目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
この整備手帳は、ブースト計取付後の配管の整備を個人的な記録として残すために作成した整備手帳ですが、皆様のお役に立つ場合もあるかと思い残しておきます。
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実は…
ブースト計を取り付けられたのは良いのですが、本来他車用に開発されて部品 (BLITZ Boost Adapter) を使用したこともあって、装着後からいろいろと気になることがありました。
まずは、BLITZ Boost Adapter を取り付けるためにアルミカラーで バキュームスイッチング バルブASSY NO.1 (25860-47050) を上側に持ち上げたわけですが、そのせいで、①フューエルベーパフィード ホース NO.1 (23826-47090) が、上側に押し込まれた状態になったことです。
もう一つは①の逆でバキュームスイッチング バルブASSY NO.1 を持ち上げたことにより、②フューエルベーパフィード ホース NO.2 (23827-47130) の両端が、ノーマル状態よりも若干長さが足りなくなっていることです。
このままの状態でも走行や性能に支障ありませんでしたし、写真のようにホースバンドを取り付けていますので、漏れもないのですが、気になって仕方が無かったので対策を行いました。
合わせて、少しだけ見た目を良くするためにホースやチューブを編組チューブに通すことにしました。
他にも…このホースバンド、一応写真に写っているモノはエア用だけども水道のホースを留めているようでダサくないか?…と思いましたので、ホースバンドも純正ぽいものに帰ることにしました。
2
まず、①は単純に上流側のフューエルベーパフィード ホース NO.1は、細くなっている方を 30mm ほど切断しました。
また、最大径が 20mmまで広がる編組チューブ (MR-12-5) に通しておきました。
ちなみに編組チューブの末端処理ですが…
3
そのまま使用すると編みがほどけてしまうため、左のようにライターなどであぶり先端を溶かしてほどけないように対策を施しています。
また、一つ前の写真2のように (ちょっとダサイので不本意ですが) 結束テープを巻いてほどけないようにしました。
4
②は、フューエルベーパフィード ホース NO.2 をいったん切断し、直径 8.8mm の 真ちゅう製ホース継手を使用して延長することにしました。
使用流体は 水、空気、油。使用圧力 6.89 MPa、使用温度範囲も -40 ~ 70 ℃ でしたので問題無いかと思います。
サイズもちょうど良い感じで、差し込んでも抜けそうではありませんし、かといって差し込むのを苦労するようなこともありませんでした。
この状態で通勤で2日間ほど走ってみましたが特に問題は発生しませんでした。
そして、念のためホースバンド (板クリップ?) で写真のように真ちゅうホース継手を締め上げて、写真にはありませんが、左右の部分も同じようにボースバンドで締めました。
これも、最大 20mm まで広がる編組チューブに通しました。
5
ということで、①、②の部分をイジった後の完成写真です。
ホースバンドが純正のそれっぽくなって、編組チューブに通してあることで、なんとなくですが最初の状態よりも見た目が良くなったと思います。
まあ、自己満以外のなにものでもない感じですけれど。
②フューエルベーパフィード ホース NO.2 の部分は、若干触れるか、触れないか…みたいな部分があるため、編組チューブの上からさらにコルゲートチューブをかけて結束バンドで動かないように固定しています。(ちょっとダサイかも。それに編組チューブに通した意味がないような…)
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一つ前の写真5にも映り込んでいますが、最大 6mm まで広がる編組チューブ (MR-12-5) をブースト圧を取り出したナイロンチューブにも。
7
また、ナイロンチューブがつながるゴムパイプ部分には、最大 17mm まで広がる編組チューブ (MR-9-1) を使用。
ホースバンドには目立たないよう、あえて直径 7 mmで対応できるブラックのホースバンドを使用しました。
自己満ですが、満足のいく結果になって良かったです。
参考に作業をされる場合は、自己責任でお願いします。
8
(2021/07/11 16:04追記)
後日、さらにダブルヘッドタイを使用してブースト計側の配管取り出し口の整備を行っています。
具体的には、写真のようにラウンドしないよう、また下流側の固定や作業時に引っ張られて斜めにならないようにダブルヘッドタイで固定しました。
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