
筑波サーキットコース2000、どこが好きですか?と言われたら攻略要素的には色々あると思うんですが、やはり何と言ってもドライバーサロン!!!あそこのモツ定は、、、ってそう言う話ではなくw
やはり何と言ってもBパド!!!修学旅行で、先生達と同じ本館ではなく、別館の部屋が与えられたかのようで、友人たちとの話が遅くまで止まりません!ww
えと、、、コースの話なんですがw、全長2kmと小さめで単純なレイアウトに見えて、実は結構攻略要素がたくさん!!
そんな中で、最終コーナーは攻略要素と言うよりはどちらかと言うと長いバックストレートから100Rの大き目なコーナーに続く、めっちゃ単純明快、車種問わずどこまで行けるか??どこから踏めるか?と言うロマンを感じるコーナーです。
一昨年、カレラで初めて走った時は、タイヤがツーリングタイヤだったとは言え、打ちひしがれたブログを書いたと思いますが1分6秒台と言う車両スペック的にはかなりショッキングなタイムに夜な夜な枕を濡らしました。中でも最終コーナーは、ボトム付近で曲がって行かないですし、終始アンダーな挙動。一体どうしたら良いのか。。。
と言うことで最終コーナーと80Rはかなり意識して、ここ1年アライメントとサスペンション、また少しだけ空力をセットアップして来ました。そして、一旦はそれなりのセットにしたつもりだったのですが、最近黄金@高の団さんから譲っていただいたロガーでの気づきからちょっと意識している部分もあり、自身への備忘も兼ねて記載しておきます(色々なことが絡む面倒なことを、一旦自分では整理したつもりが、どう整理したのかを忘れると言う末期症状ですw)。
まぁ最終コーナーと言うか、タイムとしては公式計時もされるセクター3(タイトル画像の路面が緑の範囲)について、一応自分の中ではAからDまでのゾーンに分けてセットアップを考えています。
A:根性ゾーン
100m看板より先、どこまでブレーキを我慢できるのか??我慢したらしただけタイムアップするロマンなゾーン。
B:技術ゾーン
テクニックでタイムが縮まる、素人とプロの差が出やすいゾーン。ブレーキ踏むのですが、必要以上に減速しすぎないよう意識が必要で、通常なら曲がれない気がする速度で、制動とフロント荷重を利用して、減速ナナメグリップを信じて曲げていくと言う、ひとつ間違えば飛んでしまうある意味A以上に根性が必要になるゾーン。また、車速コントロールにはこのゾーンの前半はブレーキ中心、後半は舵角による抵抗中心の制動にスムーズに変化させて行くイメージで、結構テクニカル。
C:バランスゾーン
この1年、最も研究しているゾーン。一定G、速度での車両全体のバランスが超重要。ここで舵角が小さかったり、高いボトムスピードでクリアしているドライバー&マシンに興味津々です。今シーズンは、リアにGTウイングを付け、大きな旋回Gを利用して、旋回中はフロントの方が沈み込むようにサスペンションをセットアップ。リアのGTウイング追加を、ある程度フロントグリップに転換するのに成功し、大きくタイムアップ出来ました。手を付けられていないですがスタビとか有効かも?
どこをクリップと考えるか複数の選択肢があるのと、前半100Rから後半90Rになる複合コーナーなので、失速させずに後半Rを大きく取るため、アウトにどこからどうはらんで行くか、またそのためにゾーンBの終わりをどうするか、で特にパワーがある場合はライン取りも気にする必要があるゾーン。曲がらないならV字寄りにして、ボトムは落ちますがC区間を短くするのもアリ?(未検証)
更には、このゾーンにはフロントの空力がとても有効な気がしており、来年手を入れられたら入れたいところでもあります。
D:リアサスゾーン
FFだと考え方は逆になるかも知れませんが、後輪駆動の場合はアクセルオンと同時に素早く後ろ下がりになるスプリングと減衰がとても重要な、「リアサスが主役」のゾーン。実はここのセットアップはセクター3のタイムへの影響は小さいですが、セクター1への影響は甚大。後ろ下がりになりつつも、荷重は後ろだけどフロントは多分曲がって行ってくれる気がする・・・と思える、フロントと上手にバランスはしていて踏める脚であることが重要ですよね。私の場合は、リアの縮み側の減衰はここの挙動で微調整しています。ヘアピンの立ち上がりとかより、ここから踏めた!!と良きバランスが分かりやすい気がしていて、結果的にヘアピンにも合うような。
あとデフもとても重要だと思いますが私は電子制御デフ・・・( ;∀;) そこが触れないのが痛いっす。
また、各ゾーンの境目のライン①②③については、
①:最高速によって変わってくると思いますが、私の場合(計測地点190km/h)では、コンディションによるかもですが丁度50m看板辺り。これ以上行くとBの技術ゾーンの精度が必要で、失敗するとコースに残れない感じです。GTウイングを付ける前は、頑張っても60m位まででしたが安定した制動が出来るようになりました。
②:自分の場合は、左側のスタンドのちょっと手前までにブレーキングを終了させ、後はボトムスピードに近い旋回になります。
③:このラインを池にかかってすぐくらいの手前に持って来るのが夢です。現状、比較的うまく行ったときでも右側のピットロードと本コースの間の芝生が切れたあたり(タイトル画像の③あたり)がアクセルオンのポイントで、少しでも手前に出来るよう鍛錬中。
そして今技術向上委員会を発足させていてるのが、ロガーの解析の結果、②のブレーキについて、想定よりだいぶ手前で減速が終わってしまっていることがあることが判明したことへの対応。
自分の中では老化によりセンサーが安定していない説と、電子制御の介入説(舵角が付いていて減速、アンダーが出かかっているのでトルクベクタリングで右後輪にブレーキかかってんじゃないの?説)があり、今試行錯誤しながらデータ取り中。
また、分切りで走るプロのログデータと比較して、ブレーキの縦の減速からナナメ→横にGを移していくのが自分のドライビングはワンテンポ遅れていることが分かり、修正中です。
ここのドライビングの改造でセクター3は11.3→11.2秒に、、、できれば確変ボーナスが付く11.111秒に、、、無理かも知れないですが、目標は高く(笑)
以上、週末の夜の酔っ払いのメモでしたw
最終コーナーに一言ある方は、是非ご教示ください<(_ _)>
Posted at 2022/02/07 00:28:00 | |
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ポルシェ | 日記