えとぅのブログ一覧

数日ぶりに2Aのエンジンを始動。とりあえず運転席に腰を落としてみました。図太い9Aとは違って超静かな2A。エンジンマウントが原因なのか、アイドリング時の振動はちょっと大きめ。そして手間暇かけたオーディオシステムが奏でるアコースティックサウンドと、白色LEDにフル換装したメーターのクールっぷりに自己満足。

うん、ほんとに手間暇かけた。

2Aと共に刻んだ、134575kmの旅。北は長野、南は鹿児島まで。微妙に偏っているのも、また私らしい。
このオドが増えることは、もうありません。次にギアを1速に入れるのは、積載車に積む時です。



今後は主要部品を9Aへ移植し、この2Aには9Aから外すレカロとブラック内装、リアスポ等を移植する予定です。外してても置き場が無いしね。
部品移植の他、9Aがトラブった際の代打的な意味も込めて手元に置いている2A。ですが、9Aはラジエーターからお漏らししてウォッシャーのモーターが死んでいてタイヤハウスにクラックがあるくらいで、走りは快調そのもの。
これはつまり、2Aに残された時間が決して多くはないことを意味しています。



納車から廃車まで、最初から最後まで、全て立ち会う所存です。ナンバー返納も、積載車の手配も、解体屋への陸送も、有給を駆使して全部自分でやるつもりです。それが、お世話になった2Aへの、せめてもの、精一杯の、誠意だろ。



全然カッコよくないですけど、節目くらいカッコつけさせてください。

9Aの購入当時の仕様と今後の対処をさらりと書いておきます。

・エクステリア
ユーラスみたいなバイナル
→撤去完了
エボⅤ純正アルミとタイヤ
→タイヤでかすぎ、ブリブリ当たるので215の45扁平か40扁平に変えたい
エボⅤ純正リアスポ
→トランクごと捨てる予定
エボⅥ純正オイルクーラーダクト
→バンパーごと教習車用に換える予定
クリアのウインカー類
→クリスタルタイプに交換予定
スモークフィルム
→撤去予定

・インテリア
BLITZブースト計
→イルミがブラックライト仕様で見づらい、実用的で地味なタイプに交換予定
ラリーアート300km/hメーターAssy
→このまま
社外CDMDデッキ、社外スピーカー
→配線がいい加減、2Aからナビを移植予定
→イグニッションONで点きっぱなしのフロアイルミネーション
→撤去予定

・足まわり
オーリンズの倒立式車高調
→そのまま使用予定、車高が2Aより80ミリくらい高い(純正相当？)ので、タイヤ変更後に下げます。
エボⅤ純正ブレンボ
→当分そのまま、いずれ撤去予定

・エンジンまわり
ラリーアートのマフラー、謎のフロントパイプ
→そのまま
謎のエアクリ
→清掃して利用

こんなところです。

エンジンルームを眺めてみると、プラグもラジエーターキャップも兎に角ラリーアートづくし。歴代オーナーさんたちはミーハーだったんだね。街乗りに8番のプラグは要らんです。街乗りに1.3kg加圧するキャップは要らんです。
でも、ラリーアートのマフラーなんて初めて見ました。買いたくてももう買えませんから、大切にしたいですね。

まずはラジエーター、次にプラグとタイヤ、それからタイヤハウスの溶接…ちょっとしたレストアです。

前の車も今の車もランサーなので、ブログに書くのがややこしいです。ので、MXサルーンを2A、エボを9Aと呼ぶことにします。



きょうは9Aで初めての通勤でした。気持ち早めの出勤。イグニッションを捻り、エンジンに火を入れます。程良い重低音を奏でる、ラリーアートのマフラー。ストロークの短いシフトレバーを1速に押し込み、丁寧にクラッチを繋ぎます。



グォン



2Aとは違う、力強いスタート。
狭い路地を抜け、山間部を貫く県道へ合流します。開けた視界、温まったエンジン、トランスファー。



スロットル、全開。





ゴァァァァアッ




…とりあえずすぐにクーリングへと移行したことだけを記しておきます。



2Aは「ヒラリ」。

9Aは「どっしり」。

やはり、この違いは350kgも差がある車重が主因でしょうね。

ちなみに、親父のGC8は「ドッカン」。かったるい低回転のもたつきと、劇的な高回転の盛り上がり。この振り幅は9Aでも味わえません。刺激はこちらが上です。





ひとつ確かなことは、どれも「楽しい」ってこと。低燃費の魅力も、広大な室内空間の魅力も、維持費の魅力も、高級なミニバンの魅力も、いいなぁと思うことはあっても、私にはまだよく分かりません。例え主観的であっても、ステアリングを握って「楽しい」と思える車に、魅力を感じます。



※追記
ラジエーターとプラグの交換、近日中に必要みたいです。いきなり手のかかる子です。