ラストになる第3部はさらに長文化しております。ご注意くださいませ^^
ほたるいかが歩む三重北中部の旅 ちゃぷたぁ~9 「朝市がヤバイ!!」
宿を後に的矢湾大橋のすぐ横の展望台へ。
特別どうこう言うほどのとこではないですがなんとなく寄ってみました。
ここを最後に的矢湾に別れを告げ一路南伊勢の「五ケ所」へ向かいます。
この日の最初の目的地は「SUN!3!サンデーふれあい市」
会場は五ヶ所浦の南伊勢町町民文化会館。毎月第3日曜日に開催されます。
それほど多くの店舗が出る訳ではなくどちらかと言うと地元民用に近い感じがあります。
無論観光客が行っても全然問題ないです^^
ってか、寧ろ来てほしいくらいだと思います。
最初に向かったお店は刃物屋さん。
こういった出店があると1件くらい包丁のお店とかあるんですよね。こちらも例外なくありましたw
普段ならこの手のお店はスルーするんですが、目に留まるものがあり立ち止まってしまいました。
その目に留まった物とは「牡蠣ナイフ」
「牡蠣ナイフ」は家に2,3個転がっているのですが、貰いもの等で失礼ながら使い勝手はあんまりよくありません。
良い物はないかと思っても大阪では売っているお店も少なく、たまに見つけても持っているのと似たようなものばかりで半ば諦めてたんです。
ところがここで見付けた「牡蠣ナイフ」は今まで見たのとは全然違うフォルムをしておりました。
丸みを帯びた木製グリップ。怪我防止の巨大ツバ。
まるで日本刀をデェフォルメしたかのようなデザイン。
そのずんぐりむっくりした形が何とも可愛い^^
勿論見た目だけではなく持った感触も手にフィットして良い感じですし、巨大ツバは怪我防止に威力を発揮しそうだし、なりよりナイフ部が「SEKI JAPAN」のステンレス。
関西では刃物は「堺」が有名ですが中部ではやっぱり「関」が有名。
値段も想定以上に手軽だったので即買しちゃいました^^
1つだけ不満ありまして、グリップの部分が少しささくれ立った白木のままな事 ココだけは改善して欲しいです。
それでも長年掛ってようやくほぼ理想的なものを手に入れれましてニンマリです^。^
手にしてご満悦状態だったとき、朝市のプログラムを小一時間もフライングして「甘酒」の無料振る舞いが開始されたので買い物は置いといてそっちへw
この日は1月だと思えないくらい穏やかな気候でしたがそれでも真冬である事は違いなく、温まる「甘酒」は有難かったです^^
けして大きくない朝市だけど来客を喜びそして楽しくやっているところがほのぼのとして心も温まりました。
さてはて、「甘酒」を飲みほした後は買い物ラッシュです^^
「新物のあおさ」 味噌汁に入れると最高~^^
「鰹のはらみ」 さっと焼いて酒のアテ^^ 変に脂乗り過ぎてなくて良いバランスでした。
「鰹の燻製」 そのままビールのアテに!これ旨すぎでした^。^
「船越牡蠣」 的矢牡蠣よりあっさりしておりました。今まで食べたどんな牡蠣より貝柱が甘かったです。
「あっぱぱ貝」 こちらも貝柱が甘くてめちゃくちゃ旨かったです!
「鯛のみりん干し」 鯛をみりん干しにするという半ば暴挙のような干しものですが何故か身がしまり過ぎず柔らかくていい感じに仕上げられておりました。
「ハギの干物」 外れない干物 さっと炙るだけで酒のアテ^^
「味付けイカ」 どういうつけ込みをしてるのか不明ですが、焼いても全く固くならず旨かったです^^
とまあ、買い過ぎました^^;
余談ですが、今回買いはしませんでしたが、ぼたもちみたいのが売ってて商品名見たら何と「はんごろし」!!
