシュ

この曲の第1楽章は、おそらく誰もが耳にしたことがある超有名曲です。
このCDにはベートーヴェンのヴァイオリンソナタでもう一つの定番曲、第9番「クロイツェル」も収録されています。





ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
J.K.シュティーラ画 ©Wikipedia

小学校の音楽教室に必ずこの絵が飾られている楽聖
その生涯については、巻末、過去の記事を参照していただくとして😅



ベートーヴェンの10曲のヴァイオリンソナタの中でも、第5番「春」、第9番「クロイツェル」が特に有名な曲です。
「クロイツェル」は緊張感漂う、玄人受けする曲ですが、『春』は曲全体が明るく優しく、春の情景が目に浮かぶような親しみやすい名曲です。1801年に作曲されました。

若き日のベートーヴェンは卓越したピアニストとしてウィーンで既に有名でしたが、30歳の頃にこの「春」や交響曲第1番も作曲していて、ピアニストから偉大な作曲家への転機を迎えた時期です。
しかしこのころから難聴も悪化してきて、音楽家として飛躍するのと同時に苦難に満ちた時代を生きていくことになります。

そんな希望と不安が背中合わせの状況で、こんな美しい名曲を作り出せるというのは、常人には到達できない境地ですね😊





オーギュスタン・デュメイ(1949-)はフランスのヴァイオリニスト/指揮者。
3歳の頃からヴァイオリン始め、13歳ですでにパリ音楽院を卒業するという神童😅クラシックカイニハ シンドウ タスウ
コンクールには出場せずじっくりと演奏活動を続けて評価を高め、30歳の時にはカラヤンに絶賛され共演。現在はベルギーの王立管弦楽団首席指揮者となっています。
40歳の頃にピアニストのピレシュと出会い、ふたりの共演は絶妙で多くの名盤を生み出しています。





例の如く、動画です。こちらはクレーメルとアルゲリッチという豪華デュオ。
二人とも若〜い😁






時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/





ベートーヴェン
交響曲第6番・田園
ピアノソナタ悲愴・月光・熱情
ピアノ協奏曲第5番・皇帝
交響曲第3番・英雄(エロイカ)
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番
Posted at 2022/12/14 21:54:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記

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