ディーラーでの大規模工事も終わり、気持ち良い状態で旅行に使ってみた。MagSafeは相変わらず、iPhone12を認識したりしなかったり、充電マークが出ている状態でもCarPlayでMapとMusicを使っていると徐々にiPhoneのバッテリーが減ってくる始末。
これでは長時間ドライブには全く役に立たない。
考えられる問題点として、このMagSafe充電器が単に不良品ではないのだろうか。

購入した楽天モバイルに交換依頼すると、Apple製品はAppleサポートが直接対応するから、そちらに問い合わせろという。
Appleサポートに電話してみると、まず最初にシリアルを教えろという。
・・・そんなもん、自動車にガッチリ取り付けられているので今すぐ分からんわい。
イラッ...(_ _)💢
結局、また今度オーディオ手直し工事2でショップ入庫するときに、コンソールをバラしてMagSafeを配線ごと取り外してからの再交渉となる。
・・・何をするにも、メンドイ構成のシステムを組んでしまったな。今度の入庫は9月中旬だから、まだ1ヶ月以上も先の話だ。たった6千円そこらの製品のためにしては手間と時間を取りすぎる。充電が減るのでは利便性など全然ないし、もう捨ててしまおうか。
ちなみに、めんどいAppleサポートの相手なんかせずMagSafeを捨てたくなった経緯について。
旅行の帰りにようやく気付いたが「長時間ドライブなら、車から乗り降りもしないのだから、別に無線じゃなく有線接続でよいのでは?」と考え、Ottocastを外してSF700から引っ張っている給電USBにiPhone12をつないでみた。
するとCarPlayを使いながらすぐ100%までしっかり充電される、快適な状態になった。
・・・なんだ、結局こういうことか。
イライラッ...(_ _)💢
街乗りは短時間で車の乗り降りが多いのでiPhone12のバッテリーの範囲内でCarPlayを無線Ottocast経由で使い、長距離ドライブでは長時間乗り降りしないので有線のCarPlayにするのがシンプルかつ確実な解決法のようだ。Musicの音質も、ほんの僅かだが向上した気がした。気のせいかもしれないレベルなので、本当のことは分からない。
これならMagSafe充電器など必要ないが、まずは不良を疑っているので、まずは一旦不良品として交換し、それでも改善がないようならMagSafe自体がダメな製品と判断し、返品する。役に立たないMagSafeなど捨ててしまってもよいのだが、疑問に決着がつかないままアヤフヤな知識しか蓄積しないのが一番気持ち悪いので、面倒くさいが最後まで突き詰めて、本当のことを知りたい。
・・・と今はそう思っているが、この先1ヶ月の間に気が変わって、何ひとつ役に立ってないMagSafeなんか見るのもイヤになり、いきなりコンソールからひっぺがして投げ捨てるかもしれない。
それほどまでに役に立たず、まったく用のない奴ということが判明したMagSafeだけでなく、いま役に立っているOttocastも立場は危ういが、普段の街乗りでは乗り降りのたびに接続ケーブルをiPhoneに差したり抜いたりするほうが面倒なので、Ottocastのほうはしばらくそのまま使ってみてもいい。こいつにはイライラさせられなかった。
OttoのU2Air-Proはスマートライフの役に立っており、買った甲斐があったといえる。
MagSafeを捨てたあとは、ここにコインストックを復旧してもいいな。地方へ旅行に行くと短い有料道路などで、いまだETC化されていないものが残っているため、小銭を使う場面は意外とあるのだ。
・・・などと、一度は交換すると言ったのに、もう捨てる気分のほうに傾いている。。。
それぐらい、いまはワイヤレス充電器というものが嫌いになってしまった。
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<後日追記>
いろいろ多忙な日々を過ごしているうちに返品期限を過ぎたので、捨てました。
もうワイヤレス充電器はコリゴリ。2度と見たくない。
このクルマを購入して4ヶ月のあいだ、少しずつしか乗れなかったが、感じた不具合は全て、20年以上付き合っているディーラーマンと相談しながら、部品については国内在庫あり/ドイツ在庫あり/正規流通に在庫なく私が探す必要があるもの、など部品の手配を手分けしつつ、徹底的な修理整備のリフレッシュ計画を立てていた。
