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SQUAREの愛車 [トヨタ ウィッシュ]

整備手帳

作業日:0001年1月1日

リアドアのスマートエントリー化 その1 - 配線図と配線の概要編

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
この整備手帳は、初代 WISH の後席リアドアをスマートエントリー化する整備手帳です。

また 初代 WISH 以外でも同世代の車両だと、だいたい似たような設計になっていると思われますので、参考になる部分もあるかと思います。(ただし部品が異なる、配線のピンアサインが異なるなどの場合がほとんどですのでそのままでは作業できないことにご注意ください。作業の流れやイメージをつかむのには使えるかも知れません。)

【ご紹介】
私の整備手帳以外にもリアドアのスマートエントリー化の整備手帳をアップされている方がいらっしゃいますので、流れやイメージをつかむ意味で見て置かれると良いかと思います。

○pretty tom/素敵なおじさま さんのマークXの整備手帳
・リヤドアスマートキー化 vol.1 (マークX)
http://minkara.carview.co.jp/userid/368417/car/273890/1662621/note.aspx

○ロッシーカズ さんのエスティマハイブリッドの整備手帳
・リヤ(スライド)ドアのスマートエントリー化 準備編
http://minkara.carview.co.jp/userid/479492/car/1405701/4362124/note.aspx

また、このあとの世代…例えば、2代目オーリスや3代目プリウスなどでは、この配線図とは配線が異なります。

おそらくですが、2代目 WISH は2代目オーリス、3代目プリウスと同じような感じでできると思います。

手前味噌ですが … (^^ゞ 2代目オーリスのリアドアのスマートエントリー化はこちらです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4359223/note.aspx

また私が2代目オーリスでリアドアのスマートエントリー化を検討した時に参考にしたプリウスやアクアの方の整備手帳はこちらです。

○uraおやじ さんのアクアの整備手帳
・後席ドア スマートエントリー化 その1
http://minkara.carview.co.jp/userid/2427274/car/2079792/4259206/note.aspx

○インドコアラ さんのプリウスαの整備手帳
・後席スマートエントリー化 下準備編
http://minkara.carview.co.jp/userid/1486403/car/1090772/2305087/note.aspx

○シロ26 さんのプリウス G's の整備手帳
・助手席スマートエントリー 其の⑴
http://minkara.carview.co.jp/userid/2322218/car/1813860/3257996/note.aspx

○不眠症+α さんのプリウスαの整備手帳
・全ドアスマートエントリー化 (右リアドア 室内側ハーネス製作)
http://minkara.carview.co.jp/userid/1770096/car/1310391/2709095/note.aspx

○かにきち さんのプリウスの整備手帳
・スマートエントリー(助手席)取り付け 配線図
http://minkara.carview.co.jp/userid/1413865/car/1034641/1784632/note.aspx

○ダッチャン さんのプリウスの整備手帳
・全席スマート化への道①
http://minkara.carview.co.jp/userid/447630/car/678559/1219207/note.aspx


作業前にディーラーから修理書などに記載されている配線図やコネクターの位置などがわかる艤装図などを手に入れておかれると作業がスムーズに進むかと思います。

例えば、初代 WISH では ドアロックの項目、オーリス世代ではスマートエントリー & スタートシステムの項目などの配線図を確保すれば良いかと思います。



---
まずは、免責事項といいますか、ご注意いただきたいことを掲載しています。

時折、内容を見直していますので、随時注意点が追加されている場合があります。ご迷惑をおかけしますが、その都度最新情報をご確認ください。

---
①この配線図は、正常に動作することを念頭に作成していますが、実車での作業をおこなっていませんので、動作確認ができていません。そのため正常に動作しないことも考えられます。この配線図を利用して作業をされる場合、ご自身の責任において、動作するか良く検証、検討された上で作業をおこなってください。

②オプション装着状況によっては整備手帳内の説明と異なるところがあるかも知れません。例えば、既に割り込む配線に別のコネクターが差し込まれていたり、配線色が違ったりすることが考えられます。また既存の配線色が車両の製作時期によって異なる場合があるかも知れません。

