今日、エスロクちゃんはディーラーにお泊まりです。
初の外泊。
メカニックさんにいいこいいこしてもらって、
いっぱい甘えてくるように。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おくるま学ぼうシリーズは、
本を読んだ(インプットした)内容を
いろいろ妄想しながら
なんらかの形でアウトプットして
-理解を深めて
-記憶の定着率を上げよう
という学習メモです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<駆動系・足回り>
1. パワートレイン
→差動装置(ディファレンシャルギア) with LSD
LSD = Limited Slip Disk 滑りを制限したディスク
ディファレンシャルギアがあることで、
旋回するときの動力の配分が自動的にできるようになったが、
直進するのに片側だけ低μ状況の場合には、滑りやすい路面に乗っかったタイヤのみがずーーーっと滑ることになり、
いわゆる空転をしてしまう。(Open Differencial)
これを避ける機構がLSDになる。
目的:低μの状況(水、氷、ぬかるみなどなど)での空転の防止
その機構。
1.追加のパーツがある
サイドギアの外側、ケーシングの内側に左右それぞれ1個づつクラッチパックがある。
2.クラッチパックの中身
ザラザラ付きのフリクションプレート(突起あり)
内歯車付きのディスク
が、重なってる
cf. フリクション(friction) 摩擦
つまり、フリクションプレート=摩擦盤?
3. フリクションプレートの突起は、ケーシングにパカっとはまる。
→ケーシングとフリクションプレートは一緒に動く
が、
サイドギアとはかみ合っていないので、サイドギアと一緒に動かない
4. クラッチディスクの内歯車は、サイドギアにパカっとはまる
→つまりサイドギアと一緒に動く
5. クラッチパック間にスプリングがあり、各パックは圧迫圧縮されている。
(ので、圧縮されている間は一緒に動く)
6. サイドギアは十分な力が加われば、圧縮が解けてケーシングから独自に動ける
こんな風に旋回するときとか。
右旋回=左が多く回りたい、
ついてはクラッチディスクは異なる速度で回転し、サイドギアの回転速度に左右差が生じ、旋回可能となる。
(摩擦ジョイントの破損)
ん?摩擦ジョイントってなんだ?
調べる。。
摩擦ジョイント=摩擦継手 接触面の摩擦によって動力を軸から軸へ伝達する継手。
ふむふむ
この場合には、ザラザラがクラッチディスクを捉えられなくなったから、「摩擦ジョイント摩擦継手がなくなる」→破損
といっているのかな。
閑話休題
「流体継手」という言葉がATのトランスミッションで出てきたけど、「継手」はおくるま学ぶ上でのキーになる概念かも。
別途ちゃんとやろう。
8.では、翻って直進時。
摩擦ジョイント(摩擦継手)は有効。つまり、左右同じ速さでサイドギアもケーシングも動く
ここから、直進でさえあれば、片側がつるつるでも、
スプリングが同じ圧力でクラッチパックを押し付けるから、
クラッチディスクとフリクションプレートが摩擦継手有効につき、
同じ速さで駆動力を伝え、同じトラクションがかかるという事。
トラクションってよく聞くけど、何だ?
調べる
traction=牽引力、引っ張ること、
クルマ用語ではタイヤと路面の間で滑らず引っ張る力。粘着摩擦。
粘着摩擦ってなんだ?
adhesion
車輪とレールとの間に作用する静止摩擦係数。
ふむふむ。
LSDなかなか奥が深い
今回のポイント
主役はクラッチパックとバネ
機構は、摩擦。
バネ、クラッチの時も出てきた。皿バネ。
クラッチパックの厚さ、フリクションディスクのザラザラ度や、バネの強さに寄って、
どの程度空転に強いのかをコントロール出来そう。
あ、お勉強の動画はこちら
ブログ一覧 |
お勉強 | クルマ
Posted at
2023/03/31 21:30:53