いよいよ実行。
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10日間で、今回もよく面倒をみてもらったと思う。奈良のメーター修理屋さんも修理品が到着したその日のうちに返送してくれたので、ディーラーですぐに付け戻し、液晶に故障コードを出し確認しながらの作業に最小ロスタイムで着手できたのは大きかったと思う。
色々なプロに助けられ、私は今ようやく、本当に幸せになった。
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簡単に言うと、エンジンとミッションについて、オイルやクーラントの漏れ等をシールやホース類の全交換、およびマウント類の全交換。必要に応じ、周辺ショートパーツ類の交換。
足回りはブッシュだけ単品で交換できないアーム類の全交換、前後スプリングとショックの全交換。
インテリアは運転席と助手席の機能面で全体修理、および中古車の汚いシートベルトを全交換。
ATシフトレバーの感触がR107と違い非常に悪かった件は、リンクブッシュやスリーブ類の全交換。センタコンソールリッドのゆるんだダンパー交換や、センタコンソール周辺の動作しないスイッチや配線遊びなど一掃、修理。
内装関連の留め具欠損などによる、ゆるみやガタの一掃、修理。トランクのクロージングサポートやトリム修理。
エアコン関連の点検および整備。
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足回りを新品に全とっかえしたおかげで、購入以来どうもおかしかった挙動や乗り心地が、まともになった。普通はスプリングなど廃車するまで交換しない人も多いが、今回は全てを完全にリセットしたかったので、前後とも交換してもらった。
またシートベルトも、もともと白いベルトなのに汚れた手で触ったりドアに挟んだり、以前のオーナーの汗などを吸ったかシミがあったりとカナリ気持ち悪かったので、純正で新品が出ますと聞いて、喜んで全とっかえしてもらった。

おかげで、これもかなりスッキリした。いま日本中でいちばんキレイなシートベルトが付いたR230だと、自信を持って言い切れる。
ベンツは本当に「お金をかけてでも、いつまでも気持ちよく乗りたい」そういう価値観の人が選ぶべき車だと思う。
「まだアレコレ乗りたい経験したい」という人はベンツに短期間ちょっと乗ったぐらいでは、全然いいところが分からないんじゃないだろうか。長く乗っていると色々な部品が決まった周期で、笑ってしまうほど本当に一斉にパタッと寿命がきて、乗り心地がおかしくなってくる。他メーカーのクルマと一番違うのは、修理や交換したあと本当に車が元通りに戻るところだ。
「車体の剛性が・・・」とシタリ顔で言う人も多いが、もともとベンツのSLは同じ時代の他メーカーのオープンカーに比べたら常に、とんでもなく丈夫なクルマ。それどころか世界中の自動車メーカーの開発目標にされている。
それを「SLはボディ剛性が弱いからガタガタだし内装キシミ音もする」なんて軽々しく言ってる人は、200万ぐらいかけて足回りの全とっかえと内装の完全整備をディーラーでやってもらったらいいと思います。
私が平均毎年100万ほどかけて22年半27.5万キロ乗った太古車のR107は、トータルの走行距離が33万キロを超えていたが、それでも走行7~8万キロ程度の中古国産車よりも遥かにシッカリした丈夫で美しい車だった。
今回は購入してから短期間でここまで初期化するため、ものすごい金額がかかってしまった。買い物記録のほうに積算してみたが、ちょっと馬鹿げた金額かなとも思う。
この車はディーラー整備をされてきたディーラー車だったが、ショボイ整備しか受けていなかったことが分かる中古車だった。それを1回の修理でまともに直そうと思ったらこのぐらいの金額が簡単に吹っ飛んでしまうのは確かに残念ポイント。私だって決して鼻歌気分ではなく請求書の金額を見るたび毎回、これは経費で落とせない一般民が絶対に買ってはいけない車だったなと、思い知らされる。
だが正しい修理に適切なお金さえかけてやれば、確実に喜びを返してくれるのも、また真実。人生の中でも、対価に見合う喜びを返してくれる人やモノって、そう多くありません。他の車はどんな感じだろうとか、そんなつまらない欲や煩悩を抱えたくない人間にとっては最良の選択肢と思う。
