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まるしのブログ一覧

2021年08月07日 イイね!

チャイ5

チャイ5こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。



と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです😅



ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>





今回紹介するのは P.チャイコフスキー作曲 交響曲第5番 です。
E.スヴェトラーノフ指揮/NHK交響楽団

チャイコフスキーの交響曲の中でも、6番・悲愴とともにチャイ5と呼ばれる人気作品です。





ピョートル・チャイコフスキー(1840-93)


チャイコフスキーは19世紀ロシアの作曲家。音楽好きの両親のもと、5歳からピアノのレッスンを受け非凡な才能を示しましたが、両親には彼を音楽家にするつもりは無く、10歳から法律学校に寄宿生活をさせました。19歳で卒業し法務局に就職しています。
しかし音楽への情熱は捨てがたかったようで、22歳からロシア音楽協会で本格的に勉強を始め、23歳で職を辞し、音楽の家庭教師をしながら作曲をする生活となりました。音楽家としては遠回りしましたが、その後は交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽、バレエ音楽など多方面に美しい曲を多数生み出し、クラシック界きってのメロディメーカーと言われ現代でも人気の高い作曲家です。

しかし、私生活では必ずしも恵まれてはいなかったようです。
今では名作とされるピアノ協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲、バレエ白鳥の湖も、初演での評判は良くなく、チャイコフスキーを落ち込ませたようです。
交響曲第6番・悲愴も初演では「暗い、不吉」と反応は宜しくなかったようで、それでも本人は「私の最高傑作」と自信を示していましたが・・・その9日後にコレラ?で急死しています。享年53歳😢

彼が同性愛者であったことは明らかなようで、10代の寄宿学校生活で男色に目覚めたといわれています。37歳でアントニナという女性に求愛され結婚していますが、肉体関係を持たないことが条件だったそうで、明らかな偽装結婚。もちろん数ヶ月で破局、精神を病んで妻の元から逃げ出しています。帝政ロシアでは同性愛は重罪であり、チャイコフスキーの精神に逃れられない葛藤を生じさせたはず。
彼の生み出す甘美なメロディー、カタルシスを感じさせる流麗華麗な管弦楽は、その鬱屈した精神ゆえに生み出されたのかもしれません。





交響曲第5番は、全ての楽章に「運命の動機」といわれる旋律が用いられています。チャイコフスキー自身が第1楽章を「運命への完全なる服従」と述べたことからそう呼ばれるようになりました。冒頭から重く暗く登場し、第2楽章では中盤に壮大に、第3楽章は美しいワルツの終末にちょっとだけ顔を覗かせます。
そして第4楽章。これまでの楽章はこのためにあったと言わんばかりの、「運命の動機」のリフレイン。単純なメロディなのに、構成を変え、調を変え、聴衆の脳に刷り込まれていきます。最後には勇ましく迫力ある旋律を奏でて終了。まさに快感。何度でも聴きたくなる麻薬性があります😍

ちなみにこの曲の初演は成功したのですが、チャイコフスキー本人は「おおいに作為的なところがある」と満足してはいなかったようです😅オモイドオリニイカナイ





以前紹介したCDにも交響曲第5番は収録されていますが、ムラヴィンスキーの指揮はやや突っ走りすぎのように感じます。
今回のCD、スヴェトラーノフ指揮はゆったりと、ロシアの大地を匂わせる好演です。録音も良い。N響もやるなぁ😊



例の如く、動画です。
長いですが、聴いてみて下さい。特に第4楽章終盤(46:55〜)はカッコイイ😄






時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/




チャイコフスキー
チャイコン・メンコン
ピアノ協奏曲第1番
交響曲第6番・悲愴
弦楽セレナーデ
Posted at 2021/08/08 01:52:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2021年06月23日 イイね!

持つべきものは友

持つべきものは友こうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。




と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです😅



ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>

あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊





今回紹介するのは G. ビゼー作曲「アルルの女」・第2組曲メヌエットです。
カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

ビゼーというと「カルメン」「アルルの女」は超有名。なかでもメヌエットは、誰でも一度は聞いたことがある定番曲です。





そもそもメヌエットってなに?
Menuetteとは、宮廷で踊っていた小さなステップの優雅なダンス曲のことだそうです。舞曲なので3拍子。フランス語でMiniをあらわすMenuという語に、語呂を良くする -ette をつけたものです。
その後オペラでは踊りから離れた器楽曲として作られるようになります。

同じ3拍子でも、ワルツは円舞曲と訳され、大きくクルクルと楽しく踊ります。チロル農民の踊りが原点といわれ、現在では社交ダンスのイメージです。





ジョルジュ・ビゼー(1838-75)