③既に 初代WISH を所有していないことに加えて、過去の写真の保存状況が悪かったために写真の再利用も厳しい状況でした。

それでもできるだけわかりやすいように、内容が伝わるように努めますが、どうしても文字だけの説明になってしまうこともあるかと思います。ご了承ください。

④記事内のパーツが既に生産中止などで入手できない場合も考えられます。ご了承ください。

⑤すべてのパーツを新品でそろえられた場合、費用の総額が5~10万近くになっている可能性もあります。

⑥作業は慣れていないとかなり時間を要します。また、試行錯誤しながらの作業になると思いますので、極力時間の取れる日におこなうか、作業を分けておこなわれることをおすすめします。

たとえば、右リアドアだけ、左リアドアだけ、ドアから車内配線の引き込みだけ、既存配線への割り込みだけ…という感じで作業を分けると良いと思います。(整備手帳内では特に作業区分をもうけていません。ご自身で「今日はここまで」という区切りを最初に決めておかれると良いかと思います。)

⑦その他の注意事項は、記事内に記載しています。

⑧作業をおこなわれる場合、くれぐれも自己責任でお願いします。SQUAREはいかなる責任も負えません。

例えば、ショートしてコンピューターが壊れたとか、車両火災が発生した…とか。

それ以外の不具合も一切責任は持ちません。自己責任でお願いします。

どうしてもやりたいけど、自分では難しい…という場合などは、クルマのカスタマイズを専門におこなっているショップなどにご相談ください。

たぶんディーラーはこの手の作業はおこなってくれません。

---
この整備手帳は前提条件が1つあります。

それは(運転席だけでもいいので) スマートエントリーが標準装備されていることです。

スマートエントリーの機能が標準装備されていない場合はこの配線図はまったく役に立ちません。

通常スマートエントリーの機能をゼロから追加することは構造、電気的配線、セキュリティ上、かなり厳しいからです。

配線作業のイメージとしては、既存のスマートエントリー配線に、追加分のスマートエントリー信号を割り込みます。つまり割り込むための下地が必要なのです。

また、リアドアのスマートエントリー化をおこなった場合、コンピューターはフロントのドアを触ったのか、リアを触ったのかというのはわかりません。

コンピューターからみれば、フロントを触ったと勘違いしているようなものです。
2
掲載する配線図についてですが、

①前期ノーマル…運転席のみ
②前期の助手席をスマートエントリー化
③前期のフロント・リアをスマートエントリー化

④後期ノーマル
⑤後期のフロント・リアをスマートエントリー化

という5パターンで順に説明します。

---
では、まずは初代 WISH 前期編の“①前期ノーマル…運転席のみ”からです。


初代 WISH 前期は、Z グレードだけ (もしかしたら Gグレードもかな?) と特別仕様車などに運転席だけ、または運転席・助手席がスマートエントリー仕様があります。

もし、助手席側もスマートエントリーだった場合は、後期と同じなので後述の④後期ノーマルをご覧ください。

標準状態を配線図にするとこうなります。

配線の色は、車両の配線の色にあわせてあります。

ざっくりと説明すると、

Z1 アウトサイドハンドル ASSY FR RH (トリガースイッチ) と書いてある部分が、いわゆるドア外側のハンドルです。

このハンドルに、キーレスの電波受信やスマートキーの認証を行うためのアンテナが内蔵されています。

また、黒いボタンでドアロックが行えます。

ちなみに黒いボタンのドアロックの配線は3番 TRG+ と 1番 TRG- です。ここだけをコンピューターにつなぐと、ボタンだけが有効で、ドアハンドルに手を触れてもドアは開きません。つまりそれ以外がアンテナと人が触ったことを検知する配線…ということになります。

アンテナ関係は、5番 ANT1、2番 ANT2、タッチ関係はおそらく6番 SGT となります。

ハンドルにあるアンテナで受信したコードがこの車かどうか判別するのはおそらく図で言う一番上のスマートキーコンピューターの方だと思いますが、その信号を増幅するのがZ2 ドアエレクトリカルオシレータ FR・RH (人センサー) だと思われます。

受信したキーのコードをスマートキーコンピューターへ送信する、人が手で触れたか検知するのがオシレーターの役割のようです。

オシレーターはスマートキーコンピューターを介して、最終的には M9 マルチプレックスネットワークボディーコンピューターに信号を渡し、ドアのロック / アンロックをおこなっているようです。