しかし私が知っているのは伝説的クオリティ時代のベンツ。いま乗り始めた2000年代の、急激なコストダウンで設計や素材に先天的な持病をたくさん抱えた時代のベンツがどれほど長持ちする機械なのかは全く予想もつかないが、今回いったん完全に初期化ができたと思うので、これからあちこち旅行に出掛け、しっかり走り込んで、SL350との生活を楽しみたい。
この車を購入して約4ヶ月が経ち、ようやく新しい生活が始められそうだ。
午前中のうちに奈良の修理屋さんへメーターを発送したく、入庫してすぐ、何よりも先に取り外してもらう。

いつも視界に入るこれが、まるで水に濡れたボール紙のような質感に見えてゲンナリ。車に乗るたび必ず目にする場所なのに、この安物ぽい質感というか違和感が、試乗の時からイヤで気持ち悪くてたまらなかった。
これを今回は左右の液晶パネルごと新品に交換して、キレイに直してもらう。車を購入したら一番にやろうと思っていたが、メーターを外した車をそのまま数日預けておける長期入庫のタイミングがなく、やっと今となった。
ガラス工事のときと、同じだね。首都圏にも業者はたくさんあったが、話をしてみると皆さん自信なさそうで腰が引けていたので、探し探してメーター液晶修理で、はるばる奈良まで。
R107からR230に乗り換えて、2000年代のメルセデスというのは一気にコストダウンを進めた影響で素材選びや設計そのもの、そしてスペアパーツの不足など先天的な問題が多いことが分かってきた。メーカーでさえ責任の取りようがない、そんな次元で持病を数多く抱えて生まれたこの車に手を掛けようと思ったら、だんだん全国規模のネットワークを再構築せざるを得なくなってきたのが、なんかすごくイヤな予感がするw
これってつい先頃R107と共に別れを告げたはずの、典型的な旧車ベンツ沼では。。。
今回の代車は2023年式、パリパリ新車のC200。HPをみると今年から値段が上がったというかいちばん安いのが600万円からとなったようだ。10日間ほどの付き合いとなる予定。まずはメーターを奈良に送るため近所のヤマト営業所へ寄ったついでに、撮影。

MB純正システムの液晶大画面は私のiPhoneと接続も一発で、AppleCarPlayも快適。
反応がノロくさい現行Carrozzeria最上位DAに比べたら、だいたい10倍ぐらい快適。
同時期に同じiPhone12で使い比べているので、いまの時点、世界中で最も信頼できる比較レビューと思ってもらってよいです。
つい3月までは太古車乗りでしたが毎回、新しい世代の代車で使い方が想像つかない新機能がないのはスゴイことだと思う。昔から他のメーカーに比べて、充実装備のわりにボタンやスイッチが少ないのも、ベンツを好きな理由です。運転以外のことに迷ったり困ったり煩わされたりしない車って、やはり運転しやすいですよ。
でも今回クライメートや各種ボリューム調整まで全てタッチパネルになったのは、便利じゃない気がします。まあ買う人はそういう部分も含めて気に入って、わざわざ買うんでしょうけどね。
おかげで自分が時代についていけない古い人間だと、クルマに自覚させられてしまう。
やはりベンツは今でも独善的で押し付けがましく、相変わらず鬱陶しい奴だった。(^^)

しばらく機器類を使ってみて、いくつか見えてきた問題点の最後。周辺機器の選定ミスだけではなく、どうやらカロッツェリアDMH-SF700本体にも問題がありそうだと分かってきた。
DMH-SF700は拡張性を考慮すると、やはりケーブル出しが必要。
iPhoneとDAのワイヤレス・ミラーリングはOtto U2-AIR Proで実現できると思う。
しかし将来の拡張性や、BT接続が不安定な時の有線対応を考えると、DAの本体に1つずつしか付いてないUSB-CポートとHDMIポートは、延長ケーブルで出しておき自由に差し替えて使えるようにしておくべきと考えた。
しかし、SF700にはよほど処理速度が低いCPUが使われているのだろうか。いまどきの機器としては、タッチ反応やページ遷移などの動作が、ものすごく遅い。タブレットやスマホが当たり前の現代、こんなノロマなタッチパネル機器は正直、さわったことがない。前方から視線をはずす時間が長くなれば事故を起こす自動車の装備として、操作をして待たされる機械というのはエアコン以外すべて危険。部品をコストダウンしすぎと思う。