えらくぶっそうな名前がついておりました^^;
ちなみに「みなごろし」もあるそうですww
ついた米の状態らしく粒が残ってるが「はんごろし」粒がなくなるまでついたのが「みなごろし」らしいです。
脱線ついでに昔話をどうぞ^^ 南伊勢のお話かどうかはさだかではありませんけど。
*はんごろしとみなごろし*
昔、旅をしている尼さんがいました。
歩いているうちに日が暮れてしまったので、近くの家を訪ねて一晩泊めてもらうことにしました。
この家の夫婦は温かいご飯を作って尼さんをもてなしてくれました。
尼さんが寝静まったころ夫婦は二人で長いことひそひそ話をしています。
「明日はどうすようか?」
「はんごろしにしようか?」
「いやいや、やはりみなごろしのほうがいいな」
「そうだな。みなごろしのほうがいい。」
「みなごろしにしよう」
尼さんはこの話を聞いてたいそう驚きました。
びっくりした尼さんは(半殺しに皆殺しなんて、殺されてしまう。こんなところで寝ていられない。早く逃げなければ。)
そそくさと荷物をまとめた尼さんはその夜こっそりと逃げ出しました。
次の朝、夫婦は尼さんがいなくなっていることに気がつきました。
「なんだ、せっかくおいしいみなごろしをつくって食べてもらおうと思っていたのに。」
「残念だわ、どうしていなくなってしまったのかしら?」
二人は本当にがっかりしてしまいました。
このはんごろし、みなごろし、この地区では「はんごろし」とはぼたもちのこと。「みなごろし」はよくついたおもちのことを指していたのです。
せっかくのおいしい料理を食べそこなった尼さんでした。
とまあこんなお話もあるみたいです。
これにて「SUN!3!サンデーふれあい市」を後にしました。
あ、ついでに向かいにあるスーパー「アルファ」で、大阪ではなかなか手に入らない「伊勢うどん」と「コーミソース」も買いました(爆)
野菜も^^; ココ以外で買ったやつかも忘れたww
ほたるいかが歩む三重北中部の旅 ちゃぷたぁ~10 「展望台めぐり」
南伊勢町は海岸が入り組んでいる事もあり景色の良いところがいっぱい。
その中から何カ所か巡って来ました。
まずは「中の磯展望台」
東側の眺望↓
西側の眺望↓
水がとっても綺麗^^
海上にぽつんと浮かぶ小さな島の上にある展望台なんですが橋もついてるので車で簡単に行けちゃいます。
養殖筏が多数見て取れまして南伊勢らしい景色が広がっておりました~。
お次は「鵜倉園地」
ここは3つの展望台があるエリア最大の展望スポット。
「あけぼの展望台」
リアス式海岸を一望できました^^
「かさらぎ展望台」
親子大橋です。真ん中の島に「中の磯展望台」があります。
こちらは「あけぼの展望台」より高いところにありましてココからの方が良い眺めでした。
この日はやや白ボケしてましたが天候も良く爽快。
このエリアでは一番良い景色が拝めるスポットだと思います。
最高に良かったんでけっこう長居しちゃいました^^
「見江島展望台」
ここからは下の「かさらぎ池」がハート型に見える事で有名。
良い景色をたっぷり堪能しまして山を下りました^^
国道に戻りまして「河村瑞賢公園」なるところへ。
この方、いろんな功績を持つ人なんですが、大昔氾濫で被害が絶えない大阪は淀川河口(今の安治川)の治水工事を手がけた事でも有名なんです。
何か小さいころ話を聞かされた記憶がありましたがここの出身だとは知りませんでした。
ちょっとよそ様から拝借した写真ですがクリスマスにはこんなコスプレ!?ライトアップもされるそうです。
ほたるいかが歩む三重北中部の旅 ちゃぷたぁ~11 「二刀流」
そろそろお昼と言う事で今回向かいましたのが吉津港近くの「ひがしやま」
小さなお店でベースは寿司屋さんなんですが何故かラーメンもやってるんです!?
一般的にはこういった二刀流のお店はハズレが多いんでパスしてるんですがあえて突入して参りました^^
ちなみにこのエリアではお寿司+ラーメンってお店が他にもありました。土地柄か?
ここは鯵のにぎりが旨いとの情報を仕入れていたのでそちらを。
それと、ラーメン好きも訪れると言うこの店のラーメンも頂く事に。
ってか、これがここのスタンダードみたいで普通にランチのセットとなっておりました^^;
値段はセットでラーメン並(小)なら800円。ラーメン(大)なら1000円。
けっこうリーズナブルなお値段です。
まずは鯵のにぎり。
出て来るなりまず目で驚かされました!
色艶が只者でないんです。
否応なしに期待感が高まります~。ワクワク^^
まずはにぎりから頂きました。
「お、おぉ~~!!! すげぇー^。^」
期待を遥かに上回る旨さ~♪♪
こんな旨い鯵食った事ないよぉー!
「ひがしやま」ヤバイですw
続いて巻き。
「なんと!これも半端ない*^。^*」
大葉と海苔が加わって相乗効果でさらに旨味が複雑に!
定番の巻ながら絶品♪ いやはや参りました。嬉しい悲鳴です^^
さて、次は、鯵でテンション上がり過ぎて存在感が薄くなったラーメンを行きます(爆)何か視線から消えてましたw
「あれ?あれれれれ! これも良いんじゃないのぉ~^^」
「旨いじゃないですかぁ~」
こんなところと言うと失礼ですが、ここでこんなに旨いラーメンに出会えるとは想定外でした!
う~む、「ひがしやま」恐るべし^。^ 「はまぐりプラザ」級の破壊力ですw
お店に入るまでは相方に「もう少し良い感じのところなかったのと?」と言われてましたが、帰るころには「また来たい」と言っておりました^^フフフッ!
あえて果敢に突入したのが大正解でした^。^
ほたるいかが歩む三重北中部の旅 ちゃぷたぁ~12 「サンバート コトブキ いいかも^^」
食後「ひがしやま」の近くの「サンバート コトブキ」と言う地元密着型のスーパーへ。
また買い物~ww
お目当ては帰還後の夕食の刺身等。朝市で手に入らなかったのでこちらへ寄ってみたした。
良い出物発見!
