
このままではダメだ!とすんばらしいMR-Sを降りる決意はしたものの、では次の車は・・・?と言うと決まっていないのもヘンで、すげー色々考えました。
結局、前に書いた超ラフな「車所有と運転の楽しさ・気持ち良さ」要素関連図のままに、残された限りあるカーライフで、今MR-Sに乗っていて何が足りないのか?は×印とか付けてたものの、では何を欲しているのか?
とか超~~~考えました。
そして、ネットで色々な車種を見ていて気付いたこと。
アウディR8。
のオーナー様ホントごめんなさい。。。個人の感覚なのですが、アウディR8に萌えない自分に気付きました。
何で?↑超~カッコよくないスか?
しかも超~~高性能。堂々とした車格。ガヤルドと同じ工場でシャーシーが組まれた兄弟車。外見はアウディの意匠を強く表現しているけど、テールライトの奥行き感とか独特でカッコイイし、DCTであるSトロニックも評判いい。スーパーカーと呼んでいいこの車が、V8中古なら最低ライン500万からとかコスパ高すぎる!!
人が乗ってたら超~~羨ましいし、隣乗せて!とか言いたいですが、自分が所有するか?となると何で?何で萌えない??
同じくアルファ4C。

スタイリングと言うか全体の形が素晴らしいし、何よりコックピットに座ったときに目の前に見えるTFTメーターパネルが

カッコ良すぎる!!!!
・・・しかし、萌えない・・・。何で~~~;つД`)
同じくロータス。
エキシージとかホント走るためにデザインされて余計なものが全てカットされたコクピット。くぅ~~~、たまんねぇ。。。同じくロータスセヴンも(ケーターハム、バーキン、ウエスト他も近い感覚)、ロマン成分激高で、ドライビングシートはエキシージの「運転するだけコクピット」を超越した、もはやそれは男の仕事場。超~~~クール!!!しかし何故か、自分が買うべきはこれだ!までは至らない。
・・・不思議なことに、新型のヨーロッパは?エヴォーラは?と言うと、何故か萌えない。車格はいいし、高級感あるし、内装も大人っぽく、それでいてスポーティー。走りもまずまずなのに・・・しかし何故か、昔のヨーロッパだと、萌える???ボロいし、壊れそうだし、維持が大変そうだけど、、、
と言うことで、自分が少し理解できた気がしました。