そのくせ13バンドEQのような、狭い間隔で上下左右が混み合ったような場面では鈍感と敏感が共存しており、物理的スライダーのようにピンポイントで掴んで上下に動かすこともできず、昔のCarrozzeriaのようにリモコンで上下左右の移動もできないため、私のような乾いた指の人間にとってはタッチパネルしか調整手段がないのは極めて不便で困る。
古い人間かも知れないが、やはり車載機器には瞬時に直観的に確実にパラメータを変えられる物理ダイヤルや物理スライドが適しているし、必要だと思います。タッチパネルだったらスマホ並みに素早く確実に反応してくれないとダメ。他社の車は知らないが、すでに先代からメルセデスの純正システムは、そのレベルに達していた。だから競争の激しい社外品の最新機種ならもっとスマートだろうと期待していたのだが、まるっきり裏切られ、大いに失望した。自分の買った機器をけなすのは嫌な気分だがSF700の性能には、それほど本当にガッカリしている。
ちなみにタブレット用の静電タッチペンを使っても、反応と動作がノロくさいのは改善されなかった。反応が必ず1拍遅れるためどうしても2度タッチしてしまうのと、感度自体も鈍いので変更が反映されないことも多かった。それで結局、乾いた指でさわってしまうのだ。運転中にちょっと音量調整というだけのことが、かなりの危険行為となり怖い思いをする。
それは愚痴だが、とにかく、そういった処理速度が遅い機器の足を引っ張らないよう、せめて伝送ケーブルだけでも、できるだけハイスピード規格のものを使う。
ショップで検証したところ本体ポートに直結するUSBケーブルは認識の相性問題があるため付属品のUSB-Cオス/メスを使い、そこにUSB3.2Gen2x2の伝送速度20Gpsオス/メスケーブルで0.5m延長する。これはwebで探して自己手配する。
またHDMIケーブルについては、Pioneerの純正ケーブルがそこそこ細くて柔らかいというショップ意見により、それを採用。長さ0.75mか1mかはショップ手配に任せる。
両ケーブルの端はセンタコンソール下段にコロガシで出しておき、USB-Cメスのほうに普段はOttoのU2-AIR Proをつないでおく。DA本体にはUSB-C/HDMIポートが各1しかないので、必要に応じてそれら延長コードへの差し替えで対応するつもりだ。
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手直し工事の日程も決まり、いよいよ7/5(水)~9(日)で入庫する。こちらは12(水)まで構わないのだが、先方が翌週は別件で作業できないのだそうだ。9(日)までに終わらずこぼれた作業については、また別日程を組んで入庫する。
続いて、そのあと7/13(木)~22(土)は大規模リニューアル工事で、ディーラーに入庫。
エンジン整備、足回り交換、内装修理など多岐にわたり徹底的に修理交換してもらう。
その間は確実に車を動かさないのでメーターをはずして自分で奈良の業者へ送り、表面偏光フィルムにシワが寄ってブサイクな左右メーターの液晶パネルも交換してもらう。
ドット欠けや表示など不具合は全然ないが、見た目の悪いシワシワ液晶がいつも視界に入るため、とにかく気になって仕方ないのだ。
それらが全て終われば、初期化やオーディオ構成など「買った中古車の自分化」は第1段階が完了、ということになるはずだ。
私とR230との新しい生活が、そこからようやく始められる。全てうまくいけば、もうブログに書くネタもない平和な生活が送れることと思う。

しばらく機器類を使ってみて、いくつか見えてきた問題点の続き。
APP CASTも、機器選定ミスだった。
ディスプレイオーディオ(=DA)を「大画面=普段使いのノートというか、拡大スマホ」として使いたいと思ってしまった。いわゆる”Car AI-box”というデバイスを使えば、どんなアプリも制約なしに使えると聞いた。色々な海外製品があり、接続がすんなり問題なかった人は幸運だが、サポートが不安な場合には国内製品がよいかと思い、ショップ推奨の本製品を購入した。すると頼んでもいない同社製SIMなしWi-Fiルータがタダでついてきた。どうやら拡販キャンペーンをしているようだ。
だがwebでちょっと調べたぐらいでは、いまだに全然、使いこなしの参考になりそうなレビューやクチコミを見たことがない。
私のiPhoneはahamo契約で、私の使い方だと毎月のデータ残量は全然余裕たっぷり。