ということで…
3
②前期の助手席を後期のようにしたものがこちらです。

具体的には助手席のアウトサイドハンドルを運転席と同じものに付け替え、オシレーターと配線を接続、ハンドルとオシレーターからの配線を運転席側の配線に割り込ませています。

信号の割り込みは、自作ハーネスを作成して、既存の配線に割り込みます。

もちろん、エレクトロタップで割り込んでいただいても OK です。ただ、割り込む場所が狭いのでエレクトロタップで作業をおこなうとスペース的につらいかもしれません。

【ドア内配線】
○b1 アウトサイドハンドル ASSY FR・LH (トリガースイッチ)
・1番 黒 TRG- → 運転席足元の IF1 の7番 黒に接続。
・2番 青 ANT2 → b2 ドアエレクトリカルオシレータ FR・LH の7番 青 ANT2へ
・3番 赤 TRG+ → 運転席足元の IF1 の9番 グレーに接続。
・4番 (空き)
・5番 黄色 ANT1 →b2 ドアエレクトリカルオシレータ FR・LH の6番 黄色 ANT1へ
・6番 緑 SGT → b2 ドアエレクトリカルオシレータ FR・LH の5番 緑 SGTへ

○b2 ドアエレクトリカルオシレータ FR・LH
・1番 赤 +B → 運転席足元の IF1 の10番 桃色地 / 青に接続。
・2番 青 SEL → 運転席足元の IF1 の17番 黒地 / 赤に接続。
・3番 緑 SENS → 運転席足元の IF1 の8番 緑地 / 白に接続。
・4番 白 CLG → 運転席足元の IF1 の18番 赤地 / 青に接続。
・5番 緑 SGT → b1 アウトサイドハンドル ASSY FR・LH (トリガースイッチ) 6番 緑 SGTへ。
・6番 黄色 ANT1 → b1 アウトサイドハンドル ASSY FR・LH (トリガースイッチ) の5番 黄色 ANT1へ。
・7番 青 ANT2 → b1 アウトサイドハンドル ASSY FR・LH (トリガースイッチ)
の2番ANT2 へ。
・8番 黒 GND → b1 アウトサイドハンドル ASSY FR・LH (トリガースイッチ) の7番 白地 / 黒 へ。

---
作業をおこなう上で一番の難関は、フロントのジャバラ通し (フロントドア→車内への配線引き込み)…でしょうか?ただ、ジャバラ通しはコツをつかめばそんなに難しくありません。

【関連整備手帳】
・ドアミラーウインカーをサードパーティー製に交換 その6 - いよいよ配線をドアから車内へ
http://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4391561/note.aspx
オーリスの整備手帳なのですが、ドアミラーウインカーの配線をおこなった際、電線をジャバラに通す作業をおこなっています。同じような手順でおこなえば比較的容易に配線が通せると思います。
4
③前期のフロントドア、リアドアをすべてスマートエントリー化した配線図がこちらです。

図を見ると大変なことになってますが… (^^;;;;)

写真3にさらにリアからきた配線を割り込ませたのがこちらです。

作業の難所としては…
・フロントのジャバラ通し (フロントドア→車内への配線引き込み)

・左右のリアドアのジャバラ通しと車内への配線引き込み。

があります。

【ドア内配線】…運転席以外のすべてのドア

○アウトサイドハンドル ASSY FR・LH / RR・RH / RR・LH (トリガースイッチ)
・1番 黒 TRG- → 運転席足元の IF1 の7番 黒に接続。
・2番 青 ANT2 → 各ドアのドアエレクトリカルオシレータの7番 青 ANT2へ
・3番 赤 TRG+ → 運転席足元の IF1 の9番 グレーに接続。
・4番 (空き)
・5番 黄色 ANT1 → 各ドアのドアエレクトリカルオシレータの6番 黄色 ANT1へ
・6番 緑 SGT → 各ドアのドアエレクトリカルオシレータの5番 緑 SGTへ

