当て逃げ、解決しました。

今年8月、相方のクルマを駐車場に停めていて当て逃げに遭ってしまった件。



結論から書くと、「解決」。



予想外です。

当てられ損、泣き寝入りみたいなもんだろうと腹を括っていたので、まさか解決するとは思わなかった。

相手が見つかり、ぶつけたことを認め、修理代を全額支払って貰うという、考えうる限りではベストな結果になりました。

公道ではなく駐車場での出来事でしたが、警察の方がしっかり捜査してくれました。駐車場であろうと不特定多数の人とクルマが行き交うので道路交通法が適用となるようですね。だから捜査してくれたのかな。

…道路交通法…

当て逃げした場合；

・行政処分
「安全運転義務違反」2点＋「危険防止措置義務違反」5点
合計7点

・刑事罰
1年以下の懲役または10万円以下の罰金刑(の可能性)

・時効
当て逃げによる損害賠償の時効は、被害者がクルマのダメージと加害者を知ってから3年。但し当て逃げだと加害者を特定出来ていないので時効のカウントはスタートしない。実質的には損害賠償の請求権が消滅する20年(！)が時効みたいなもの。

………

調べて初めて知りましたが、普通の物損事故(？)とは比較にならないほど、かなり重い罰則となっています。



そして、思うこと。

・駐車場所には常に気を付ける
→予防は大事です。両隣ががら空きのところに停めるとかキズだらけのクルマの隣を避けるとか、色々手立てはあります。ただ、混んでいるときはどうしようもありませんし、トナラーと呼ばれるドライバーが出現した場合は打つ手なしとなってしまいます。

・施設の防犯カメラを最大限活用する
→今回はたまたま店舗備え付けの防犯カメラの視角内で、且つカメラにクルマのノーズを向けた状態で駐車していました。これが大きな武器になりました。ぶつけた瞬間から相手が此方のクルマのキズを確認している様子、そして現場を離れる時間までが全て記録されていたようです。

・モーションセンサー搭載のドラレコ
→ドラレコを装着していれば解決はもっと早かったも…

・当て逃げに気づいたら、必ず警察に通報してキズの状態を記録してもらう
→此れには2つの理由があります。まず、今回のように相手が特定できた場合、警察の方から電話がかかってきますので、連絡先を知らせる意味でも通報は必須です。次に、事故「直後」の警察による記録というのが大事です。時間が経つと当て逃げのキズだと言えなくなる恐れがあります。

・可能であれば、キズはすぐに直さずに現状キープ
→防犯カメラの映像＋実際のキズ＝言い逃れできない
ですし、今回はぶつけられたクルマを警察署に持ち込み、私と警察の方と相手の3人で立ち会ってキズの確認を行っています。修理を先伸ばししていたのですが、逆に役に立ちました。

・可能な限り警察に介入してもらう
→交渉は当人同士の話ですが、事故として扱って貰えれば、警察の方が動いてくれます。今回は警察の方が相手と連絡を取り、警察署で此方と引き合わせてくれました。ここまでを個人レベルでやるのは…無理でしょう。
今回は事故として認定されたため、相手への処罰を望むかといったことも警察の方から確認されました。クルマが綺麗に直るなら処罰なんて求めないと伝えました。

・警察の捜査を待つ
→個人情報保護の関係で、昔以上に捜査の手続きには時間がかかるようです。私のケースでは3ヶ月ちょいかかりました。



今回、警察の方が本当に丁寧な対応をしてくれました。可能な限りのアドバイスもいただきました。心から感謝しています。



兎に角、良かった。

あとはランエボが治ってくれれば万々歳です。