車に乗っている時間ぐらいのデータ通信量ならテザリングでも心配ないため、わざわざ格安SIMを買ってまでクルマ専用の新たなWi-Fi環境なんかを構築する必要性がない。
なので話は、APP CASTをテザリング接続で使ってみた結果どうかということだが・・・
これが、全く使えない。機器のシステム起動に問題あるので正当な評価はできないが、接続されない&使いにくい、と思わせた時点でイマドキのデバイスとして落第だろう。
Androidユーザではないので、DAがAndroid12タブレット化することに何の有り難みも感じない。国産をセールスポイントにしているぐらいだから、よほど動作がサクサク早いのかと思ったが、そもそもCarrozzeriaのDA自体が動作モッサリ型なので、やはり何ひとつ有り難みを感じなかった。こんな面倒だけのデバイスだったら、もういらん。
よくよく考えてみたら、どんなアプリでも制約なしに使える必要が、ないのだった。
DAをしばらく使ってみたが、私は車内でNetflixとかAmazonPrimeなんかは見ない。
旅行のときだったら、ホテルに入ってからMacBookProをホテルの大画面TVとHDMI接続でシアター化して使う。
運転していて眠くなったらSA/PAに駐めるが、仮眠では動画なんか見ない。ダラダラと車内で休憩や暇潰しなどしないし、動画が見た~いと駄々をこねる子供もいないし、とにかく車内で動画を見て時間をつぶすような生活ではなかった。走行中にYoutubeのミックスリストをジュークボックス的に流す程度はあると思うが、別にCar AI-box的なAndroidデバイスがなくても困らない。
ただミラーリングは乗り降りのたびにiPhoneとDAを有線で毎回つなぐ面倒臭さだけはあり得ないので、ここだけ無線になればよい。私が結局シームレスで使いたいのはBTオーディオとGoogleMapのナビだけだ。
なのでAPP CASTは捨て、iPhone無線ミラーリングに特化したOttocast U2-AIR Proに変更する。
ちょっとwebを見るとOttocastは日本国内に正規代理店があるようだが、そこは最新の「Pro」を扱っていないようだ。
なのにOttocastの中国本社が日本語の直販サイトを運営しており、日本の正規代理店が扱っていない最新機種を売っている。。こういう仁義なきメーカーって将来的にどうよ?と思うが、元々わたしは他の分野でもいつも海外と直接やりとりしているので、私自身について言えば、国内サポートがなくても困らないと思う。
<私は1円も儲からないので宣伝するつもりはないが、気になる方はどうぞ。>
https://www.ottocast.com/ja-jp/products/u2-air-pro
何のスピードか分からないが、とにかくメーカーが「従来品(日本で正規流通している普通のU2-AIR ) より30%速くなった」という最新のProがあるのだから、それをOtto直販で購入してみる。
他に期待しているのはWi-Fiの仕様が、U2-AIRの2.4GHz+5GHzのデュアルバンドではなく、U2-AIR Proでは5GHzのみとなった点だ。ただでさえ混み合う2.4GHz帯を使いたがるような車内デバイスなんかは、1つでも減らしたい。
ちなみに仕方なく2.4GHz帯を使う通信といえばBluetoothだが、U2-AirもU2-AIR Proも同じBT5.0だ。iPhone12のBT規格も5.0だが、CarrozzeriaのSF700本体はBT4.2だったので下位接続となるせいか、BT再生中にCDのトラッキングミスみたいな音飛びが時々あった。U2-AIRシリーズのおかげで同じ5.0規格の接続になり、解消してほしいと期待している。
通信速度はBT4.2が650Kbps、BT5.0は2Mbpsだから、約3倍。私がどれほど体感できるかは別の話だが、少なくともイマドキ通信速度が「キロビット」はマズイだろう。webサイト閲覧や普通画質の動画程度でさえ通信速度は2~3Mbps程度が必要なのに。
SF700は、たぶん型番は違うのだろうが海外の方が先に発売されたと聞いた。国内では2020年発売の製品らしいが、ほんのしばらく使ってみた感じでは、全体的に設計思想がエライ古臭く感じる。スピードの驚きとか便利体験の喜びなどを与えてくれない電気製品って、なんだか寂しいね。
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