○各ドアのドアエレクトリカルオシレータ
・1番 赤 +B → 運転席足元の IF1 の10番 桃色地 / 青に接続。
・2番 青 SEL → 運転席足元の IF1 の17番 黒地 / 赤に接続。
・3番 緑 SENS → 運転席足元の IF1 の8番 緑地 / 白に接続。
・4番 白 CLG → 運転席足元の IF1 の18番 赤地 / 青に接続。
・5番 緑 SGT → 各ドアのアウトサイドハンドル ASSY (トリガースイッチ) 6番 緑 SGTへ。
・6番 黄色 ANT1 → 各ドアのアウトサイドハンドル ASSY (トリガースイッチ) の5番 黄色 ANT1へ。
・7番 青 ANT2 → 各ドアのアウトサイドハンドル ASSY (トリガースイッチ)
の2番 ANT2 へ。
・8番 黒 GND → 各ドアのアウトサイドハンドル ASSY (トリガースイッチ) の7番 白地 / 黒 へ。

---
また、この図のように配線をおこなうと配線のとりまとめが難しくなるので、たとえば…

①助手席から車内へ引き込んだ配線の部分に適当な10ピン程度のコネクターを使用し、そこで左リアの配線を割り込ませるハーネスを作成。フロントとリアを一つにする。

②右リアも同じくフロントの既存配線へ割り込む自作ハーネスで割り込めるようにしておく。

③ ①と②をつなぐ自作の分岐ハーネスを作成。

このようにすれば、スペースの広いお好きなところで分岐が可能になると思います。

ちなみに中央の破線の赤丸のようにさらにこのあたりでコネクター化しておくと長い配線を引き回さなくて良いかもしれません。

あと、ドア内配線では、ドアハンドル側の1番 TRG- とオシレーター側の8番 GND をドア内で分岐 (割り込み) させることで、ドア→車内の配線数を減らしています。

実は、この配線はさらになくすことができます。(つまり6本配線を5本配線にすることができます。)

この配線はマイナス配線なので、たとえばパワーウインドウのマイナス (GND) 配線に割り込むことでジャバラに通す必要がなくなる…のですが、ここではあえて6本通す配線例にしています。

【GND 配線のヒント】

(運転席側)
・Bピラー KN1 コネクターの1番 白地に黒

・K2 マルチプレックスネットワークスイッチ RR・RH=運転席側リアドアのパワーウインドウスイッチの配線 7番 GND または9番 SEL1 (どちらも白地に黒)

(助手席側)
・Bピラー LM1 コネクターの1番 白地に黒

・L2 マルチプレックスネットワークスイッチ RR・LH=助手席側リアドアのパワーウインドウスイッチの配線 7番 GND または10番 SEL2 (どちらも白地に黒)
5
④次は後期ノーマルです。

①前期ノーマルに、標準で助手席側配線が備わっただけの図です。

注意点があるとすれば、右と左の配線色が異なることと、9番、17番の配線が左右で異なること (入れ替わっている)ことに注目していただけたらと思います。
6
⑤後期のフロント・リアをスマートエントリー化の配線図です。

私が WISH に乗っている間にこの配線図が欲しかった…。

具体的には、既存の左右フロントドアのスマートエントリー配線にリアドアの配線を割り込ませます。

その点をすっきりと配線するために、図では自作ハーネスを作成して、既存の配線に割り込むようにしています。

注意点写真5でも説明しましたが、右と左の配線色が異なることと、9番、17番の配線が左右で異なること (入れ替わっている)ことに注目して配線を間違えないようにしてください。

もちろん、エレクトロタップで割り込んでいただいても OK です。ただ、割り込む場所が狭いのでエレクトロタップで作業をおこなうとスペース的につらいかもしれません。

ちなみに中央の破線の赤丸のようにさらにこのあたりでコネクター化しておくと長い配線を引き回さなくて良いかもしれません。

作業の難所としては…
・左右のリアドアのジャバラ通しと車内への配線引き込み。

があります。

【ドア内配線】…右リアドア (運転席側)
○アウトサイドハンドル ASSY RR・RH (トリガースイッチ)
・1番 黒 TRG- → 運転席足元の IF1 の7番 黒に接続。
・2番 青 ANT2 →ドアエレクトリカルオシレータ RR・RH の7番 青 ANT2へ
・3番 赤 TRG+ → 運転席足元の IF1 の9番 グレーに接続。
・4番 (空き)
・5番 黄色 ANT1 →ドアエレクトリカルオシレータ RR・RH の6番 黄色 ANT1へ
・6番 緑 SGT →ドアエレクトリカルオシレータ RR・RH の5番 緑 SGTへ

