空冷の世界を思う存分堪能できた一日

993の納車から丁度一ヶ月が経過し、距離にして1,200キロを走行。
毎日の通勤を始めとして、大きなトラブル無く、気温の低下とともにエンジンも少しずつ回るようになってきました。

そうそう、プチトラブルと言えば、納車直後に、クーリング・ファン・ダクトの破損が見つかり、交換を行いました。


ゴム自体が経年劣化で硬くなり、破れるみたいですね。^^;

パーツ代は6,480円・・・。

大きな負担無く済み、見つけて頂いたお友達には深く感謝致しています。










さてさて、やっとここ最近993にも体が馴染んで、楽しい日々を送れていますが、そんな中、空冷のお友達数人で出かける事に！＾＾

箱根～大観山から伊豆スカイラインで天城ルートを往復と約250キロのツーリングとなりました。






今回は大変有難い事に、お友達の空冷を運転出来る事が出来たのです。

これが良かったのか？　　　それとも・・・？^^









一台目は964カレラ。

エンジンも良く回り、シフトフィーリング、脚回り全て完璧なコンディション。

MTの楽しさが、グングンと込み上げてきます。



フロントガラスから見える、大好物の「フェンダーの太もも」も最高のロケーションで、ターンパイクの景色とともに気持ちは最高潮に！！











続いて、伊豆スカイラインでは、964ターボ。

しかも、3,6L！！



車両価格の上昇している個体にビビリながら、ターボの加速に翻弄されました。
現代のターボ車には感じる事が出来ない、あのブーストがかかった時の刺激は凄まじい・・・。

2速でコーナーに入り、アクセルを思いっきり開けることは絶対に無理（笑）








964カレラ2、3,6ターボともにオーナー様の愛情が感じられたモディを十分に堪能する事が出来て本当に幸せな一時でした。










ん？


僕の993のインプレ・・・。




皆様、あまり興味が無いかもしれませんが・・・。









お友達曰く、「サスが完全に抜けていて、峠を走るのがこわい・・・。」



やっぱり！！！







何だかこの一ヶ月で、体が馴染んではいましたが・・・。



購入して、走り始めたら・・・。










「なんだこりゃ！？」


と言う印象は「気のせい」ではなかったのですね・・・。










診断結果は、ダンパーが抜けて、おおよそバネだけが仕事をしているミタイナ。^^;









当然ながら、購入時より脚回りのリフレッシュの必要性は考えていましたが、それにしても、20年経過して、サスが機能しなくても、街乗りはもちろん、高速もソコソコ問題なく走れる空冷ポルシェの出来栄えには感心させられました。










空冷ポルシェ

購入前後は本当にビビッていました。


でも、固体の状態さえきちんと把握していれば・・・。



十分に幸せな日々が送れることが良く分かりました。








家に帰り、フードを開け、まじまじとエンジンを眺める・・・。

水冷モデルでは今までに無かった事であり、「自分は今911に乗っている」と言う感情が改めてこみ上げてくるのです。






993カレラ



購入して良かった・・・。





次回は、やや古さが見えるポルシェのボディーパーツのリフレッシュについてのお話です！＾＾