前の絵で、「昔からの憧れ」「ロマン」成分をめっちゃ求めている自分があるんだ、と気づいた次第です。
そうか、そうだよな。。。まだまだ乗りたいけど、体調や老化によっては5年とかでもうスポーツドライビングは無理になる可能性もある中、やっぱ
小中学生位から目をキラキラさせて憧れていた車に乗らずにカーライフを終わらせられるか!!
と言うことなんだな、と思いました。ニューオーリンズに生まれた某著名ミュージシャン。いつも通りがかりの中古楽器屋のショーウインドウで、キラキラに輝いて見えるサックスを眺めていたと言います。そして何年もお金を貯めて、買って、プロミュージシャンに。車乗りとして、お金を貯めて、憧れのあの車を買って、プロレーサーに、、、はなれませんが、気持ちとしては同じことなんだなと。
そうすると、サーキットの狼世代の自分のあの頃の憧れのクルマと言うと、ランボルギーニ、フェラーリ、ポルシェ、デ・トマソ、マセラッティ・ボーラ。あとラリーのせいか?ちょっと違う畑だけどランチアでもストラトスだけは萌えまくりです。
日本車だと、トヨタ2000GT、箱スカGT-R。Z・・・はすげーカッコイイと思うものの、ちょっとS30も240Zも実は幼少期に身近に普通に見かける車であって、憧れとはちょっと違った。
と言う中で、例えば70年代の車をきっちりメンテして、サーキットで楽しく走れるか?と言うと、一年を通じて走っている期間より入院している期間の方が長い、になる確率87%(個人的な感覚値)なので、コレクションならまだしも、実際にストレス無く走り倒したいと思う以上、少し新し目の車にするのはやむを得ないか。。。
と考えるとデ・トマソ、マセラッティ、ストラトス、2000GTは消し。って言うかまずはお金の話は抜きに欲しい車を考えるものの、現存するそんなのはとてもとても買えないことも事実www
カウンタックとかも超~~~~憧れるし萌えるしロデオ乗りしながらバックしたいとか思うけど、5000万とか億とかやはりクラッシックランボ・フェラーリ・ポルシェは無理っすね。
と言うことで残るはここ20年位?の何とか走れるランボ・フェラーリ・ポルシェ・GT-Rあたりが候補になるのか?と思い、新車発売ごとに驚き、感動したこと、色々あったなーーー?と振り返るために軽く時系列で整理してみました。発表年と、デリバリー開始年が違う場合もあるので1年ずれてるところとかもあるかも知れませんがご容赦を。。。
まず、2000年代初頭。90年代にデビューしたディアブロがかっこ良かった。
ディアブロの意味は何?え?「悪魔」?すげーかっこいい。。。カウンタックの後継車として進化しながら2000年まで生産。この頃、フェラーリはF355でF1マチックすげぇ!から360モデナになって確か「マジか!?ブリッピングするの??」と先端技術に心底感動しました。
ポルシェはその頃、964から993になってデザイン的に現行型につながる進化をしたのち、ついに996では水冷化を選択。ポルシェ自らライバルと認めるメーカー達の出力を見ると、やむを得ない選択か。。。そして同じ顔のボクスターが発売。一般人にも手が届く存在となりました。
この頃のR34まではGT-Rも社会人なり立てでも漢の84回払い!鬼ローンを組んで毎日お弁当作って会社行けば買えなくもない時代。スロットル開度やインジェクター開弁率まで分かるマルチファンクションディスプレイは衝撃的でした。この頃私はHKS CAMPで熱帯魚育ててたなぁーー。。。
からの~~~、ムルシエラゴ登場。アヴェンタに繋がる中間形態がついに登場です。ほどなく、しばらく売られていなかったV10の弟分、ガヤルドが発売。
対抗してフェラーリはF430がデビュー。

個人的にはF430はなんと言ってもステアリングとインパネがかっこ良かった。。。

他メーカーも、このダイヤル、「マネッティーノをマネしてーの」みたいなベタなダジャレが流行した時代でした。
今思うと2005年~2010年あたりは、外見上のデザインでムルシエラゴがアヴェンタにつながったように、F430は最近のデザインである458に繋がるデザインとなった、エクステリアデザインで大きな転換期でしたね。
ポルシェは996で不評の声もあった涙目

が993からの正常進化形となる丸目な997に。

ほぼ同時に、クローズドのボディとなる987ケイマンがデビュー。

もはや車に興味がない一般には911もケイマンも同じポルシェでしかなく、一般庶民でも超~~頑張れば手が届くかもしれないセグメントに一部は大興奮、大ヒット。
更には911側は997後期で外見の差は小さいですが動力系が現在のエンジンの元となる直噴低重心に大きく進化。ミッションもデュアルクラッチ式であるPDKが満を持して登場。続く991ではジオメトリーが大きく変わり、トレッドやホイールベースが大きく変化、安定方向に振られました。
そして日本車では満を持してR35が登場。このコスパは凄かった。。。って言うか今でも中古の世界では凄いコスパですが。名だたる世界のスーパーカーの1/5~半分とかの値段で、同じもしくはコーナーリングとか上回る性能を発揮するとか。。。
いやーーー。。。
やっぱ振り返ってみても、個人的には
2007年の日産 R35 GT-R
2009年のフェラーリ458イタリア
2011年のランボルギーニアヴェンタドール
2012年のポルシェ991
この数年が憧れの車達のデザインも含めた物凄い変革期で、第一印象で「カッコイイ!!」と、カウンタックを初めて見たあの頃と同じように、憧れを持って心を揺さぶられる車が次々に登場した時期でした。
・・・と言う、各車デビュー時に感じた驚きとかを振り返ってみると言う前フリでしたが、ちょっとストーリも起承転結も無い長くなりすぎた随筆は間違いなく迷惑なので一旦本日のブログは終わりとするのでした。。。
(望まれなくてもつづく)