「天然寒ブリ~」
他にも地元産の魚たちがいっぱい^^
火が付いてしまい買う買う(爆)
「本ハギ」あっさり煮付けにしよう~♪
「赤イカ」これは小振りだから少し甘辛く煮てみるかな^^
「テス」これはどうしようかな?
ってか、こんな魚見た事ない^^; それでも買うほたるいか!オイオイ
ブダイのような額だけど体は巨大なベラみたいな光沢そしてヌルヌル。
得体が知れない魚だけど売ってるから食えるんでしょう~。我ながら適当過ぎるw
しかし、全く何にも分らんのでは洒落にならんので地元の方にアドバイスを頂く。これが一番間違いない^^
で、煮付けやムニエルが美味しいとの事でした。と言う事でそうしてみよう~。
さらに即席麺も買う~^^ 別のところ買ったものの入ってます。
「味噌煮込み」そして「和風とんこつ」どっちも名古屋の味です。
関西ではあんまり売ってないのでこの機にね。
店を後にもう1カ所展望台へと足を運びました。
「ニラハマ展望台」です。
養殖筏が良い雰囲気出してます。
ただ、この展望台何故か大型のゴミ(産廃?)が捨てられていて雰囲気ぶち壊してました。残念でした+_*
展望台を後にして次に向かったのが「古和浦未来クラブ」
ここで乾物を購入^^;
ここを最後に熊野灘に別れを告げました。
ほたるいかが歩む三重北中部の旅 ちゃぷたぁ~13 「滝原宮」
熊野灘を後に一路大内山方面へと車を進めます。
向かったのは「滝原宮」
今年は初詣に行けてなかったの今回の旅行でと考えておりました。
せっかく志摩へ行くのだから当初は伊勢神宮(内宮)を予定してたんですが、土曜日に近くを通った時凄い人の多さにドン引きして中止^^;
「滝原宮」ならゆったりお参りが出来るだろうとこちらに来た次第です。
ここは「天照坐皇大御神(御魂)」祀る由緒あるところです。
気が付いた方もいるかもしれませんが、伊勢神宮で祀られている神様と同じです。
伊勢神宮の元になった別宮なので同じらしいです。
「滝原宮」の方が古いとされているようです。ま、諸説あるみたいだけど。
失礼ながらこちらは伊勢神宮とは比べ物にならないくらい空いてます。
だからゆったり参拝出来ました^^
長い参道にもポツンポツンとしか人がいません。ま、時間帯次第でしょうけどね。
静かで気持ちいい^^
橋渡ってお手洗い場のスタイルは伊勢神宮と同じでした。
伊勢神宮のような賑やかなのも良いですが、静かで趣のある雰囲気も良いです。
ケースバイケースですが、どちらかというと「滝原宮」のような雰囲気の方がほたは好きです。
お参りも1組目が完全に参り終わってから次の2組目が順に参るという事も可能でした。
今年は遅い初詣になりましたが何とかこなせました^^
ほたるいかが歩む三重北中部の旅 ちゃぷたぁ~14 「過ぎたる寄り道」
「滝原宮」を後にこれにて終了となりそうだったんですが、近くに道の駅「木つつ木館」 そのまま吸い込まれる(爆)
大内山牧場がすぐ近くなので「ミルクプリン」買ってみたり、超~激安の猪肉買ってみたり・・・^^;
店に入ると何か買ってしまうぅーぅぅ・・・。(滝汗)
さぁ、いい加減そろそろ帰ろうかと言う事になったんですが、家に帰ってからお風呂に入るならどこか温泉に浸かって帰りたいと言うではありませんかww
この辺はあんめり良い温泉ないしなぁ~と道の駅でパンフレットあさってたら「奥伊勢フォレストピア」という温泉の200円割引券が!
これが決め手になってしまいました(爆)
しかしもともと高くない値段設定の600円が400円になるなんてお得ですよね~^^
何か、良い具合に釣られてるような気もしますけど^^;
と言う事で温泉にどぼぉ~ん^^ なんだかんだ言っても気持ちいい~w
こちら加水・加温・循環とスペック的には悲惨ですが、思っていたよりかはかなりよかったです。
こんな綺麗なライトアップも施されておりました^^
日もどっぷり暮れまして三重県に別れを告げお家に向けて車を走らすのでした・・・・・。
これにて終了~と言いたいところですが、また寄り道^^;アヒャヒャヒャヒャ
旅行に行く前から計画してた事なんですがね。
向かったのは帰り道にあります西名阪道の香芝SA。
ココに来た目的はコレ↓
総菜パンコンテストで優勝したらしく一度食っておかないと思いましてw
肉もパンも食いちぎれにくくて食べるのに往生しましたが味の方良好で美味しかったです^^
無茶振りが過ぎて来たお土産たち↓
今度こそ家に帰りつきましてお刺身で乾杯しました^。^
お・し・ま・い~
最後の最後まで御読破頂きありがとうございましたm_ _m