ビゼーは18世紀フランスの作曲家。父は声楽教師、母はピアニストという音楽家庭で育ちました。
9歳でパリ音楽院に入学しピアノの才能を開花させ、23歳の時にはリストにもその腕前を認められるほどでした。
しかし彼の夢はピアニストでは無く、オペラ作家としての成功でした。実際、「真珠採り」「美しきパースの娘」「アルルの女」「カルメン」など次々と発表し、オペラ作曲家としての地位を確立しました。
・・・しかし、「カルメン」発表の3ヶ月後に、敗血症のため36歳で早世しました😢



メヌエットには意外な事実があります。
「アルルの女」第1組曲はビゼー自身の手によるものですが、第2組曲は彼の死後、友人のエルネスト・ギローによって編まれたもの。さらにそのメヌエットは「美しきパースの娘」から転用されており、本来は無かった曲なのです。
ギローによるフルートとハープの美しい編曲のお陰で、後世に残る美しいメロディーが日の目を見た、ということですね😊





例によって、動画です。






時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/




ビゼー 「カルメン」
Posted at 2021/06/23 23:08:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2021年04月30日 イイね!

遠雷

遠雷4/26、元THE SQUAREの和泉宏隆さんが急逝されたとのニュースが流れました。62歳でした😱



THE SQUAREは1976年に4人で結成(そのためにスクウェアというバンド名になったそう)。
1982年メンバー5人の固定とともにリリースしたアルバム「脚線美の誘惑」がヒット、「ADVENTURES」からはCMに採用されたりして一気にメジャーに。
サントリーホワイトのCM、「僕は、ネアカです」というコピーと共に流れた"ALL ABOUT YOU"は強く印象に残っています。

カシオペアと共に当時の日本フュージョン界を牽引するグループとなりました。
私がスクウェアのファンになったのもちょうどこの頃、当時大学生。




1987年"TRUTH"がフジテレビのF1中継テーマ曲に採用され、F1ブームもあって広く知られるようになりました。
知る人ぞ知る、といった存在から、一般人にも有名になって、ちょっと残念な気持ちもしたのを覚えています😅



スクウェアは時代と共にメンバーが度々入れ替わり、バンド名もT-SQUAREに替わり、音楽性も変遷していきましたが、リーダーの安藤まさひろ(ギター)、伊東たけし(サックス)、和泉隆宏(キーボード/ピアノ)が黄金期の主要メンバーでした。



緊迫感に満ちた曲、明るいPopな曲ももちろん良いのですが、私にはバラード系のメロディアスな曲が特に響きました。
卒業、新社会人、出会い、別れ、結婚など、個人的にもいろいろあった時期に重なるので、特に思い入れが強いです。
和泉さんが奏でるもの悲しい、切ないピアノの旋律に癒されました。




伊東さんが離れ、和泉さんが脱退してからのスクウェアはちょっと指向がかわったようで残念でしたが、その後一時復帰しT-SQUARE SuperBandとしてアルバムも発表。ここにも”Missi' You””Wonderful Days”など素晴らしいバラードが収録されています😊





ずいぶん昔、泣けるバラードシリーズとして、スクウェアの曲を紹介しましたが・・・

当時張ったYouTubeのリンクは、著作権問題が厳しくなり、全く見られ(聴け)なくなってました😅



あらためてまるし選・スクウェアバラードTop5を紹介します。

HEARTS これは安藤さんの曲ですけど
TWILIGHT IN UPPERWEST
FORGOTTEN SAGA
SWEET SORROW
ENRAI




今でも、泣けます😢
和泉さんありがとう。早すぎるお別れは残念ですが、私の人生に寄り添ってくれた美しい曲に感謝します。心から冥福をお祈りします🙏
Posted at 2021/05/01 13:58:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2021年03月24日 イイね!

Salut d'Amour

Salut d'Amourこうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。




と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです😅



ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>

あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊





今回紹介するのは E.エルガー作曲 「愛の挨拶」 です。
ヴァイオリン:五嶋みどり。



クラシック作曲家というとイギリス人は少数派ですが、エルガーはイギリスの国民的作曲家として敬愛されています。



エドワード・ウィリアム・エルガー(1857-1934)


エルガーはイギリス・ウースター近郊のブロードヒースに庶民の子として生まれました。ピアノの調律師の父と音楽教育に熱心な母のもと、10代の頃から有名な音楽少年でした。音楽学校に留学するほど裕福ではなく、イギリスの田舎町で成長し地道に演奏活動や作曲を行っていました。

「愛の挨拶」は1888年にキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に彼女に贈った曲です。アリスは音楽教室の生徒でしたが、エルガーより8歳も年上でした。



楽譜の表紙。Salut d'Amourとフランス語の題名。

当初エルガーはドイツ語の得意なアリスのために”Liebesgruss”というドイツ語題名を付けるつもりでした。が、出版社にフランス語のほうが響きが優しいからと押し切られ、フランス語題名で出版されたそうです。
しかしアリスの両親に献呈された自筆の浄書スコアには、Liebesgrussと手書きされていました😊