○ドアエレクトリカルオシレータ RR・RH
・1番 赤 +B → 運転席足元の IF1 の10番 桃色地 / 青に接続。
・2番 青 SEL → 運転席足元の IF1 の17番 黒地 / 赤に接続。
・3番 緑 SENS → 運転席足元の IF1 の8番 緑地 / 白に接続。
・4番 白 CLG → 運転席足元の IF1 の18番 赤地 / 青に接続。
・5番 緑 SGT → アウトサイドハンドル ASSY RR・RH (トリガースイッチ) 6番 緑 SGTへ。
・6番 黄色 ANT1 → アウトサイドハンドル ASSY RR・RH (トリガースイッチ) の5番 黄色 ANT1へ。
・7番 青 ANT2 → アウトサイドハンドル ASSY RR・RH (トリガースイッチ) の2番ANT2 へ。
・8番 黒 GND → アウトサイドハンドル ASSY RR・RH (トリガースイッチ) の7番 白地 / 黒 へ。


【ドア内配線】…左リアドア (助手席側)
○アウトサイドハンドル ASSY RR・LH (トリガースイッチ)
・1番 黒 TRG- → 助手席足元の JF3 の7番 黒に接続。
・2番 青 ANT2 → ドアエレクトリカルオシレータ RR・LH の7番 青 ANT2へ
・3番 赤 TRG+ → 助手席足元の JF3 の17番 紫に接続。
・4番 (空き)
・5番 黄色 ANT1 → ドアエレクトリカルオシレータ RR・LH の6番 黄色 ANT1へ
・6番 緑 SGT → ドアエレクトリカルオシレータ RR・LH の5番 緑 SGTへ

○ドアエレクトリカルオシレータ RR・RH
・1番 赤 +B → 助手席足元の JF3 の10番 桃色地 / 青に接続。
・2番 青 SEL → 助手席足元の JF3 の9番 黒地 / 白に接続。
・3番 緑 SENS → 助手席足元の JF3 の8番 緑地 / 白に接続。
・4番 白 CLG → 助手席足元の JF3 の18番 赤地 / 黄色に接続。
・5番 緑 SGT → アウトサイドハンドル ASSY RR・LH (トリガースイッチ) 6番 緑 SGTへ。
・6番 黄色 ANT1 → アウトサイドハンドル ASSY RR・LH (トリガースイッチ) の5番 黄色 ANT1へ。
・7番 青 ANT2 → アウトサイドハンドル ASSY RR・LH (トリガースイッチ)
の2番 ANT2 へ。
・8番 黒 GND → アウトサイドハンドル ASSY RR・LH (トリガースイッチ) の7番 白地 / 黒 へ。

あと、ドア内配線では、ドアハンドル側の1番 TRG- とオシレーター側の8番
GND をドア内で分岐 (割り込み) させることで、ドア→車内の配線数を減らしています。

実は、この配線はさらになくすことができます。(つまり6本配線を5本配線にすることができます。)

この配線はマイナス配線なので、たとえばパワーウインドウのマイナス
(GND) 配線に割り込むことでジャバラに通す必要がなくなる…のですが、ここではあえて6本通す配線例にしています。

【GND 配線のヒント】

(運転席側)
・Bピラー KN1 コネクターの1番 白地に黒

・K2 マルチプレックスネットワークスイッチ RR・RH=運転席側リアドアのパワーウインドウスイッチの配線 7番 GND または9番 SEL1 (どちらも白地に黒)

(助手席側)
・Bピラー LM1 コネクターの1番 白地に黒

・L2 マルチプレックスネットワークスイッチ RR・LH=助手席側リアドアのパワーウインドウスイッチの配線 7番 GND または10番 SEL2 (どちらも白地に黒)

…ということで、『配線図と配線の概要編』は終わりです。

---
次は『リアドアのスマートエントリー化 その2 - 部品の準備編』 ( https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/288341/4458087/note.aspx )につづきます。

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