コルネのブログ一覧

あれから3週間・・・。

見積りをとるのに思いのほか時間がかかっております。

最初は一旦自宅に運び、それから後日修理工場へレッカーで運ぶ予定だったミト。

そしたら今度は車屋&板金屋&保険屋で写真を見てから見積もりを作ることになり、もうすぐ、ようやく見積もりが出来上がるとのことです。

んー、写真だけで本当に見積もりが出来上がるのだろうか・・・。

出来たとしても、おそらく概算の見積りとなるのでしょう。

後日改めて見てみたところ、バンパー下にも削れや傷があり、サイドシル右下もヘコミがありました。

目立たないといえば目立たないのだけれど、事故前の状態に修復するのが車両保険ならこの辺も見積もりには入るハズ。

一体いくらかかるのか、正直想像できない。

さてさて、そうこうしているうちにミトを移動する必要が出てきてしまった。

べつに移動しなくても良いのだけれど、できれば移動したいような状況が。





でも、ラックエンドが折れていてハンドルが効かない。

どうする？！

そして、あることを思いついた。





材料は、ホームセンターにて1000円ほどで調達。





そう、ヒントは骨折したときの添え木です。

金具を折れた箇所に固定し補強。





けっこう力が加わるところなので、金具4個でしっかり固定。





付いててよかったスペアタイヤ。

まさか今になって使うことになるとは（笑）

事故の影響で足回りが曲がりすぐにタイヤハウスに当たってしまってあまりハンドルは切れないけれど、移動さえできれればこっちのもんです。

何度も切り返しながら、希望の場所へ移動が完了したミト。

移動の方法、諦めずにいろいろ考えてみて良かった。

なんだか少しだけ、経験やスキルがアップしたような気がした（笑）

やって・・・しまいました。

スリップしてコースアウトし、側溝へ落ちた。

最初に書いておきますが、単独です。

同乗者無しで、本人身体何ともないです。





自走での脱出は不可能。

というか邪魔にならない場所に落ちてはいるので、このまま動かさないほうが正解だと判断。





右側のドアからの脱出は困難だったので、左側のドアから脱出しました。

けっこう傾いた車内。

なんだろう、この感覚。

いつもの慣れた車内なのに、まるで非日常にいるかのような。

ここにずっといたら具合が悪くなってしまう自信さえあるくらいだ。

脱出するために開けた左ドアが、車体の傾きにより非常に重たかった。





そしてナビ。

衝撃で奥のほうへ引っ込んでしまってしまっている。

こんなことって、あるんだなぁと。





少し時間を置き、落ち着きを取り戻したところで警察と保険屋に連絡し、ロードサービスを手配。

その間、ミトの状態の確認と現場検証をしてみる。

ボディーには目立ったダメージは無いみたいだけど、右前タイヤがバーストし足回りにはダメージ大で明後日の方向を向いている。

タイロッドかラックエンドが、折れているらしい。

やはり、自走不能だった。

そして道路。

まず、靴がすごく滑る。

想像以上にシャーベット状で、いかにも滑りやすいような状況。

それに降りてみて気付いたのだけれど、想像以上に道路に勾配があった。

『タイヤは新しく慣らしも終わったところだけど、過信はいけない。』

『雪の降り始める時期は特に要注意。』

『急の付く動作は厳禁。』

というのに気を付けてスピードも抑えて走っていたのだけれど・・・。

事故ってしまうときなんて、こういうものなのでしょう。

これが、『事故』というものなんだと実感。

これが、免許を取り、初めての事故となりました。





積載車のクレーンで吊り上げ、とりあえず自宅まで運んでもらった。

こんなになってしまったミトを見ていると、心が痛む。

予想以上に深刻なダメージを負っていそうだ。





ホイールも傷だらけでアウト。

何気に右リアホイールにも傷が付いているし・・・。





ジャッキで持ち上げ、めり込んだタイヤを真っ直ぐに戻してみる。

ラックエンドが折れていて手応え無し。

タイヤもこんなに後ろ側に移動してしまっている。

んー、これは自分の手には負えないなと思った。

仮に何とか形だけ直せたとしても真っ直ぐ走るか分からないし、何といってもこの先乗っていく上で不安だろう。

と、いうことで自分で修理するのは断念。


・・・と、ここまでいろいろ書きましたが、何も状況は最悪だった、ということでもないのです。

まず、同乗者がいなく、相手も無しの単独事故だったということ。

かといって他人の家やフェンスといった所有物に危害を加えたわけでもない。

通行の妨げにならないような場所に落ち、道路をふさいでしまって片側通行や全面通行止めにしないで済んだこと。

時間帯も夜中とかじゃなくて午前中だったし、携帯の電波も入る場所だった。

・・・とかね。

あぁ、あと、スピードが比較的ゆっくりだったこともあり身体は何ともないです。

なんだか、いろんな人のお世話になったなぁ。

警察、ロードサービス、保険屋。

それから、わざわざハザードを出して止まって『大丈夫ですか？』と、声をかけてくださった某輸入車乗りの優しさ溢れる女の人。


さて・・・。

これからどうしようか。

車両保険は入っているのでそれで直すことは出来る。

が、等級はもちろん下がる。

そもそも直ったとしても、何かしらの後遺症なんかは残らないのだろうか？

高速道路で車体やハンドルがブレたりだとか、タイヤが偏摩耗したりだとか。

これだけダメージのある足回りを直して乗り続けるのも、正直うーん・・・という感じは、ある。

場合によっては直さずに下りた車両保険を足しにして、代替えしたほうがいいのだろうか。

とりあえず、とあるツテから春までは借りれる代車は手配できたので、すぐにというわけではないですが・・・。

ちなみに代車は軽トラです。

エアコンあるけどパワステ無しの切り替え四駆。

・・・何故ここまで長々と、そして画像を何枚かアップしたのかというと。

この事故を忘れないため。

反省するため。

そして注意喚起。

・・・といったところでしょうか。

まずは、修理の見積もりがどう出るか・・・ですね。


・・・続く。