当時エルガーは無名の音楽家、一方アリスは陸軍少将の娘という上位中流階級。階級制度が厳しい社会において、二人の結婚はアリスの親族から厳しく反対されました。最終的には勘当同然で、1889年結婚しました。

アリスとの結婚はエルガーの才能を開花させました。1900年頃から名声が高まり、1904年にはナイトの称号を得るほどに。以後、1920年に彼女が亡くなるまでの間、エルガーは代表作を生み出し続けました。





五嶋みどり(1971-)は日本を代表する世界的ヴァイオリニスト。同じく女性ヴァイオリニストだった母から英才教育を受け、6歳で初ステージ、11歳にしてズービン・メータ指揮ニューヨークフィルと共演してアメリカデビュー、天才少女の名をほしいままにしました。



例によって、YouTubeの動画を貼り付けました。

これから伴侶となる女性に捧げる、愛に満ちた名曲です。





時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/




エルガー 「威風堂々」
Posted at 2021/03/24 22:31:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記
2021年01月20日 イイね!

マスカレード

マスカレードこうみえて私、クラシック音楽も好きなんです。




と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入しているミーハーファンです😅



ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>

あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊





今回紹介するのはA.I.ハチャトゥリアン作曲「組曲 仮面舞踏会 より ワルツ」です。


以下、Wikiより抜粋。
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『仮面舞踏会』はミハイル・レールモントフ作の戯曲のための劇音楽として作曲され、後に組曲が編まれた。
物語は帝政ロシア末期のころの貴族社会が舞台。
かつての凄腕賭博師アルベーニンは妻・ニーナと静かな生活を送っていた。
アルベーニンはニーナとともに仮面舞踏会へ行った。上流社会の人々が仮面で顔を隠し、欲望の渦巻く会場。アルベーニンは以前自分が助けた公爵が、ある女性を口説いていたのを目撃する。一方、ニーナは会場で腕輪を紛失してしまうが、ふとしたことから公爵の手に渡る。公爵は自分が口説いた女からの贈り物だと自慢げにアルベーニンに見せたため、アルベーニンは妻が公爵と不貞を働いたとの疑惑を深め、激しい嫉妬に襲われる。ついにアルベーニンは妻の殺害を決意する。
アルベーニンは再びニーナをつれて仮面舞踏会へ行く。彼は毒入りのアイスクリームをニーナに与える。毒が回りニーナは苦しみ始める。アルベーニンはニーナに公爵と不貞を働いたことを詰問するが、ニーナは苦しみながら身の潔白を訴えつつ死ぬ。
その後ニーナの無実を知ったアルベーニンは貞淑な妻を殺害した罪悪に打ちひしがれ気がふれてしまう。
======


うーむ、なんとも悲劇的なやるせないストーリー😨
ロシア革命後、ソビエト連邦が成立したばかりの当時では、帝政ロシアの貴族社会を批判するような演劇も好まれたのでしょう。

これを知って仮面舞踏会のワルツを聴くと、そのきらびやかなメロディーに破滅的、あるいは死を連想させる響きを感じさせ、より一層味わい深いものになるようです。





アラム・イリイチ・ハチャトゥリアン(1903-78)は旧ソビエト連邦の作曲家。


グルジア(現在のジョージア)のトビリシでアルメニア人家庭に生まれました。
黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方はヨーロッパ・アジア・中東の交差点にあたり、多くの大国や帝国に入れ替わり支配される歴史をたどってきました。

ハチャトゥリアンは、自身の作品にコーカサス地方の民族音楽を色濃く取り入れ、エネルギッシュで独特の作風を確立しました。
彼の代表作は「バレエ組曲 ガイーヌ」の中にある、「剣の舞」でしょう。こちらも誰もが聞いたことあるはず。






さて、仮面舞踏会のワルツは思わぬところから注目され人気が出ることになりました。
フィギュアスケートの浅田真央さんが、フリー演技のテーマに採用したのです。

曲と演技の融合が素晴らしい。浅田真央は本当にすごい選手でした。



それではオーケストラの名演をどうぞ。ユーリ・シモノフ指揮/モスクワフィルハーモニー管弦楽団。指揮者の動きも見所です😅







時代を超えて愛されるクラシック、やはり本物はすばらしい\(^o^)/
Posted at 2021/01/20 22:27:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミュージック・アート | 日記

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「秋風はまだ ・・・9月の予定 http://cvw.jp/b/346614/48636801/
何シテル?   09/04 23:30
私はいわゆるスーパーカー世代です。「サーキットの狼」「赤いペガサス」でロータスへのあこがれを刷り込まれ、いつかはロータス...と夢見て、ようやく07年6月、エリ...

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